上旬は日照時間の少ない不順な天候が続き、
下旬は猛暑続きだった7月も今日で終わりである。
今日も都心では35度を記録し、
全国にある928の観測点中、157地点で35℃以上の猛暑日が観測されたという。
週間天気予報では、明後日からは最高気温が30度前後と予報され、
何とか外出も出来そうである。
こんな猛暑日が続いている中で元気なのは油蝉で、
ベランダ側の窓を開けると蝉時雨が騒々しい。
巻頭の写真が、目の前にある樹木で、
四方八方から蝉の鳴声が聞こえてくる。
さらに、団地の建物周辺は緑が多く、
その分蝉の数も多いようで、
数千匹が一斉に鳴いているのではないかと・・・、
買物ついでに、カメラを持ち出して団地内を歩いて居ると、
欅の木の地上1.5m程の所で鳴いている「油蝉」に出会った。
近寄っても逃げない。
ということで、捕まえてみた。
ジージーと鳴かれたがなぜか懐かしい感じが脳裏をよぎった。
と同時に小学生の頃に友と野山に遊んだ頃を思い出したが、
その友が誰であったのかは記憶から消えていた。
団地の清掃を担当している人たちが大切にしている花壇では、
色の鮮やかな「百日草」が、夏の日差しを浴びて輝いていた。
野草にはない華やかさが素晴らしい。
雑種地では「ヒメジョオン」が満開だった。
ベランダでは道端で採取してきた「メドーセージ」が開花を始めていた。
最初は何の草かわからなかったが、
茎が4角形だったことから、日本種の「薄荷」の仲間だろうと、
葉を千切って香りを嗅いだところ、香りがあったので、
採取してプランターで栽培していたのである。
花の色や形状で調べて「メドーセージ」と判明したのだが、
香りは余りよくなく、香草として利用している事例も見つからなかった。
明日も暑く、熱中症注意情報が流れている。
「こまめに水をとりましょう」と言うことだが、
年齢的にそれだけで熱中症が防げるとも思えず・・・・・