長野県の戸隠神社に行ってみたいな、と。
ところが感染症のほかにも少々不具合がありまして、長野県旅行はキャンセル。
せっかくのお休みなので、近場に行こうとなりまして、箱根に行くことにしました。
同じ県内にある箱根なので、私は小学校の林間学校以来約35年ぶり、MIFさんは恐らく人生初の箱根宿泊です。
だって日帰りできる距離ですから。
今回も写真多めなので、お暇なときにご覧ください。
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まずは大涌谷(おおわくだに)です。
箱根には箱根山という名称の山はありません。
箱根町全部が火山で、その火口がこの大涌谷です。
3年前に警戒レベルが上り、一時入山規制があった場所です。
今はまだ遊歩道には入れませんが、売店周辺までは散策できます。
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大涌谷から振り返れば、富士山が見えます。
富士山を見ながら、名物黒たまごを食べました。
今回の火山を楽しむのには、この大涌谷にある箱根ジオミュージアムに行ってみました。
箱根の火山について1番詳しい施設です。
今回は、それともう一つ。
この施設と箱根関所跡で、ブラタモリのパネル展が開催中でした!
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いや〜、楽しかったです!
火山を楽しみに来たのですから、ここは本当に楽しい施設でした。
なにせ目の前に噴火口がありまして、その成り立ちを知ることができるわけですから。
ここから仙石原(せんごくばら)に行きました。
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一面のすすき野原。
これも箱根の噴火が関係しているのです。田んぼはもちろん畑にも開墾ができなかったので、すすき野原になった場所です。
次に近くにある箱根湿生花園(はこねしっせいかえん)に行きました。
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私は40年ぶりくらいに行ったのですが、当時の記憶が曖昧すぎてひたすら湿地帯のような風景と思っていましたが、意外といろいろな木々がありました。
どんぐりも様々ありまして「どんぐりちゃん!」とか、「ムカゴだよ!」と繰り返していたため、MIFさんから「もう分かったから…」と呆れられました。
だってどんぐりとムカゴ探しが楽しいのだから仕方がない…。
箱根ガラスの森美術館にも立ち寄りました。
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今回の企画展では、風に揺らぐグラスが何点もありました。
これ、風で揺れるのですがさすがに風を当てる訳には行きませんから、風で揺れる様子が映像て流れていました。
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こちらは「鳥」という題名の作品。
マンボウのようにも見えます。
ここから、芦ノ湖(箱根の火山性の湖、カルデラ湖)方面に向かいました。
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「箱根八里」の歌碑です。
私は小学校の林間学校で、この歌を覚え、意味を学んだ記憶があります。
明治時代の子ども達は、その歌詞の意味が分かったと習った記憶がありますが、本当かな?大人になった私にはやはり意味が難しいぞッ!
