今朝5時50分。
ひとつの命が天寿を全うしました・・・。
享年、45歳と6ヶ月。
早すぎる死でした・・・。
数年前に「多発性硬化症」と云う指定難病を発症し、苦しみながらも笑顔を絶やさず二人の息子を女手ひとつで必死に育ててた我が愛する年の離れたたった一人の妹・・・。
2014年11月5日、午前5時50分。
安らかに、本当に安らかに、いまにも笑顔を見せてくれそうなそんな表情で。
残していく子どもたちに、「笑顔を絶やさず必死で生きろ!」と教えるような優しい表情で、彼女は逝きました・・・。
今今まで、葬儀日程や焼香順やモロモロの相談を、葬儀屋さんとともに親戚一同で相談していました。
一段落して自宅に一旦戻ってきた私。
駐車場から空を仰ぎ見たらば、「171年に一度!」のミラクルムーンが雲間から顔を出す瞬間。
「そう言えば前から楽しみにしてたっけ。妹も見たかったろうな・・・。」
後の十三夜の美しい月を、妹の笑顔になぞらえて、少しだけ撮りました。
なんだか霞んで上手くピントが合いません。
月にかかる雲まで泣いてるようで・・・。
蒼く輝くミラクルムーン。
そして美しくも悲しい思いでとなった、「ミラクルムーン」。
今宵の月は今まで見たどの月よりも素敵で、まるで眠るように逝った妹のそのもののような気がして・・・。