MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

朝焼、碧空、積乱雲、驟雨の七月尽

2016年07月31日 | 写真


早いもので、7月も今日で終わり(俳句の季語では「七月尽・しちがつじん」)である。

梅雨が明けて間もないためか、天候が余り安定しない。
今日一日をとっても、快晴、曇リ、にわか雨、曇り、にわか雨・・・・
そんな一日をカメラで追ってみた。

朝から良く晴れて見事な朝焼けとなった(下の写真・04時52分撮影)


更に都心方面までも良く晴れていて(下の写真・08時23分撮影)、
今日も一日、日差しの強い暑い一日になるものと予想し、
公園散歩には腕への直射日光を避けるため長袖を着用した。


が・・・・
僅か30分の間に、あれよあれよと言う間に積雲が空を埋め尽くした。
(下の写真は08時55分撮影)


公園内にも太陽光が届かなくなり、薄暗くなり、
ついにはあちこちで「ヒグラシ」の物悲しい鳴声が聞こえてきた。
子供の頃、どんなに楽しい遊びの最中であっても、
ヒグラシの鳴声を聞くと咄嗟に遊びを中止し、家路を急いだものである。

11時ごろには仲間と公園を出たが、結局途中で降られ、
近隣のホームセンターで買い物を兼ねた雨宿りをした。
買い物が終わる頃には雨も止んでいて帰宅を急いだ。

下の写真は帰宅直後の12時31分撮影の空模様で、
再びポツリポツリと降り始めたていたのである。


結果的には濡れるほどの雨は降らなかったが、
14時過ぎには積雲が発達し積乱雲へと変化していた。
下の写真は14時13分撮影の都心方面に発生していた積乱雲。


積乱雲は更に発達し、巻頭の写真のように驟雨模様(17時10分撮影)となり、
スカイツリーや都心のビル群は驟雨と思われる靄に包まれてしまった。
(下の写真は17時15分撮影)


不安定な気象状況のまま日没、入道雲が茜色に焼けた。
下の写真は18時46分撮影


朝から雲の変化が面白く、100コマ以上の雲の写真を撮ってしまった。
また、大町公園ではキツネノカミソリが咲き、
初見のナガサキアゲハの♂にも遭遇した。
蝶は近寄っても逃げなかったために近接撮影が出来た。
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遠花火・「第39回隅田川花火大会」と「第38回浦安市花火大会」を撮る

2016年07月30日 | 写真


住まいのベランダから見える「第39回隅田川花火大会」と、
近隣の市である浦安市の「第38回浦安市花火大会」を撮って見た。

とくに隅田川花火は、「東京スカイツリー」のライトアップや、
都心のビル群の灯りとコラボレートして美しい(巻頭の写真他)。

下の写真の右端の花火が第一会場(桜橋下流~言問橋上流)で、
左側の花火が第二会場(駒形橋下流~厩橋上流)のようである。


空からの見学であろうか、あるいはTV局等の取材機なのだろうか、
数機の航空機の航跡が写りこんでいる。


第一会場と第二会場が交互に打ち上げることが多く、
同時に揚がるチャンスを待ってシャッターを切る。


会場付近をやや広範囲に撮影したのが下の写真で、
左端にはライトアップされた「東京タワー」が写っている。



ほぼ同じ時刻、我が家からはほぼ真南で花火が揚がっていた。
隅田川花火よりも、花火の輪が大きく尺玉が多く上がっていたようである。


調べてみると、今日は千葉県内のあちこちで花火大会が開催されており、
最も近場で揚げられていたのが「第38回浦安市花火大会」だった。


遠花火の撮影方法は、打ち上げタイミングが判らず、
10秒以上の露出をする為、いくつかの花火の輪が重なっており、
非現実的な花火の写真となることが多い。
露出の間に一個だけの打ち上げで終われば、色彩的にも美しいものが撮れるのだが・・・・


子供の頃、親に手を引かれて花火を見に行ったことを思い出しながら撮って居たが、
その頃は花火よりも「屋台の珍しい食べ物」に興味があった。
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「梅雨明後初の朝焼け」と「紺碧の空に輝く夏の雲」

2016年07月29日 | 写真


気象庁は、昨日の午前11時に「関東甲信地方が梅雨明けしたとみられる」と発表したが、
平年より7日遅く、去年より18日遅い梅雨明けとなったようである。
とはいっても、
関東地方は空梅雨模様でまとまった雨が降らなかったため、
水源地の水が不足し、水不足の夏となりそうな気配である。

いよよ本格的な夏に入ったわけであるが、
今日は昨日よりも日差しは強かったが、湿度は低く公園散歩は快適だった。


当地は朝から晴れており、上空には雲ひとつ無く、
東の地平近くにある雲が朝焼けになった。
やがて、上空近くに発生してきた薄雲も茜色に染まってきた。
下の写真は04時36分撮影。


