makoto's daily handmades

生活を見直す その11 断捨離しない家電

キッチンの断捨離で私が断捨離しないと決めた家電がある。
それは、象印IH圧力鍋。

これは昨年12月に購入したもので、新しいから断捨離しないと決めたのではない。
MIFさんでもおいしい手料理が作れるからだ。

昨年私が骨折してトイレ以外にほとんど身動きができなかったとき、それまでほとんど炊事を私に任せていたので、彼はご飯の炊き方が分からなかった。
分からないのには理由があって、我が家には電気炊飯器もガス炊飯器もなかったのだ。
そう、みすずのごはん鍋だけだったからだ。

ようやく今では彼も炊き方は分かるようになったが、今度はおかずとなると少々手間取るようだ。
去年の今頃、私は冷食と中食だけで食事を済ませていたのでMIFさんに「お店のおかずは飽きた…」と言っていたくらいだ。

IH圧力鍋の場合、レシピ本通りにセットすればだいたい魔法のようにうまくいく。
味の加減も簡単だ。
だからこの先、私が不慮の事故で突然居なくなっても、彼はおかずの1品くらいは自分で作れるはずだ。
私のような性格(いわゆる取り越し苦労タイプで、石橋を叩いて壊して渡らない性格)には、大変ありがたいもので、それだけで安心できるのだ。

さて、IH圧力鍋のレビューを書いてみよう。
今まで圧力鍋を使ったことがある人が2代目として迎えるのに最適と言える。
逆に言えば、これまで圧力鍋を使ったことがない人や電気炊飯器の手入れを面倒で内蓋の掃除を怠ってしまうような人は買わない方がいい。
この圧力鍋は、使ったら、内蓋(3つのパーツに分解)、蒸気吹き出し口(2つのパーツに分解)、直火にかけられない内釜をそれぞれ洗わなくてはならない。
この直火にかけられないというが、少々のくせ者だ。
色といい、形といい、直火にかけられるような見た目なので十分に注意が必要になる。

慣れれば簡単だが、パーツに分かれた部品は凹凸・異素材があるので洗うのが少々面倒。
電気炊飯器の手入れが面倒だなぁと常々思っていた私だが、今は仕事を辞めたのでその面倒くささもほとんど感じなくなった。

そして私にとって最も大切な要素は、一般的な圧力鍋のシュウシュウという激しい音を聞かないで済むことが何よりも嬉しい。
多少ポンパタン、ポンパタンという上記が抜ける音がするが電気炊飯器くらいの音だ。
たぶんだけれど、キッチンでこの音が出ていて、リビングで寝ている赤ちゃんが起きる可能性は少ないと思われる。

あとのネックとなるのは、一般的な圧力鍋に比べて調理時間がかかることだろう。
これも仕事をしていない私にはあまり気にならない。

だから私はこの家電を手放さない。
MIFさんでも料理をする気になるかもしれない調理器具だからだ。

ほかに手放さない家電は、ミキサー(ミル機能付き)、オーブンレンジ、掃除機、冷蔵庫などなど。
物欲が断捨離できないというのではない。
もし私に何かあったときに、MIFさんの生活が立ちゆかなくなるような断捨離はしないと決めている。
なぜなら彼は生活をコンパクトにしたいとか、シンプルにしたいという考えの持ち主ではないので、それを強要したくない。

コンパクトにしたかったり、シンプルにしたいのは私だけの話。
そう思っているから、彼も私に協力できることは協力してくれる。
本当にありがたいことだ。

今、家電で迷っているのは、食洗機。
今使っている分が壊れたら買い足さない…と思っているのだが、今も両手の指5本があかぎれで傷む。
どうしてもあかぎれができやすい私は、水を使う家事をするとあっという間にあかぎれができる。
ゴム手袋のムレも良くないので、結局食洗機に頼ることになる。
食洗機を使わないで生活ができるのなら…なんてすばらしいのだろうと断捨離の迷宮にはまってしまっている。
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