舞姫

ひぐらし日記

介護費膨張、効率化

2017-09-10 | 日記
 介護保険が膨張している。介護施設や在宅サービスの給付費は総額約9兆円に上り、2025年度には2倍以上のおよそ20兆円に膨らむ見込みだ。

生活援助で= 安い自己負担ー 家政婦代わりに使われて本人の自立につながらないとの指摘も
生活援助なら1回約2千円。自己負担は原則1割の200円ほど。最低でも1時間925円ほどかかる民間の家事代行サービスより格段に手軽だ。軽い介助が必要な要介護1なら保険給付の月額限度額は17万~19万円程度で 上限内で何度でも利用可能。

  保険対象の施設などには国の総量規制があるが、ここにも死角がある。その一つがサービス付き高齢者住宅(サ高住)などによる需要の囲い込みだ。サ高住自体は一種の賃貸住宅で保険の枠外
ー規制に抜け道ー頻繁な在宅サービスを供給するケースも急増した。
 サ高住施設と在宅などのサービスが抱き合わせで増えていたのだ。
 ケアマネジャーと事業者が結託すれば過剰サービスは防ぎようがない。

 来年度の介護報酬改定だ。

 近年の介護費用の伸び率は医療や団塊の世代が受給し始めた年金を大きく上回る。