本日の当地の日の出は4時46分頃で、
日の出直後から幕張新都心のビルの反射光が見えていた。
04時52分撮影。


薄靄の中で東京スカイツリーと都心のビル群も輝き始めた。
04時53分撮影


時間の経過とともに、南よりの風に乗ってきた積雲が、
徐々に増え始め、澄んだ青空の下白く輝いていた。
下の写真は08時頃の、大町梨畑上空の積雲。


紺碧の青空に、白く眩いほどの積雲が浮いているのは、やはり真夏の光景である。
下の写真は、市川動植物園の動物園口近くから8時過ぎに撮影。


羽田空港を離陸した旅客機の機影も、雲に劣らず輝いていたが、
こんな日にフライト出来た乗客は、素晴らしい地上の光景を見たことだろう。


下の写真は13時ごろの松戸市五香西付近からの東の空の積雲。


17時過ぎには雲も取れほぼ快晴となり、
富士山や丹沢山塊なども姿を現した。

巻頭の写真は「大町公園」
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夏の蝶(並揚羽蝶、小三條蝶、姫蛇目蝶、紫小灰蝶、大和小灰蝶)など

2016年07月28日 | 大町公園(市川市動植物園)にて


今日は朝から湿度が高く、大町公園も同様で蒸し暑かったが、
幸いなことに風が吹き抜けており、木陰にて休むと体を冷やすことが出来た。

日差しは真夏そのもので、直射日光下では人ばかりではなく、
蝶や蜻蛉なども木陰で休んでいる個体が多かった。

「並揚羽(夏型♂)の吸水」
2頭が仲良く吸水していたが、カメラを向けるとやや警戒し、
並んで吸水する姿は撮ることが出来なかった。
吸水するのは雄の蝶で、
雄にとって必要なミネラル分の吸収のためだと言う。


「小三條蝶(コミスジ)」
飛び回っていたが、なぜか日向で翅を休めていた。


「姫蛇目蝶(ヒメジャノメ)」
日陰を好む蝶で、シジミ蝶より一回り大きい程度で、
白いライン模様が直線的であると言う特徴がある。


「大和小灰蝶♀(ヤマトシジミ)」
新生の蝶のようで無傷で、翅の周りの白さが美しい。


「紫小灰蝶(ムラサキシジミ)」
翅を開いたときは青いメタリック模様が輝き、
光の当たり方で様々な輝き方をする為、人気のある蝶(巻頭の写真)。
後翅に尾状突起があれば「ムラサキツバメ」で、帰り際に発見したが、
翅を開くことは無かった。明日以降に期待。

「黄腹縁亀虫(キバラヘリカメムシ)の幼生」
自転車置場の生垣で発見。あちこちに30頭以上居たが、
近くで一斉に孵化したものと思われ、成虫よりも色彩的に美しかった。



日没後の残照の中に「東京スカイツリーと都心のビル群」と
「夏の富士山(下の写真右端)」とがシルエットとなって現れた。
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夏の野の花など(鏡蓋、鏡芋、関東嫁菜、野葡萄、曼珠沙華)

2016年07月27日 | あらかると


「鏡蓋(カガブタ)」
市川動植物園の観賞植物園の庭の水槽で咲いていた。
「カガブタ」とは?・・・ブタクサと同じようなネーミングなのだろうかと、
調べた結果、植物の葉が手鏡の蓋のような形をしていることから付けられた名前のようだ。
絶滅危惧種に指定され、アサザの仲間とのこと。


「鏡芋(カガイモ)」
1週間ほど前から自然観察路などで咲き始めている。


「関東嫁菜(カントウヨメナ)」
柚香菊(ユウガギク)も同じような花のために、
判別は難しいが、野原の花ならば葉を揉むことで判定できる。
ユウガギクは名前の通り、柚子の香りがする。


「野葡萄の花」
花が余りにも小さいので、咲いているかどうかがわからないが、
花虻などが吸蜜に来ているので咲いていることが判る。
写真の虻は「ホソヒラタアブ」で体長は9mmほど。


「曼珠沙華(マンジュシャゲ=彼岸花)」
早咲きと思われる彼岸花が、大町公園の大池(バラ園の隣)の岸辺で咲き始めた。
通常、秋の彼岸のころに咲くのだが、お盆の頃に咲く品種もあるようである。


「カンナ」
大町公園、電線池の「水飲み場(水道水)」の傍らで、
黄色のカンナが数日前から咲き始めている。
花虻が花芯に潜っていったので、真上から撮って見た。


日中は晴れたり曇ったりで芳しくない天気だったが、
19時過ぎからは上空が晴れ渡り、星空が現れた。
遠景もすっきりと見え、梅雨明けも近いようである。

巻頭の写真は19時50分頃の「東京スカイツリー」

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