MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

この時期の大町公園の天牛(カミキリムシ)

2019年06月19日 | 大町公園(市川市動植物園)にて


春から夏にかけての大町公園の昆虫が賑わいを見せてきた。
訪問するたびに新生のトンボや昆虫が見られた。
昨日はムギワラトンボ、今日は早くもアキアカネが見られた。

またこの時期に花を咲かせている「赤芽柏(アカメガシワ)」は、
昆虫たちに人気の花で、
蜜蜂の仲間や花虻の仲間、熊蜂の仲間、カミキリ虫の仲間、
蝶の仲間では、筋黒白蝶、天狗蝶、ベニシジミ、ミドリシジミ、
キマダラセセリなどがやってきていた。

今日は珍しい「ミドリカミキリ(緑天牛)」(下の写真と巻頭)と、


「フタオビミドリトラカミキリ(二帯緑虎天牛)」に出会うことができた。


数日前には、公園内では珍しい「ヤツメカミキリ」を発見。


赤芽柏の花にはベニカミキリ(下の写真)も毎日のようにやってきている。


熊野水木の花では「ヨツスジハナカミキリ」が見られ、


また「せせらぎ園」周辺の擬木でもカミキリの仲間が見られた。
「ナガゴマフカミキリ」


「ヒメヒゲナガカミキリ」


梅雨の時期だが、梅雨晴れを待っているのは昆虫も同じなのである。
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大町公園の新生の蝶たち、ほか

2019年06月04日 | あらかると


市川市の大町公園(市川動植物園)の長田谷津では、
越冬を終えたタテハチョウなどの「夏型」が羽化を迎えている。

「夏型のキタテハ」


この時期に現れる人気者の「緑小灰蝶(ミドリシジミ)」
下の写真はたまたま通りかかった場所の手の届くところに止まっていたので、
約3cmまで寄って接写したもの。4Kビデオも数分撮影できた。


「筋黒白蝶」
羽化し立ての純白さに、撮影時は紋白蝶と判断していたが、
PCで再確認して、羽にある筋や肩の黄色から筋黒白蝶と判断できた。
巻頭の写真は下の固体とは別の場所で羽化していた固体。


そして、我が家のベランダの柑橘系の葉では、
今日現在。6頭の並揚羽蝶の幼虫が一生懸命に育っている。

並揚羽蝶の卵と思われるのを発見したのが5月5日で(下の写真)


幼虫の存在に気づいたのは5月31日(下の写真)


さらに幼虫は「6月2日に緑色に変体」


昨年の観察記録から、今月中には羽化をして飛び立つことだろうが、
蛹を発見できれば、下のような羽化の瞬間をお伝えできることだろう。
下の写真が、2018年6月19日撮影の並揚羽蝶の羽化シーン。
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