まずは、東名高速富士川SA下りで、富士山鑑賞。
手前の赤い橋が東名高速道路です。
SAの展望台にあった石ののぞき穴。
微妙に角度を合わせるのが難しかったです。
次に静岡市清水区にある東海大学海洋科学博物館に行きました。
入場したら、ポスターカレンダーをいただきました。
これでチャンバラをしている親子を見かけました。
入口付近にあったアンデルセンの人魚姫にちなんだ像です。
デンマークから贈られたものだそうです。
本場デンマークの人魚姫像は、世界ガッカリ観光地の1つと言われているそうです。
私はここには何度か来ています。
多分今回で5回目くらい。ただし最後に来たのは25年くらい前かな?
この施設の目玉は、この水槽です。
私が初めて来たときは幼稚園児だったのですが、あまりにも大きい水槽だったので、水槽が壊れたらと思うと怖くて仕方がなかったです。
サメとエイが交差します。
人間の顔の高さで、ゆったりと動くサメの姿は不思議です。
こちらはクラゲの水槽。
クラゲの動きは見ていて和みます。
博物館の資料整理に関する展示。
分野は違っても私も文化施設の資料整理に携わっているので、こういう展示に興味があります。
写真では分かりづらいですが、タカアシガニです。
プリンセス天功さんは、このタカアシガニを六本木のマンションで飼っていたそうですから、何かと大変だったことでしょう。
カクレクマノミ。たくさん展示してありました。
月齢1か月のカクレクマノミの赤ちゃん。
孵化日が1か月ごとのカクレクマノミの赤ちゃんがたくさんいました。
水槽のバックヤード。
最近はこういうところも見せてくれるのですね。
私の勤務先は、バックヤードを見せることはしていないので新鮮です。
ここは水族館ではありませんので、海の生物についてのアプローチが水族館とは少し違います。
これは海水1トン辺りの塩分量の展示。
こんなに塩が含まれているの?と驚きでした。
他にクジラの骨格標本、ヨットで使うロープの結び方、潜水士の声の聞こえ方、無動力船の模型、3D映像の上映等がありました。
展示内容が少し古いな、とも感じましたが子どもの頃に来たときのように新鮮な気持ちで楽しめた施設でした。
次に隣接する同大学の自然史博物館にも立ち寄りました。
恐竜にはそれほど興味を持っていませんが、恐竜の卵の化石を見て「そうよね、卵が化石になる可能性もあるよね…」と感じた次第です。
さて外に出ると、海洋科学博物館前で津波の実験模型があり、ちょうど実演していました、
多分子どもの頃に見たことはあると思います。
でも大人になった今、東日本大震災の映像も見ているので、この実験模型でみた渦や引き潮、津波の様子には、かなり引きました。
震災の津波は、子どもだった私には想定出来なかったはずです。
さて気がつけば昼。
ちょっと立ち寄る予定がガッツリ楽しんでいました。
ちなみにここは水族館ではないので、動物や魚達によるショー関係は一切ありません。
昼食は博物館前のお土産屋さん併設の食堂に行きました。
黒はんぺんフライ定食。
かき揚げ丼(汁物と漬物は写りませんでした)。
どちらも1,000円でした。
正直、私には食べきれない程の量でした。
MIFさんにとシェアしたので、どうにか食べられました。
静岡市の沿岸部に来て、刺身を食べないなんてもったいないことですが、とても満足なお味とボリュームでした。
さて今日、行きたかった三保の松原に向かいました。
ここは、富士山が世界遺産登録されたときに同時に登録されました。
富士山からはかなり離れているのですが、富士山信仰の1つとして申請したものの、三保の松原は除外されるかも…というハラハラドキドキの状態から一転して登録に至ったという経緯があります。
ここが三保の松原…厳密には違いまして、ちょっと道に迷って海水浴場の駐車場に着いてしまいました。
とりあえず海岸から富士山を眺めました。
海岸のかなり際まで来ました。
