舞姫

ひぐらし日記

カルナバイオ:1000億円超え期待の2新薬の開発が進展

2021-01-22 | 日記
カルナバイオは国立がん研究センターと「TNIKキナーゼ阻害剤」(大腸がん)、
北里大学と「次世代抗マラリア薬」を共同研究開発。
2016年カナダのProNAi社(現シエラ・オンコロジー)にキナーゼ阻害薬を導出。
2018年キナーゼ阻害薬の創製研究で大日本住友製薬と共同研究開始。
2019年6月米国のギリアド社から新規がん免疫療法の創薬プログラムに関する契約で一時金21億2800万円を獲得したが、今後、開発状況や上市などの進ちょくに応じて追加的に最大で4億5000万ドル(約470億円)を受け取る予定であること、さらに上市後は売上高に応じたロイヤルティーを受け取る契約。
2020年BTK阻害剤「AS-1763」で中国医薬品開発のバイオノバ・ファーマシューティカルズとライセンス契約。契約一時金はすでに受領済みだが、
マイルストーンは最大で約2億500万ドル(約215億円)、上市後は最大2ケタの料率の段階的ロイヤリティも受け取る計画。

 ブロックバスター、リウマチなどの免疫炎症疾患治療薬AS-0871で被験者への投与を開始、
 血液がんや免疫を介したがん治療薬「AS-1763」は審査が順当に進めば2月末まで欧州での臨床承認が得られる見通し。BTK阻害薬「AS-0871」は免疫炎症疾患(リウマチなど)を対象にこれらの数字は今期売上高予想11億300万円の同社にとって極めて大きな数字といえよう。
 また、さまざまながん細胞の増殖を強く阻害するBTK阻害剤「AS-0141」の開発・製造・販売の全権利を2020年6月に再取得し、国内での治験実施準備中。