今日も朝から30度を超えるような暑さだった。
昨日の暑さと湿度には我慢しきれず、ついにエアコンを使った。
エアコンを使う前に巻頭の写真のように、エアコンのコンセントを抜いてから、
ドライバー一本で取り外せるものをすべて取り外し清掃を行なった。
とくに昨年頃からは湿度の高い日に使うと、
最初に嫌な匂いが出てきて閉口していた。
市販の「エアコン洗滌スプレー」(下の写真右)を二本使っても、
2日後には再び嫌な黴の匂いが出てきた。
左は市販のスプレー用容器。
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色々ネットで調べたが、最良の方法は「業者に頼む」ことだった。
が、
その中に塩素系漂白剤の「ハイター」を使うといいというのがあった。
金属部分の多いエアコンなのでまさかとは思ったが、
雑巾に雑菌がついていても、洗濯前に漂白すると雑菌臭は消えるので、
「匂いを取る方法」としては間違ってはいないのかも知れない。
風呂場のコンクリートの壁の黒いしみもハイターで取れるなど、
黴には強い「ハイター」であることには間違いない。
ということで、
エアコンが壊れたとしてもすでに10年以上使っているし、
業者に清掃を頼んでも何回か頼むと新品が買えてしまうほどの金額になるので、
「駄目元」でその方法をためしてみた。
市販の「エアコン洗滌スプレー」を使うよりずっと危険が伴うのでお奨めできません。
基本的には業者依頼が安心です。
以下作業手順(感電の危険があるのでエアコンのコンセントは必ず抜くこと)
ハイターを10倍程度に希釈して、汚れている部分に万遍なくスプレーした。
(エアコンから汚れた水が垂れるので、エアコンの下にはビニールなどを敷いておくこと、
また、希釈したものであっても漂白液に触れないように必ずビニールの手袋をし、
スプレー時の漂白剤の霧を吸い込まない様にマスクを2重にするなどの防護をしてから作業する)
すると、金属部分から黒い雫が流れ落ち金属の地肌が見えてきた。
洗剤が入ってないのに汚れが落ちたということは・・・
それは油汚れなどではなく、黴の汚れだったのである。
吹き出し口も、希釈液を含ませた布で綺麗に拭き取った。
5分程度そのままにした後、次は水だけのスプレーを万遍なくかけた。
この時点で金属本来の光沢が戻ってきたのである。
水滴などを綺麗に拭き取って半日程放置した後、試運転したが嫌な匂いは全くでなくなっていた。
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上記の清掃方法が正しいかどうかは不明だが、
強力な噴射のエアコン洗滌スプレーでもとれなかった汚れやにおいが完全に取れたのだから、
一応「成功した」と思いたい。
どうしても自分で行なってみたいという人は「ハイター」では無く「酸素系洗剤」が安心です。
7月6日付
残念ながら上記の方法では、再度匂いが出てきてしまった。
稼動停止中に、梅雨時特有の高温多湿で黴が再発生したのだろう。
とりあえず1週間は何とかなったのだが、運転を停止しなければ更に長い間有効だったかもしれない。
再度試してみるが期待は出来ない・・・・・・。