makoto's daily handmades

西湘さんぽ あじさいからSLまで 番外編

一昨日の散歩が楽しかったので今も余韻に浸っています。

今回は興味が赴くままに写真を撮ったけれど割愛した分をご紹介します。

 

まずは私が大好きな狛犬ちゃんです。

南足柄市の福沢神社の狛犬ちゃん。

平成21年から24年にかけて境内の改修があったそうで、この狛犬ちゃんも新調したようです。

デザインは昭和後半から見られるタイプです。

 

次に山北町の八幡神社で見かけた狛犬ちゃん。

この神社は崖を登るような階段が参道になっていて、階段脇の高低差を利用して、狛犬ちゃん(阿吽)2体、阿像の下に1匹の子ども狛犬ちゃん、吽像の下に2匹の子ども狛犬ちゃんがいて、全体で5体の狛犬ちゃんで構成されています。

 

1月に巡った松田町の寒田神社は、平地にありますが狛犬ちゃんの構成が似ているので同じ石工さんかと思いました。

しかしながら急な崖に設置されているので石工さんの名前や年代は確認できませんでした。

でも石の風化や勇ましい表情から戦前(昭和10年代)かな?とも思いました。

ただし阿吽像の身体にある巻き毛表現がつむじ状の線彫りなのでかなり凝っている表現です。

かなり腕のいい石工さんだと思いました。

 

次に山北町の室生神社の狛犬ちゃん。

これまで見てきた狛犬ちゃんの中でもかなり小さくて、神社の建物が立派な分、とても小さく見えました。

なんとなく沖縄県のシーサーを思わせる感覚になりました。

でもよく見ると、前足の足回り、腕毛、顔のパーツとか何しろ凝った彫り方になっていました。

ついうっかり、石工さんの名前や奉納時期を見てくるのを忘れてしまいました。

形から戦前(昭和一桁)だとは思うのですが、台座に「奉納」と彫られていないのでこの時代に「奉納」と彫らないのも違和感があって分かりません。

 

さて次になんだかよく分からない石碑です。

開成町のあじさいの里の近くにあった「内藤家発祥の地」という石碑です。

じつはこの石碑の左に内藤家の墓地があります。

「内藤」という姓は、江戸時代の旗本や御家人に多く、その「内藤」姓をさすのか、それとも地元の旧家に内藤家があるのか、そもそも全国の内藤家の代表なのか、説明文がなくさっぱり分かりません。

江戸時代はここは小田原藩領内で親藩だからこそ迷いに迷うよく分からない石碑だと感じました。

 

石碑のすぐ近くで有害鳥獣駆除実施中の幟旗を見かけました。

ハンターの方がいるのかな?と見回しましたが姿は分かりませんでした。

その直後、私はヘビを踏みそうになり「ヒーッ」と叫んでしまいました。

ヘビは駆除の対象ではないのでしょうけれど、とても心臓に悪かったです。

その後2匹もヘビを見かけました。

ああ、私は老後に田舎暮らしはできないだろうな、としみじみ感じた一瞬です。

 

開成町では水道施設をたくさん見かけました。

足柄平野では酒匂川の伏流水を上水道に使っているそうですから、これもその施設なのかな?

私が見学したことがある上水道施設は、35年くらい前に川崎市内の施設を見たことがあるだけなので、規模の違いに驚きました。

人口の違いもありますが、さすが丹沢山地の麓。

取水施設から各家庭までの距離の近さを感じました。

それと神奈川県温泉地学研究所のホームページを拝見すると、1923(大正12)年の関東大震災で足柄平野全体で飲料用井戸が涸れてしまったこともあって、水道組合が整備された記念碑があるそうです。

残念ながら今回は記念碑を見つけられませんでした。

 

次に発電施設も印象深かったです。

福沢神社のすぐ隣にあった水力発電施設。

ここまでに至る道筋に小さな鉄塔があり「福沢線」のプレートがありました。

私は鉄塔にも少し興味があるのですが、これは

銀林みのるさんの「鉄塔武蔵野線」という小説の影響です。

私も子どもの頃、自宅窓から見えた鉄塔がどこから始まってどこで終わるのだろうか、とボンヤリ眺めることがあったからです。

 

これは山北町の国道246号線の脇で見かけた石碑です。

大きな石碑には「清和」と書いてあると思うのですが、「清」の字は自信がありません。

国道沿いですから道祖神や馬頭観音はありそうですが、これは何だろう?と疑問に思うばかりでした。

西湘地区は関東大震災関連の石碑が多い地域なのですが、それともちょっと違いそうなので、首を傾げてばかりでした。

 

さて昨日書いた「その2」では、サラッとご紹介したSLですが、ホントはものすごく興奮して見てきました。

山北鉄道公園の敷地に入る前から、独特の機械油のような石炭のようなにおいか漂っていました。

 

運転席には入れないのですが、見ているだけで楽しかったです。

私が物心ついたときには、SLは観光用に運用しているだけで、公園に鎮座している車体という印象でした。

ここのSLは公園に鎮座しているのに、油臭くて、ホントに不思議な感覚になりました。

 

普段私の生活圏では見ることが殆どないモノがたくさん見られた西湘さんぽ。

今後も年数回は続けていきたいのですが、私はヘビやトカゲが苦手。

次回はもう少し人家がある場所を歩く方がいいかな?

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