ここから箱根関所跡に行きました。
ここも小学校の林間学校で来たことがありました。
平成13年までの34年間の箱根関所跡は、建物の立地が異なっていたそうで、史実に忠実な再建をして現在の建物に建て直したそうです。
私が子どもの頃に見た関所跡とは全然違いまして、これは驚きました。
あの強烈な記憶に残っていた「出女(でおんな)の髪を念入りに調べる老婆」のマネキンは、資料館に残っていました。
あ、これだ、これ〜!と思いましたが、MIFさんは初めて見たのだとか。
ちなみにここにもブラタモリのパネル展がありまして、こちらは撮影禁止でした。
番組て使った小道具等もあって、面白かったです。
タモテバコの箱根寄木細工が可愛らしかったです。
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私が立っている場所は、関所の見張り小屋です。
急登の階段の上からの眺めはとても清々しかったです。
ここから恩賜箱根公園に行きました。
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湖畔展望館です。
元々皇族のための箱根離宮だった場所です。
戦後直後に神奈川県に下賜され、一般公開になりました。
離宮自体は、関東大震災や丹那地震で倒壊して残ってはいません。
展望館は、離宮を元に再建した戦後の建物だそうです。
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これは二百階段と言われる階段で、苔むした様子がとても魅力的でした。
ここからまた歩いて、旧東海道の杉並木に行ってみました。
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苔むした雰囲気がとても良かったです。
ただ、少し足元が悪かったのでMIFさんも私もちょっと歩きにくかったです。
このあと、強羅(ごうら)温泉で泊まりました。
箱根にはいくつかの源泉があって、強羅はその1つです。
箱根の山々の中では、1番宿数が多い地区だそうですが、どこも断崖絶壁のような立地に宿泊施設がありまして、私達が泊まった宿もそういった建物です。
宿はとてもゆったりと過ごせて、何度も温泉に浸かりました。
窓からの眺めも、木々が大きくて林の中のようでとても爽やかな気分になりました。
ここから2日目(今日)です。
思ったよりも雨が強かったので、予定を少し変えました。
箱根神社に行きました。
奥の院は、ロープウェイに乗って箱根駒ケ岳の山頂にありますが、奥の院は5年前に行ったことがありました。
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芦ノ湖湖畔から参道を歩き、こちらの階段を登りました。
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階段の途中に曽我神社がありました。
曽我兄弟を祀っています。
いつもながらの狛犬撮影。
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箱根神社。
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こちらも狛犬。
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箱根は標高が800〜1000メートルくらいなので、霧が発生しやすいのかもしれません。
そのせいで狛犬が苔だらけなのかな?と。
苔むしたモノが多くて観光するにはいいけれど、住むのは湿気の多さに嫌気がするかもしれません…。
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箱根の芦ノ湖には九頭竜伝説があります。
箱根神社のすぐ隣に九頭竜神社があり、これもそれにちなんでいるそうです。
ここから芦ノ湖スカイラインと箱根スカイラインという有料道路をドライブしました。
MIFさんも初めてかも…とのことでした。
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有料道路は、箱根の外輪山に沿っているので見えているのは、静岡県沼津市や駿河湾です。
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こちらは芦ノ湖(神奈川県)側です。
芦ノ湖は神奈川県ですが、水利権は静岡県にありますので、神奈川県民がこの水を利用することはできません。
でも神奈川県は、丹沢山地という国内有数の水源地を持っているので、渇水にはなりにくいです。
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途中にあった命の水(みことのみず)神社。
狛犬。
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道端という感じのところにあって、狛犬も小さめ。
有料道路の途中にあって、民家は全然見つかりませんでした。
どうやって維持しているのか不思議でした。
ここから静岡県御殿場市に向かいました。
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とらや工房さんに立ち寄りました。
このとらや工房さんの敷地は、東山旧岸邸(元首相岸信介氏の隠居地)にあります。
平日の雨の日というのに思ったよりも混んでいました。
「マツコの知らない世界」でも紹介されたので、以前のような隠れ家的な印象がなくなってしまいました。
いまやメジャー観光地と言えそうです。
ここから東名高速道路の御殿場ICで帰路につきました。
東京方面に向かって走り出し、都夫良野トンネルの手前でMIFさんが「今、どこを走っているか分からない」と言い出しました。
分かる人には分かる不思議標示を発見しました。
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この区間で右ルートがあるのは、下りです。
この時上りを走っているので、まるで逆走しているような錯覚になります。
じつは今、東名高速道路は集中工事期間で上りルートが通行できません。
下りは、左ルートと右ルートがあるので、下り右ルートを上り用として開放しているのです。
元々、平成の初めまでは下り右ルートは上りルートでした。
MIFさん曰く「父親の運転で通ったことはあるけれど、自分で運転するようになって右ルートを上りで通るのは初めて」とのことでした。
分かりにくい説明で申し訳ありませんが、これはちょっと珍しいことなので嬉しい記念になりました。
今回も遠くまで連れて行ってくれて、MIFさんありがとう!