テレビを見るとどこもかしこも被災地です。
例えば昨日多摩川の河川敷を見てきましたが、荒涼とした風景の中、堤防が傷んではいないので良かったと思っていました。
でも視界に入っていなかっただけで、少し上流の川崎市側にある宮内地区が冠水被害が発生していることを今日になって知りました。
この地区が台風直後に停電していたのは知っていましたが、冠水被害は知らず…。
何をのんきに堤防から眺めていたのか…。
昨年10月から先月までの1年間でご縁あって4回も行った箱根は信じられないくらいの被害で、通行止めもたくさん。
東日本大震災では、私が住む神奈川県も少しは被害があったので、地震に対する備えをする方はそれなりにいるけれど、水害はあまり対策していないハズです。
2016年8月、これは私が左足首を骨折していた時です。
当時骨折で松葉杖でやっと歩いていた時で、広島豪雨災害がありました。
今、豪雨災害があったら、MIFさんに私を置いて逃げろと言うしかないと絶望的な気持ちになったからです。
まさにそんな状況が東日本の各地で起こっていたのかと思うと、ナーバスになります。
つい先日まで千葉県南房総市や館山市の台風15号の被害が連日放送されていたのに、19号以降はその地区のニュースが減りました。
でもきっと私の住まい周辺よりも被害は大きいと思います。
近くの1級河川の多摩川だって、私が住む辺りは堤防がしっかりしていて、ウォーターバックはあっても、決壊はしていません。
人口が多い分、インフラ整備がされているのだと思い知りました。
人口減少局面の日本。
地方整備はどうなっていくのだろうか?と感じるのです。
今回はテレビやエリアメール、ネットの水位情報、天気情報が本当に役立ちました。
私はモノを持たない生活に憧れていても、結局ケータイもネットも手放せず、電気も無ければ情報が得られません。
なんとも忸怩たる思いも持ちます。
消費税増税でモノの値段が高く感じるなぁ、なんて思ったのが懐かしいくらいです。
増税なしに、インフラ整備できるのかしら?という気持ちもあります。
そういえば上皇さまが即位の礼を行った年も、災害が多かったっけ。
今上天皇の即位の礼を前に大きな災害となってしまいました。
さすがに今の時代、遷宮は無いでしょうけれど、方違えくらいはあってもいいのかな?と思う今日この頃です。