『さまよう刃』 東野圭吾
寺尾聰主演で映画化されたいたので興味のあった作品。
文庫本は予約がたくさん入っていましたが
私が予約した単行本の方はすぐに順番が回ってきました。
花火大会の夜、一人娘が行方不明になり、数日後死体となって発見されます。
警察の捜査の始まる中、残された父親のもとに
かかってきた犯人を名指しする密告電話。
父親のとった行動は是か非か…
被害者家族の復讐
加害者家族の行動
マスコミの興味本位の報道
少年法という司法の壁…
被害者のプライバシーはどんどん明らかにされていくのに
どうして加害者は未成年という理由だけで無条件に保護されるのか…
(未成年でなくても『人権』の名の下に保護されてしまいますが)
法は誰を守ろうとしているのか
疑問を抱きながら捜査にあたる刑事…
日頃 疑問に思っていることが小説になっていました。
重たい内容と裏腹にどんどん読めてしまいました。
満足度:
さすがmariさん!
その通りなんですよ!
父親の行動をきっと私は責められない。
その当事者にならなければ
分からない思いが重すぎますよね。
いつか映像でも観てみたいと思っています。
復讐したい気持ちは理解できるけど、してはいけない…でも、自分が当事者になったら?
死んでしまった被害者に未来はないけど、生きているというだけで加害者は守られていく…
色々な形の矛盾を上手く描いているなぁと思いました。
DVDになったら私も是非見てみたいです
今年も残すところあと1日となりましたね。
お元気ですか~?
今年は長いことお休みしていた私のブログ復活をmariさんが1番にみつけてくださいましたね。
「みんな覚えてくれてるかな?」なんて不安をかかえながらの再スタートだったのでとってもうれしかったです。
ほんとうにどうもありがとうございました。
来年もぜひ仲良くしてくださいね。
よいお年を~。
すっかりご無沙汰してしまって
おサボりの神様にとりつかれてしまったようです
ネタは色々あるのですが、どうもタイミングが合わず…折を見て復活しますので、よろしくお願いします。
ニーナさんもよいお年をお迎えくださいね