まずは、極楽世界に、行って生まれたいと願うこと
この願いからすべてが始まる。一番大事なことなので、
そのためには、極楽世界を、見せることが、一番てっとり早いと、考え、
極楽世界を造ることにしました。
まずは、極楽世界の池に生える色とりどりの蓮の花。
エジプトより最高級の赤・青・黄色の花の咲く、いろいろな睡蓮の種を取り寄せ
ました。
阿弥陀仏がかって法蔵菩薩であられたとき、48の本願をたてられ、それらを
成就して阿弥陀仏となられ、
「我々は、その本願の力で極楽に行って生まれたいと願い、仏の名号を見聞き
することで、阿弥陀仏の本願力を信じて、極楽に※往生することが出来ます。」
<下記注>
※往生 : 行って生まれること
<注>
ちなみにどんな博学の教授や、僧でも、自分で体験していないことは、想像で、
語るしかなく、絶対大事なさとりの順序、順番を間違えて語っています。
仏の名号を見聞きすることを、体験することにより、初めて、阿弥陀仏の本願力
が信じられるのであり、皆が良く言う、仏を信じることにより、名号を聞くのでは
ありません。名号を体得して初めて、仏を信じることが出来るのです。
リンゴを食べないで、リンゴの味を語ることが出来ないのと同じです。また、
リンゴを食べてもいないのに、リンゴはなんておいしいんだと言って、私がおいし
いと言っているのだから信じなさい!と言われても、無理があることはお分かり
でしょう。自分でリンゴを食べなければその味は、けっして分かりません。
我々が極楽世界に行って生まれたいと願う心と、阿弥陀仏の本願の力は同期
しています。
ですので、まず極楽世界に行って生まれたいと心から願うことから始めましょう。
<阿弥陀経> 衆生聞者、応当発願、願生彼国 是人終時、心不顛倒、
即得往生、阿弥陀仏、極楽国土
の衆生聞者、応当発願、願生彼国 の部分です。
そして、極楽に生まれた後は、悟りへの、修行が続きます。