明るい、開放感が感じられるリゾート、「プーム バイタン ザニアー」
カンボジアの田舎の村にある中が綺麗でツインクーラー付の簡素なカンボジア式高床ハウスに泊まれる。といったところか。
前、アマンフリークの友達がシェムリアップのアマンサラに宿泊したので、部屋とプールを見に行ったのですが、あの別格のプライベート感、閉鎖された空間感とは、180度異にした、「開放感」が感じられるのが、プーム バイタン ザニアー。
アマンサラは、アマンの中で唯一都市型なのだそうで、他のアマンは見たことないですが、シェムリアップのアマンサラ見学は、私にとって衝撃的なとにかく異次元の空間でした。
それと比べるのは可哀相ですが、プーム バイタン ザニアーの施設とプールは普通の5星のホテル並みか以下です。何から何まで簡素な作りですが、敷地が広いのと高い建物がないので、とにかく開放感があり、私の常宿だったメリディアンに比べても、敷地の中は10倍 の開放感があります。
アーノルド・ザニアー氏がファミリービジネスとしてフランス、シャレーの雪山のブティックホテルに引き続き作ったのがプーム バイタン ザニアーで、パリをベースにする建築デザイナー、レダ アマロー氏(彼のクライアントはアマンリゾート、シックスセンシズ、フォーシーズンズなど)に依頼して作ったと書いてあります。
それからなんとかアワード受賞とも書いてありますが、だいたいそういうものは、オープン時の宣伝計画に組み込まれていて、宣伝ですので当然に予算が必要。そして本当に審査していると思っている一般消費者に向けたものですので、それはうそだろうとか、それはおかしいとかとりたてて言うこと自体、しろうとが何言ってんの??という感じ。カンボジアどっぷりなんとかとい人のことだけど。デザイナーもお抱えの高いの使ったり、いろいろ費用がかかるんですよ。さらに言えば、ホテルを作る段階から、アワードは星とともにパッケージされているので、その分の予算を計上しておかないとならないし、このホテルのように出来たものが4星レベルなのに5星とするには、それ相応の追加予算が必要だったと私は考えます。
さて敷地に盛り土を最小限に抑えて、ライスフィールドと木造高床式ビラを共存させているので、まじに雨季には高床の下まで水が浸水してきそうです。排水設備は完璧でしょうが、そのように見えるところがすごいと思いました。今度雨季になったら、泊まりにきて、どうなっているのか見ようと思います。楽しみだな。もちろんその時にはよろこんで、アワードや星にかかった費用の補填をさせていただきますので。一般消費者なもんで
フロントからの眺め
プールとレストランへの道
これが!? かわいい物置でした。
現地人の高床式住居に遜色の無い高床式ヴィラ 中は綺麗
テラス この中のルームは特に特色ないので洗面台を除き省く
水田と高床式ヴィラ
小さいプール 東向き 私の考える最大の欠点であるこのプール プールと言うか、幅が狭く、併設されたレストラン席から鑑賞するための噴水といったおもむき
敷地にあるすべての施設を安作りしているのは、素朴、簡素、村というキーワードで許せるとしても、このプールはとって付けたような窮屈さで、それもレストラン席の目の前。いくら開放的といっても、私はこのプールには入りたくない。西には建物がまじかにせまり、夕日も見えないし。小さくても工夫次第で良いものに変更(縦にするとか)は可能であろう。もっともこの噴水プールとは別にちゃんとしたプールを作ったほうが早いか。またプール付の部屋もあるが、単なる四角く(2×4m・3×3m)囲んでいるだけで、カンボジア田舎の井戸の囲いみたいで、少しもよくない。プール専門家としては、許せないところ。
ホテルの送迎車
緑でマニュアルのランドローバーディフェンダーが妙に似合っていました。
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