解なし
2月10日は私立高校の受験日
ということで、のんびり屋の我が娘も
さすがにお尻に火がついて
ついでに口からも火を吐きながら
頭から煙を出しながら
何とも忙しく頑張っています。
で、大事に取っておいた(?)過去の入試問題を
本番さながらに時間を計って
解いては一喜一憂…
理科と社会は時事問題を好む傾向にあるようで
『理科は地震かな、それとも台風か…』
(はやぶさ絡みで天体も捨てがたいデby私)
『社会はTPP?それともアラブの春?』
(最近の首相の名前、フルネームで書ける?by私)
などとヤマ掛けに余念がない今日この頃。
で、先日、
『おかーさん、これ、どういうこと?』と
問題集を持って鼻息荒く詰め寄られ…
『どういうことって、どういうこと?』と
疑問形でお返し
興奮状態なので、正常じゃない感じ。
国語の答え合わせをしていたら
回答欄に『解なし』と書かれていて
意味がわからない、と。
それについて解説もない、と。
高校の数学の問題では時々お目にかかった
ような気がしないでもないけど、
国語で『解なし』って珍しいなぁ、などと
思いながら、問題を読んでみると
現国の文を読んで5つぐらいの短文の中から
内容の合っているものを記号で選ぶものでした。
娘『いくら考えてもどれも合ってないし、
答えは解なしになってるし、どう考えたらいいの?』
私『だから解なしなんでしょ』
娘『へ?』
私『出題ミスで答えがないってこと』
娘『???』
『たまに学校の試験でも出題ミスでノーカウントになったり
全員正解になったりするでしょ、それと同じ』
まさか入試でそういうことがあるとは
思っていなかったようで、娘は目が点…
が、気を取り直して
『じゃあ、そういう時はどうしたらいいの?
回答欄に解なしって書くの?それとも空欄?』
『多分、勇気ある子が質問してミスが発覚、
試験中に放送もしくは連絡が入ると思うよ』
そんなことは滅多にないと思うけど
思い起こせば20ん年前の某私立薬学部の入試にて、
苦手の数学と格闘中…
解ける問題から解く!がモットーだった私、
1問目、うー駄目だ、後回し!
2問目、これもわからん、後!
3問目、むむむ…後!
4問目、解けそうな気もするけど…
先に最後の5問目を見てみよう。
と、後ろから解いていく作戦に切り替え~
これが結構快調で♪
5問目を気分よく解いて4問目に取り掛かり
3問目も頑張って解いて、2問目で引っ掛かり
最早これまでか…と焦っていたら、放送がかかり
『1問目の問題に不備があることがわかりました。
1問目を採点外とし試験時間を30分間延長します』
天使の声かと思いました
運も実力のうち?
人間諦めが肝心?
ん、逆か…???
結果、合格しました…通わなかったけど
そういう経験もあるので、常日頃から
『解ける問題を確実に解きなさい』
と言い続けている私。
高校入試と大学入試では問題の性質が違うけど
結局のところ、点を取った方が勝ち。
『じゃあ、さ、この部分の点はどう計算するの?』
娘、もう必死であります
受験生に不利のない形で処理すると思うけど
詳しいことは職員じゃないからわかりませ~ん。
『大事なのは、その問題如何で合否が左右される
ような点でなければいいということじゃないの?』
娘『あはは、それもそうだ』
公立はかなり内申点の足りていない
学校を受けようとしている娘。
なので、私立は滑り止めというよりは
お世話になる確率が高いと思っているので
全力で頑張って欲しいと思っている今日この頃。
なるべく上位のコースに引っ掛かってくれ~、と祈るのみ。
さて、当日のお弁当、何にしようかな。