「8日目 抜粋 手は6本で4本の足を広くひろげている。眉は稲妻のように動き、歯は真鍮のように光る。<ア・ラ・ラ>とか<ハ・ヒ>の笑い声を遠くまで轟かせ、<シュウ>というような息音を大きくたてる。乾からびた人間の頭蓋骨の一連の飾りで頭を飾り、黒蛇と生首で身体を飾る。・・・ これは汝自身の脳の中から発して、汝自身の眼前にはっきりと現われ出てくる。これを恐れてはならない。おびえてはならない。おののいてはならない。汝自身の意識が身体をとったもの(意成身)であると覚るべきである。」
それぞれスターウォーズのグリーバス・ダース・シディアス・ダース・ベーダー・イウォーク・ヨーダ・フォースの暗黒面に対応している。
両指で両耳の穴を塞いで聞こえる音、身体の中の音に、この「シュウ」という音が含まれる。 By 笙田
「一度唱えるならば、一千万劫という長い間に集積された罪垢も消え去るであろう。」
「私自身が人間として最高の身体を得たときに、私の姿を見たり私の声を聞いたりするすべての人々が直ちに解脱しますように。」
「ヒンドゥ教シヴァ派のタントラやハタ・ヨーガと、仏教タントラには、人体の神経(チャクラ)・神経脈管(ナーディー)に関して相互にきわめて類似した説教が存する。神経脈管の総数は三十二本で、そのうちの三本は特に重要である。身体左側の脈管はヒンドゥ教でイダー(仏教タントラではララナー)、右側の脈管はピンガラー(仏教タントラではラサナー)、そして中央の脊髄経路の内辺を走るものはスシュムナー(仏教タントラではアヴァドゥーティー)と呼ばれる。これらの脈管の源は会陰部カンダに発し、大きさは五指幅・鳥の卵大である。ここにとぐろを巻いて眠る蛇クンダリニー(またの名をシャクティ明妃ともピンドゥ精滴とも、仏教タントラの場合はボーディチッタ菩提心とも呼ばれる)がめざめて、脈管を上昇して、臍・心臓・咽喉・額部の蓮華の四チャクラ(仏教タントラでは額部の蓮華を除く三チャクラ)を経過し、頭頂部の大脳神経サハスラーラ(仏教タントラではウシュニーシャカマラ)に到達し、ここに住する最高神シヴァと合体する。この境地は、マハースックァ(大楽)ともサハジャ(倶生)ともマハームドラー(大印契)とも呼ばれる。男女一対の精的愉悦にも比せられる完全・最高の歓喜・至福の状態である。ここにおいては、大神シヴァと明妃シャクティ、太陽と月、智慧と方便、空と慈悲、左と右、すべての対立する二極の合体溶融が現出される。現象界の二元性は破棄され、不二の境へと超出する。ヨーガ行者はシャクティを上昇させる際に、左右の二脈管によって象徴される二極・二元に流れ込ませることなく、中央の脈管に留めて上昇させるように細心の注意と努力を払う。ヨーガ行者自身の精液の制御とそれの上昇という言葉を使って表現される全人格的・肉体的禅定体験を通じて、ついに彼は至福の覚醒を得る。これはこの世の生の体験の域を超えるものであり、行者にとって自分の個人の域の場外に超出する体験、すなわち死の体験と同等のものである。かかるヨーガを体験した行者は、生きながらにして死を体験した人ジーヴァンムクタと呼ばれる。大脳神経サハスラーラに達した中央の脈管スシュムナーはさらに脳天の「ブラフマ・ランドラ(ブラフマンの孔)」に微妙なまでに近接する。不即不離に近づいたスシュムナーからは、シバァ神と明妃シャクティが合体したピンドゥ(精液)がこの脳天の一孔を経過して、行者の身体の域外へと超出し①、大宇宙においてブラフマンと合一する②。」(A,Avalon:The Serpent Power,P414)。
①上方への一直線の大道(この時に6シラブルの声音が轟く)②阿弥陀仏との出会い
上記の究極の真実・空性を「おのずから体験し理解する」ことが解脱である。
土・天・海・明(ドッテンカイメイ) オンマンペメフーム 6シラブルの声音 By 笙田
余興 首飛ぶぞ!