旧統一教会の話題はまだ続いている。
今の思いを自分用にメモしておこう。
ネットでは当たり前に創価学会の名前も飛び交っているが、与野党の政治家や弁護士、メディアの世界では「そ」の字すらも出ることは無く、いまだに揃って三猿状態を死守している。
都合の悪いことは一切言わない、そのあまりにも不自然な扱いによって、日本の中に存在する異様な部分が逆に露呈することになった。
良く見ておこう。与野党の政治家やメディアの世界の人々は完全に国民よりも創価学会(公明党)を優遇している。
そんな報道の中でも、公明党の記事はコメディとしか思えない。
とにかく創価学会に飛び火しないよう必死すぎるあまり、自らを忘れたコメントには苦笑しかない。
推測だが、飛び火したらさぞかし困ることがあるのだろう。
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2022年8月18日
萩生田氏は説明を 旧統一教会施設の訪問―公明幹部
(公明党の北側一雄中央幹事会長の記者会見。「社会的に問題があると指摘されている団体との関係は政治家は慎重でなければならない。国民にしっかり説明してほしい」と求めた。)
公明、萩生田氏の説明必要 旧統一教会関連施設訪問(共同通信) - goo ニュース
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2022年8月23日
旧統一教会「宗教一般と区別を」 山口公明代表
(旧統一教会が悪質商法などの不法行為を指摘されていることを踏まえ、「トラブルを多数抱える宗教団体との関係は慎重に対応すべきだ」と述べた。)
旧統一教会「宗教一般と区別を」 山口公明代表:時事ドットコム (jiji.com)
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2022年8月30日
公明、旧統一教会問題に神経質「宗教と政治」発展を懸念
(公明党が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と国会議員の関係をめぐる議論に神経質になっている。宗教団体である創価学会を支持母体としているためだ。公明は、旧統一教会を反社会的団体と強調し、旧統一教会と政治の問題が「宗教と政治」に関する議論に発展しないよう細心の注意を払っている。「この問題は政治と宗教、一般の問題ではない。社会的に問題を抱える、トラブルを多数抱える団体と政治のあり方、政党や政治家の関わり方の問題だ」)
https://www.sankei.com/article/20220830-PVGWIPDPNLCTM6UW63E6WVT6E/
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そして岸田首相にもこのように公言されてしまった。
2022年8月31日
岸田首相会見 “旧統一教会との関係断つ 党の方針として徹底”
(宗教団体などの各種団体と自民党との関係をめぐり、岸田総理大臣は
今後、社会的に問題がある団体との関係について、しっかりと判断できる体制を党の中に作っていく。)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220831/k10013795891000.html
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ここまで言っているのに、創価学会に一切触れないあからさまな三猿報道にはアキレカエルしかない。
ツッコミのいない、ボケとボケの漫才を見せられているようだ。
当然、焦点となるのは反社会的集団(カルト、セクト)かどうかである。
そもそも宗教と呼ばれる中に、反社会カルトが混じっていることが問題なのだ。
そしてその判断をするには、その集団の説明を聞くだけではなく、当然だがその周囲や被害者の話を聞き詳細に検証しなければわからない。
当事者集団と、都合の良い答えを得たいメディアの質問を聞いていても、的外れで何もわからないのは当然だ。
国内外で多くの人がカルトとして認識しているのは、オウム真理教や旧統一教会、創価学会などであるが、どの集団に対しても厳しい調査を望みたいものだ。
その後はやはり、フランスなどを参考とした基準を作り、反社会的集団には「カルト指定」が必要になるであろう。
宗教法人格を取り消し、ここでようやく政治家等は指定された集団ときっぱりと関係を断つことが求められる。
「社会的に問題を抱える。トラブルを多数抱える団体。」皆さんはどの団体を思い浮かべるであろうか。
そういえば最近の話題では、このようなものがあった。
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*洗脳したママ友”と“洗脳された母親”が同じ法廷に…裁判に影響は?弁護士が解説 5歳児餓死事件。9/1(木)
(創価学会洗脳事件の記事。タイムリーにこの裁判が報じられたが、創価学会やカルトには全く踏み込まない。)
https://news.yahoo.co.jp/articles/a16cc90d9af343c89ffa0beb5f8ec450da66cf0f
異常さが際立つ2件のニュースで名前が挙がったのは。
*公明党・熊野正士議員。
https://www.dailyshincho.jp/article/2022/09061945/?all=1
*大沼伸貴氏(40=党本部職員)。
https://news.livedoor.com/article/detail/22340842/
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創価学会(公明党)で事件を検索すると、驚くほどたくさんの事件を知ることになるが、ネット以外では創価学会員などの記載や解説が無いために、TVをどんなに見ていても肝心な情報が得られない。国民は目隠しをされている。
そして今、旧統一教会ばかりが報道されるのも、国民に対しての目くらましだ。
とにかく望むことは、まず広く情報を集め、事実を知っていただきたい。
実は私の周囲だけでも「親の遺言だと思いなさい。絶対に創価だけはダメだ!」と言われて育った方が数名いらっしゃったことには驚いた。
身を護るための的確な教えだと思う。
全国ではどれほどの数になるだろうか。
宗教というものは、人の精神を高めるものと一般には思われているが、中には逆のものもある。それがカルトと呼ばれるのだろう。
他国では当たり前に問題視されるカルト。
日本では全く議論もされず、教育もされないのは何故か。
それは問題視されないようコントロールできる立場に、手先が入り込んでいるということではないだろうか。
メディアにも政府にも、カルト汚染は広がっている。
まだ旧統一教会の被害者に力を貸してくれる弁護士はいるが、創価学会を相手にする問題は弁護士も嫌がるそうだ。
想像だが、今までに余程嫌なことを体験したり、見聞きしてきたということなのだろう。
だが議員も弁護士もメディアも頼れずに、一般の被害者は相談する所も無いのだ。それが現状である。
被害者は内部の信者だけではない。
組織とは何の関係も無くても、誰にでも、突然降り掛かる大問題なのだ。
どうかこの機会に、カルト問題を真剣に考えていただきたい。