makoto's daily handmades

東京都世田谷区・兵庫島探検

MIFさんが所用のため二子玉川に行くと言うので、付いていきました。
私が子どもの頃は、デパートと言えば二子玉川の玉川高島屋でしたが、元々あまり行く機会が無くて、10年近く降りたことが無かった駅です。

MIFさんの用事がかなり時間がかかることが分かったので、私は散歩がてら多摩川の河川敷に行ってみました。

写真多めなので、お暇なときにどうぞ。

東急田園都市線の車窓から多摩川の上流側を見ると「あの中洲みたいなところは何だろう?」と思う場所があります。
それを兵庫島(ひょうごじま)と呼ぶと知ったのは、社会人になってから。
それは、由良兵庫助の首無しの死体が流れ着いたことに由来すると知ったのと同時でした。
この人物は新田義貞の次男の家臣…と言えば、全国区の武将ではないし、室町時代の始めの頃と思っていただけるかな?

さて、そうは言っても兵庫島。
どうな島なのか、いざ探検!

東急田園都市線の二子玉川駅と多摩川に架かる高架橋。
この辺りは、デイリーポータルZの編集部があるので、たまにこの辺りの風景が記事に出てきます。


武蔵小杉駅周辺のタワマン群。
こう見ると、異様な要塞感がします。
うちはタワマンではありませんが、あの一角に住んでいると思われているかと、ちょっと違和感があります。


左側の幅広の高層ビルが、楽天本社。


東急田園都市線の高架下(左岸)。


東急田園都市線(左側)と二子橋(一般道)の高架下の間。
こういう空間は普段見られないので、楽しいです。


右側の橋を渡ったところが兵庫島。


兵庫島は親水公園になっていて、柵はありません。


左側が多摩川、右側の河原が兵庫島。正面の水色の橋が国道246号線。
この国道は、都内では青山通りと呼ばれますが、私が住む神奈川県では大山街道とか矢倉沢往還と呼ばれています。


兵庫島から、多摩川左岸を見上げました。
真ん中の高層マンションには、昔、富士観会館(ふじかんかいかん)という式場がありました。
私の親戚が結婚式をしたし、私が社会人になって初めての会社の歓送迎会が行われた場所でした。
富士観会館の目玉は、宴会場から見える富士山の眺めがとてもいいことでした。


兵庫島を歩いて一周忌してみようと思いました。
私の立ち位置あたりは、昨夏の花火大会で落雷があったところ。
今年はその花火大会が夏から秋に季節を変えたら、ちょっと寒いくらいだったらしいです。


兵庫島は兵庫島公園として整備されています。
私が子どもの頃に見ていたのはもっと野趣あふれる感じでしたが、いつの間にか整備されていたみたいです。




兵庫島の1番標高が高いところから、ひょうたん池を望みました。


1番標高が高いところはこんな感じ。


1番標高が高いところはたぶん築山なのでしょう。
ここは、国道246号線の東京側(多摩川左岸)の橋のたもと。


兵庫島の湧水になっている施設。


この兵庫島は世田谷区に属するはずですが、渋谷区が管理する土地があるとは思いませんでした。
なぜなら、多摩川は渋谷区を通過しないためです。


広いグランドがたくさんあります。
ここから暫くグランドが続きますが、下の写真のような獣道らしき道もチラホラ見かけます。




野鳥観察のグループを見かけたりしましたが、どこまで行っても、兵庫島の端っこに行き着きません。

大丈夫か?と不安になります。


振り返ると、楽天本社ビル等がとても小さく見えます。
兵庫島はこんなに広かったの??と疑問符がいっぱいで不安です。

すると、いつの間にか土手の上にいました。
あれ?兵庫島は島では無いのか?
たしか中洲だと聞いた覚えがあったのに…。
ちょっと不安になったのでそのまま二子玉川駅方面に引き返しました。


あれ?この川は何?という川に出くわしました。

意地でもタブレットで地図を確認しない私。
「地図を持たない町歩き」というテーマで町歩きをしていますので、薄らボンヤリとした記憶の中にある地図を引き出してみて、恐らく野川(のがわ)であろうと想像してみました。
後で確認したら、やはり野川です。
野川の上流は、朝の連続ドラマ「ゲゲゲの女房」の舞台にもなった深大寺などがあります。

さて、野川沿いに歩くとヘンなモノを見つけました。

川の傍に革靴が揃えて置いてありました。
さすがに気持ち悪い、後味が悪いので、周囲を見回しましたが、野川に人が落ちているようには見えませんでした。
悪質なイタズラでしょうか?


近くに諏訪社があったので立ち寄りました。
対岸の川崎市高津区には諏訪という地名があるので関係があるかもしれません(詳細は不明)。
それに氏子さんらしきお名前も対岸の高津区久地(くじ)あたりに多い姓でした。


諏訪社の敷地に「筏道」という印がありました。
ちょうど多摩川の対岸には「二子の渡し(ふたごのわたし)」という道標がありますから、この渡しのことを筏道と言うのかもしれません。


国道246号線の下をのぞきこんだら、あまり見たことがない風景がありました。
水道管なのか、それとも違う管なのか?これは何だろう?と疑問に思いました。
もっと上流には多摩水道橋があり、下流にはガス橋という橋があります。
それまで国道の下にこんな管があるとは知らなかったです。


この緑地帯は昔の堤防になります。
右側が多摩川や本来の堤防があります。
旧堤防の右側は、今はマンションばかりですが、昔は料亭街だったと聞いたことがあります。

そして結局、兵庫島のことがよく分からなかったので、地図を確認しました。

兵庫島、島じゃなかったんだ!
それなのになぜ島と名付けた?と謎が深まりました。

そしてちょうどこの旧堤防に到着した頃にMIFさんから連絡があって「もうちょっと時間がかかりそうだ」とのことです。
先に帰るにはもうちょっと見て回りたいところもあったので、続きは明日更新します。

コメント一覧

makoto
jun-sweetsさんへ
革靴は履き古した感じはありますが、まだまだ履ける感じでしたから、ギョッとしました。
雨に濡れている感じでもなかったので、つい最近置かれたような雰囲気でした。
jun-sweets
こんばんは(^^)
川の近くのあんなところに靴があったら、
私でも「まさか誰かが・・・」と考えますよ。
あんな悪戯はよくないですね(T ^ T)
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