舞姫

ひぐらし日記

塩野義製薬のインフル新薬「ゾフルーザ」保険適用 服用1回でOK

2018-03-07 | 日記
 薬価(薬の公定価格)は10ミリグラムが約1500円、20ミリグラムが約2400円。体重が40キロから60キロの大人の場合、服用量は20ミリグラム錠2錠、12歳未満の体重15キロの子どもなら10ミリグラム1錠となる。新薬のため、既存薬のタミフル(大人向け錠剤、5日分約2800円前後)と比べると割高。4800円、1500円のうち患者負担は1~3割(自治体の子どもへの補助制度などは考慮しない場合)となる。

塩野義が販売するインフル薬は10年に発売した「ラピアクタ」に続いて2品目。タミフルなど既存の治療薬はウイルスの増殖を阻害する効果がないため、5日間は治療を継続する必要がある。一方、ゾフルーザはウイルスが自分を複製するための酵素を阻害する。細胞内で増殖できなくなるので、1回の服用で治療が完結する仕組みとなっている。