「知性を磨く」こんなタイトルを見るとすぐ飛びつきます。
やっぱり人は自分の不足しているものに敏感なんでしょうね。
知性、情報という単語は私にとってはキーワードです。
冒頭に
「知能」とは、「答えの有る問い」に対して、早く正しい答えを見出す能力。
「知性」とは、「答えの無い問い」に対して、その問いを、問い続ける能力
という定義からスタートする
この本で一番、納得をしたのは
「プロフェッショナルの知恵」
経験から知恵を引き出す。
私の勝手な解釈は
いろいろな出来事が起こる、経験をする、その中から何をつかむのか、何を抽出して
自分の「知性」「知恵」にするのか、そのようなことだと思います。
ある経験をした、仕事をした、例えば採用を長く経験した、それは経験だ。またその中で
苦しかったこと、楽しかったことを思うのはそれは思い出。
しかし、採用をすることによって、何を自分が感じとったのか?何を得たのか?
「採用って人を評価することではないですね。その人の未来をみつめること」
「採用って、結局人と人のつながり、その人をどれだけ好きになれるか、育てる気になれるか、です」
「採用って、その人のもっている能力をどう引き出して、みることができるかです」
まあ、少し抽象的ですけど、そんなことを何でもいいから自分の言葉で集積をしておく
そのことが大事なのかもしれません。
そう考えると、人って体験していることを振り返りじっとそのことを考えてみる。
そんなことを普段あまり、していないですね。
じっくりと知性を集積できるように、大事に生活しないといけないですね。
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