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迷い!?

2013年04月20日 | 京都で遊ぶ
以前から一度行ってみたかった所。。。



丸窓と角窓がある、源光庵です。

鷹ガ峰にあるこの寺院、京見峠をよく通るので、この前の道は幾度となく通過していました。
ただ、中に入ったことがありませんでした。

この寺院は、伏見桃山城の遺構と言われる「血天井」が有名ですが、
僕は、何故かこの丸い窓に引かれます。



本堂、ご本尊の右側に二つの窓が並んであります。

解説書によりますと、

丸窓は「悟りの窓」といわれ、禅と円通の心を表わし、円は大宇宙を表現しているそうです。

角窓は「人間の生涯」を象徴し、生老病死の四苦八苦をあらわしている。。。

「円通」は、そもそも仏教用語で、智慧によって悟られた絶対の真理は、あまねくゆきわたりその作用は自在であること、また、真理を悟る智慧の実践。。。

難しい。。。
そのはずです!ここは、「曹洞宗」の寺院、あの「道元禅師」です。



大きな太鼓が、禅寺の雰囲気を感じさせます。
毎月、第一日曜日の朝7:00から、座禅の体験ができるそうです。

。。。と紹介しましたが、自分では、体験したことがありません。。。
偉そうには、言えませんね。



無駄なものが無く、必要なものだけある。。。
そのような飾りかたなのでしょうか、こういった雰囲気が好みです。



この歌は、道元禅師が詠んだ歌のひとつで、「本来面目」と題されています。

「只管打座」

ひたすらに座禅に徹する。そのことで、自己の心身のとらわれから脱し、
自己と世界という対立を離れ、それが悟りの境地であり、本来面目としてこの句を詠んだのだと。。。

「面目」は、ものの様子や状態のことで、本来の姿ということでしょうか。

「只管」は、ひたすら~するばかりという意味。
「打」はある動作をするという意味。

座は、どちらかと言うと「坐」のほうが良いかも。。。
「打坐」で座禅を組むという意味です。

う~ん。。まさに!「漢語」は「中国語」なんや~~!



お寺に入ると本堂には、修学旅行生が大勢いました。



その子たちが帰ると、本堂は静まり返りました。
静かに座っていると、時間が止まったような。。。いつまでも座っていたくなります。

。。。ただ、丸窓のような悟りには程遠く、角窓のように迷い真っ最中(^^;

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