この日は、両親、兄、私の4人で交配をしました。私は午前中だけ。義姉は午後だけ。
2日前に壊れた電動梵天の代替品が午前中に届いたので、途中から全員が電動梵天を使いました。
じつは前日から私が使っていた電動梵天、前日の最後の方で、何度かカラカラという音が時々していまして。
すわ、故障か?となったのですが、この日はその音が鳴らず。
うーん、原因はよくわからないです。
それとともに私が使っている電動梵天だけやたらとセットしてある花粉が減りました。
よく見たら、噴出量の調整弁の目盛りが通常とズレて多く排出する設定に…。
たぶんこの日の途中、花粉の補充時点までは目盛りは合っていたはずなのですが、花粉をムダに使っていたかと思うといたたまれないです。
電動梵天で使う花粉は純花粉+増量材で、どちらもそこそこのお値段。
経営者の兄に言わせれば、1台分を30分くらい間違えたって大したことないよ、だそうですが…。
でも私の気持ちは撃沈です。
当地のソメイヨシノはまだ今週末は花見ができるほどの開花状況ですが、実家の果樹は交配で梵天が触れるたびにハラハラと花びらが散る勢いでした。
両親曰わく「桜よりも早く散っちゃいそうだなんて、なんて年だ!」だそうです。
私も葉桜の頃に交配作業が終わるという印象でしたからねぇ、50年以上果樹栽培に関わる2人が揃って言うのですから、驚きです。
この辺りの花芽は一番成長が遅い所。
ちなみにバラ科の果樹は、早生種ほど花の開花は遅く、晩生種ほど早く開花します。
晩生種はもう殆ど花びらが散っています。
次回は、交配作業なのかは不明なのですが、楽しく手伝いたいです。
☆おまけ☆
昨年11月に予備剪定、今年1月に本剪定を手伝ったサブ農産物の果樹。
新芽が伸びていました。
この新芽から夏までに3~4メートルも枝が伸びて実をいくつも付けます。側枝(何本かに分かれて伸びた枝)も合わせれば延べ8~10メートルになります。
祖母が育てた花のこぼれ種から育った花。
祖母に「プリムラだよね?」と尋ねたら、勝手に生えてきたからわからない、とのこと。
いや、絶対プリムラだよね?
と思いつつ、95歳を問い詰めても仕方がないので「そっかー、わからないんじゃあしょうがない」と言うしかなかったです。
こちらも実家の土手の片隅で野生化しているムスカリとハナニラ。
祖母にムスカリの球根をここに植えたの?と尋ねたら、勝手に生えてきた、とのこと。
そんなこと、あるかーい!
と思いつつ、95歳を問い詰めても…(以下略)。恐らくプランターの土をここに捨てた時にムスカリの球根も一緒に捨てちゃったンだろうな、と想像しました。
そういうワケで、実家の春は花で賑やかです。