MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

大晦日の野鳥とSUNSET

2014年12月31日 | あらかると

寒さが和らぎ風も無く快晴の大晦日となった。
ということで、
近くの国分川へポタリング。

通年、翡翠の写真を撮っている常連さんに遭遇したので、
翡翠の情報を聞くと、毎日のように飛来していると・・・・
が・・・・
私が到着する少し前に飛び去ってしまったようで、
30分以上は戻ってこないだろうとのことだった。

周辺にはカモ類も多く自転車を止めて数メートル先でカモ類を撮って戻ると、
まもなく翡翠が飛んできた。


翡翠を観察していると、川の中にダイビングしたが、
小魚は捕れておらず、5分後には再び飛び去った。
その後自転車で川沿いを移動していると、対岸に翡翠を発見した。

ダイビングしたのでシャッターを切ったが・・・
野鳥撮影については素人なので手振れを起こしてしまった。


その後枝の上で翅や嘴などを手入れしていたので、
上の写真のダイビングは翡翠の水浴だったようである。
翡翠ばかりでなく、水鳥なども水を浴び翅などの手入れをしていることがある。
下は、足先で嘴を手入れしている最中の写真。


更に今日は「真鴨」を発見した。
昨年の冬場には探しても見つからなかった真鴨が、
番(つがい)でいたのである。
左が体を洗っていた真鴨の雌で右の頭の緑色が特徴の雄である。


はるばるとシベリアから渡って来たにしては、
ふっくらとしており肉付きのよさそうな真鴨である。


10枚以上も撮ったためかやや警戒されて、
塒と思われる中州のマコモの上に移動してしまった。
雄の真鴨の奥にいるのは小鴨の雄で、
体の大きさは真鴨の半分以下である。


大晦日なので、2014年最後の日没を撮ってみた(巻頭の写真)。

明日は大雪の予報が各地に出ていて日本列島は大荒れのようで、
初日の出が見られる場所は余り無いようである。
関東の一部は晴れるというが・・・・・
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空に伸びる薄明光線

2014年12月30日 | あらかると

朝から晴れて穏やかな天気となったが、
スモッグのような靄が一日中取れず、
地平近くの視界は余りよくなかった。

東の空を午前6時31分撮影。


都心方面も同じだったが、スカイツリーの先端部分は普通に写っており、
600m上空にはスモッグが殆ど無いことがわかる。
午前6時32分撮影。


視界が悪いということは水蒸気やチリなどが多いということであり、
それらを媒体として「薄明光線」も発生しやすいということである。

その薄明光線が16時過ぎに発生した。
16時13分撮影。


日が傾いていたのでスケールの大きな薄明光線となったが、
地上へ降りるのではなく、上空へと向かっていた。
16時14分撮影。


薄明光線は雲の動きや太陽の動きによってさまざまに変化していくので、
最も素晴らしい瞬間がいつなのかは不明で、数十枚のシャッターを切った。
16時16分撮影。


やがて太陽は雲間から姿を見せたが、
すでに日没時とあって、上空の雲などがオレンジ色に染まった。
16時20分撮影。


巻頭の写真は日没直前の16時27分撮影。
太陽光はスモッグのために弱められていて肉眼で直視することが出来、
薄明光線は上空の雲を照らし出していた。
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残照に烏一羽

2014年12月29日 | 写真俳句


今年も後二日となった。

残照の中を飛ぶ烏には年の瀬も新年も関係無いが、
一羽だけで塒に急ぐ姿を見ていると、
なんとなく寂寥感に包まれることがる。
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残照の空に輝く飛行機雲

2014年12月28日 | あらかると

年の瀬は時として普通でないことが起きる。
昼頃にいつもの大町公園に出かけようと、
年末年始の休園日を調べると、なんと今日28日から2日まで休園。

ついでに調べると、
「二十一世紀の森と広場」は30日から1日まで休園、
更に「ゆいの花公園」は28日から4日まで休園。

上記の3つの公園は管理されていて夜間の利用は出来ず、
公園入口の門扉は朝9時にならないと開かないのである。
ということで、
年末年始は運動不足に陥るのではないかと・・・・・。

今日の日没は余り冴えなかったので、
昨日の残照時に現れては消えていた飛行機雲と、
いつもは現れることの無い珍しい飛行機雲などをまとめてみました。

巻頭の写真は昨日の日没時の16時30分撮影したもので、
最も多くの飛行機雲が見られた時間帯。
上空の筋状の雲は飛行機雲から変化したもの。

ほとんどの飛行機雲が富士山方向への飛行する航空機から生まれるているが、
下の写真は富士山方面からこちらに向かって飛んでくる飛行機雲で、
なかなか見ることのできない珍しい飛行機雲である。
16時31分撮影。


徐々に直線的な飛行機雲を伸ばしていったが・・・、
16時34分撮影。


スカイツリーの遥か後方を越した付近で飛行機雲の発生は終わった。
推定するに、神奈川県の厚木基地へ飛来した米軍機だった可能性が高い。
16時36分撮影。


米軍機のものと思われる飛行機雲は風で拡散し、
巾を増すと共に徐々に筋雲へと変化していったが、
すでに山の端に沈んでいった太陽光を浴び黄金色に染まっていた。
16時38分撮影。


夕方、スーパーに買いだしに行ったが、
年末の何となくせわしないざわついた空気が漂っていた。
それは、
「良いお正月」を迎えるための日本特有の年末だけの「せわしさ」なのかもしれない。
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国分川(松戸)の野鳥達

2014年12月27日 | あらかると

部屋の中は日が差し込んで暖かいが、
その心算で外出すると、余りの寒さに辟易することがある。

今日のポタリングの予定は江戸川までだったが、
午前9時前後はまだ空気も冷たく、
さらに、自転車のスピードに比例して体感温度も下がり、
結局は半分の道のりも行かないままに終わった。

国分川では様々な野鳥が見られるが、
野鳥達も何となく寒そうであり、
コサギは羽毛を膨らませて日向ぼっこ状態だった。


ダイサギは魚を狙っているようだったが、
カメラを向けるとやや警戒しこちらの動向を見ている。
ダイサギかチュウサギかはその場では判別できず、
写真を拡大して「口角が目の下よりも奥にある」ダイサギと判明した。


渡り鳥の尾長鴨の番や、


小鴨やハシビロガモの集団も国分川で越冬してている。
朝の寒い間は陸に上がって寝ているが、
この一団は数匹の烏に襲われ、川の中に逃げ込んだ直後である。


青鷺も日向で体を休めていたが、
やはり、
ダイサギ同様人を受け入れないような野性の目をこちらに向けていた。


同じ青鷺を順光の対岸から撮ったものだが、
やはりこのような環境ではAFは迷うようで、
下の写真は青鷺よりも後の枯れた真菰に焦点が合ってしまっている。


巻頭の写真はコサギで、
北風に煽られる羽には美しささえ感じられる。

我が家から南に位置する国分川までは追い風と言うこともあって、
我慢できる寒さだったが、
Uターンすると北風の向かい風で、肌を刺すような寒さだった。
寒風に身をさらしても問題なかったのは近年までのようで、
今更ながらに暑さ寒さへの適応能力(体力)が下がってきているのかなあと・・・・。
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