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「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018年)9月11日(火曜日)
通巻第5823号 <前日発行>
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摩訶不思議、なぜ? ロシアが中国から800億ドルで金塊を購入
外貨減少のロシアが米国債を売却した分に相当する巨額だが、この話は本当か?
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ロシアが中国中央銀行から800億ドル相当の金塊を購入したという。この報道はプラウダ(英語版、9月6日)で、同紙はフェイクニュースも多いため、全幅の信頼は出来ないメディアだが、興味津々である。
第一になぜ中国が虎の子の金塊を売るのか
第二になぜロシアは虎の子のドルで支払ったのか?
すでにドイツは数年前にアメリカに預託してきた金塊を引き揚げ、その金保有量は3000トンを超えている。
過去十年、世界一の金購入は中国であり、ついでインド、サウジ、UAEと続くが、日本は先進国中最低であるうえ、日本が保有するはずの金塊はニューヨーク連銀の倉庫に保管されたまま。日本政府は返還要求をしていない。
最近、ロシアのモスクワ証券取引所と中国上海の金取引所は協定に署名しているが、これは通貨スワップとは無関係である。ロシアが2018年1月から5月までに保有してきた米国債を売却したことは、米国の財務省速報で明らかとなった。
もし、ロシアが中国から金塊を購入していたとすれば、ロシアの外貨準備の五分の一が、金の保有となる。これはルーブルの価値を強めこそすれ、弱めることはない。
となると最後の推量は以下のごとし。
中国は表向き3兆1000億ドルあると豪語している外貨準備が、事実上底をついており、したがってドルを得るために、金塊を売却して当座の外貨の手当をした。それで米中貿易戦争激化にともない当面の応戦態勢を整えた、ということかも知れない。あるいはロシアから原油、ガスならびに武器輸入の代金に振り替えた可能性もある。
▽◎◇◎み◇◇▽◎や◇◎◇◇ざ◇◎◇◇き◎◇◇◇」
11月11日目指して、トランプショックの準備を、整えたいのですが、なかなか、前に進みません。間に合うかどうか。
トランプショックが怒れば、間違い、起これば、間違いなくリーマンショックを超えるショックになるため、絶好のチャンスを生かすために、準備を整えたいのですが、ここカンボジアでは、なかなかなかなか、準備が前に進みません。間に合わなくて、また、また、傍観しているだけになるのかな。葉巻を咥えて待っているだけになるのか。