砂が玉砂利のようなものと、砂利と砂がありまして、私は今まで見たことがない雰囲気でした。
この三保は、砂嘴(さし)なのだそうです。
学校の地理の時間に習った砂嘴は北海道の野付半島だってので、三保が砂嘴だとは先日のブラタモリを見るまで知りませんでした。
気を取り直して、三保の松原に向かいます。
じつは松原というもの自体にも初めて行きました。
竹林は何度か行ったことがありますが、私にはこの風景が幻想的に感じます。
三保の松原と富士山。
映像では何度も観ていますが、実物は初めて。
昔の「暴れん坊将軍」のオープニング映像そのもの~と懐かしくもなりました。
さすが静岡県。カラーコーンも富士山柄。
羽衣の松。天女が羽衣を掛けた松だそうです。
羽衣伝説に感銘を受けたフランス人舞踊家エレーヌさんの記念碑。
日本を夢みても来日できず、遺言によってエレーヌさんの遺髪がここに眠っているそうです。
三保の松原から御穂神社(みほじんじゃ)に伸びる参道。
通称神の道というそうです。
歩きやすい木道です。
参道にはゆかりの文学作品などが紹介されています。
この唱歌は、私にはメロディーも分からないのですが文部省唱歌になるくらいなので、史跡名勝として郷土の自慢なのだろう、と感じました。
境内のソテツ。ソテツがこんなに良く育つのなら、やはり私が住む川崎市より温かい地域なのでしょう。
多分能舞台と思われる建物の天井照明。
初めて見るタイプの竹細工で興味を持ちました。
社殿。
境内の外側(でも神社の敷地のようです)にあった忠魂碑。
昔の三保村の戦病没者の名前が刻んでありました。
日清戦争と日露戦争の従軍関係者の名前があり、そのあとに随分空きスペースがあったのですが新たに彫られていませんでした。
この小さな三保村でも数人の犠牲者があったのでとても心が痛みます。
そしてこの石碑の大きさ、空きスペースのことを思うと、建立された大正時代の背景を考えざるを得ません。
当時勇ましく建てた忠魂碑は、軍国主義国家に向かう象徴でもあったのに、結局第二次世界大戦の戦病没者は書き切れない程いらっしゃったのか、それとも戦後そんな余裕がない状況だったのか、もしくは軍国主義を引きずっていると思われるのがイヤだったのか…。
戦後70年を超えて、各地の忠魂碑の扱いがかなりぞんざいな感じで境内の端に追いやられていることもありまして残念に思います。
忠魂碑は、当時の空気感を知ることができる身近な平和教育資材なんだけれどなぁ…。
そして御穂神社は残念なことに狛犬を含む神使の像はありませんでした。
最近、ネット検索すると「神奈川は狛犬が多い」という記述を見かけて驚いています。
神奈川県は昔から「新しもの好きで不信心者が多い」県民性です。
それなのに狛犬が多いの?と。
でも隣県でも狛犬がいない神社も多いのであながち間違えではないのかな?とも。
このあと、神の道を戻って行きました。
無料駐車場はこのあと随分待ち列ができていました。
私たちは並ばずに駐車できたので運が良かったようです。
そして一度行きたかった杏林堂薬局に寄りました。
ここはオリジナル商品の柿の種が「マツコの知らない世界」で紹介された静岡県ローカルの薬局です。
残念ながらお目当ての柿の種は販売がありませんでした。
でも、静岡県ローカルの「うす茶あられ」を購入できました。
これは甘いインスタント抹茶飲料です。
去年11月に愛知県へ行った帰りに東名高速のSAで購入して美味しかったので再購入しました。
多分、今後静岡県に行くたびに購入してしまうことでしょう。
長年、一度は行ってみたいと思っていた場所でしたので、とても満足度が高いドライブでした。
MIFさん、今日も連れて行ってくれてありがとう!
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makoto
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