舞姫

ひぐらし日記

アンジェス---椎間板性腰痛症を対象とした後期第1相臨床試験で高い安全性と有効性の結果が得られる

2021-06-30 | 日記
 アンジェスは、新薬候補品を開発し、販売パートナーとの販売権許諾契約によって得られる契約一時金や、開発の進捗状況などによって得られるマイルストーン収益、上市後の製品売上高にかかるロイヤリティ収入を獲得するビジネスモデルとなる。

 米国で実施している椎間板性腰痛症を適応症としたNF-κBデコイオリゴの後期第1相臨床試験についての経過観察結果(12ヶ月間のトップラインデータ)を2021年4月に発表した。高い安全性と有効性(痛みの大幅な軽減と持続効果)が確認されたほか、患者自身からも高い満足度が得られるなど良好な結果が得られたと、次の開発ステージに向けてFDA(米国食品医薬品局)と協議を進めていく予定にしている。と



トファシチニブは コロナ治療薬「ヤーヌスキナーゼJAK」

2021-06-29 | 日記
 経口ヤヌスキナーゼJAK阻害薬 トファシチニブでコロナ肺炎死亡リスク低下

 コロナの重症化には、インターロイキン(IL)-6や腫瘍壊死因子(TNF)αなどの血中サイトカインの過剰な産生により引き起こるサイトカインストームが関与していると考えられている。
 一方、トファシチニブはチロシンキナーゼの1つであるJAKのうちJAK1、JAK3を選択的に阻害するだけでなくJAK2にも機能的選択性を有し、細胞内のシグナル伝達を遮断してサイトカインの産生を抑制する作用を有する。
 また、同薬はヘルパーT細胞からのサイトカイン産生も抑制し、急性呼吸窮迫症候群との関連が指摘されている各種インターフェロンやIL-6の作用を調節する作用も有する。

 日本は今年(2021年)4月、経口JAK阻害薬のバリシチニブがコロナ肺炎の治療薬と承認

「アクテムラ」、米でコロナ治療に緊急使用許可 ❕ コロナ治療薬「ヤーヌスキナーゼJAK」

2021-06-28 | 日記
  中外製薬「アクテムラ」、米でコロナ治療に緊急使用許可    
 中外製薬は25日、同社が開発した国産初の抗体医薬品「アクテムラ」について、新型コロナウイルス感染症の治療薬としての緊急使用許可を米食品医薬品局(FDA)から取得したと発表した。対象は、人工呼吸器やECMO(エクモ)(体外式膜型人工肺)などを使う重症患者だ。国内では、今年中に製造販売の承認申請を目指す方針という。

 アクテムラは、関節リウマチなどの薬としてすでに使われており、過剰に放出された炎症物質の働きを抑える作用がある。

 富士フイルム富山化学の抗インフルエンザ薬「アビガン」は国内で改めて治験を実施中。
 小野薬品工業は今月、慢性膵炎(すいえん)の薬「フオイパン」は開発断念。

コロナ治療薬「ヤーヌスキナーゼJAK」とは 

2021-06-25 | 日記
 JAKは「JAK-STATシグナル伝達経路」という重要な生命情報の伝達系をつかさどる中心的な物質で、成長ホルモンや数多く(約40種類とするサイトがありました)の「サイトカイン」の活性化に関係する物質です。
ちなみに語尾の「イブ-ib」は「阻害剤」であることを意味するもので、何かの働きを抑えることが分かる仕組みになっています。

 トファシチニブ「特効薬」は、新型コロナウイルス肺炎患者の体内で「JAK」の働きを抑えます。JAKは「サイトカインの活性化」を抑える

 つまり「サイトカイン」を静かにさせることができれば、新型コロナウイルス感染症、例えば肺炎は重症化を抑えられ、命を救うことができる可能性があることになる。

関節リウマチ治療薬は
(1)JAK(ヤヌスキナーゼ)阻害薬では、関節リウマチ治療薬 バリシチニブ(米イーライリリーの「オルミエント」)が米NIAID主導のアダプティブデザイン試験の一部としてレムデシビルとの併用療法に関する国際共同臨床試験を開始。同試験には日本も参加しています。P3試験も行われています。

(2)JAK(ヤヌスキナーゼ)阻害薬ではこのほか、トファシチニブ(米ファイザーの「ゼルヤンツ」)も欧州で医師主導臨床試験が行われているほか、スイス・ノバルティスも骨髄線維症などの適応で承認されているルキソリチニブ(製品名「ジャカビ」)のP3試験を準備していることを明らかにしています。「AS-0871」の開発に成功すればブロックバスターに育つ可能性は十分

(3)ペフィシチニブは、トファシチニブおよびバリシチニブに次ぐ第3のJAK阻害薬が登場…  関節リウマチ(RA)は慢性の炎症性自己免疫疾患で、T細胞選択的共刺激調節薬のインターロイキン-6(IL-6)阻害薬のトシリズマブアクテムラ

JAKには4種類のサブタイプ(JAK1、JAK2、JAK3、TYK2)がある。

 カルナバイオサイエンスは今後、免疫チェックポイント阻害剤との併用療法なども見据えた開発を進めていくものと予想される。



東京五輪は隔離免除の特例入国  今、感染者さらに4人判明 ❕ 

2021-06-24 | 日記
  東京五輪は隔離免除の特例入国 感染者さらに4人判明、計6人に
 東京オリンピック・パラリンピックに参加するため日本に入国した外国の選手や関係者のうち、新型コロナウイルスの感染が確認された人は、ウガンダ選手団の2人のほかに4人いることが判明した。内閣官房が毎日新聞の取材に明らかにした。

 内閣官房によると、入国後に感染が確認された選手や関係者は、2月にフランス1人、4月にエジプト1人、5月にスリランカ1人、6月にガーナ1人、ウガンダ2人。多くは来日直後の空港検疫で確認されたが、スリランカ1人は入国5日目、ウガンダ2人のうち1人も入国5日目に判明した。
 序の口でこの先はどうなる?  ”天皇陛下も心配している

 政府は現在、全ての国・地域からの外国人の新規入国を原則拒否しており、人道上の理由など「特段の事情」で入国を許可する場合は指定施設などでの14日間隔離を求めているが、オリパラの選手や関係者に対しては隔離を免除する特例がある。 オリパラ入国者は7万人前後に達する見通しで、 組織委員会が受け入れ責任者だと、どう責任をとるの ❓