昨日買ってきた硬い桃と早生りんごを食べました。
硬い桃の品種は、桃水(とうすい)。
カリカリで皮ごと食べました。
MIFさんはかじりつき、私は切り分けです。
切り分けは、アボガドの種を取るように切り込みを入れて捻じりとり、あとは櫛形に切りました。
かなり硬いので、全然実が崩れませんでした。
この年になって、硬い桃を好んで食べたいと思うようになるとは思ってもみなかったです。
さて、早生りんごは、ラリムとこの園オリジナル品種です。
どちらも初めて食べたのですが、小粒ですが芯だけとって皮ごと食べました。
MIFさんは「ラリムの皮はバラの香りがする。りんごってバラ科?」と私に尋ねました。
私は「りんごはバラ科だけど、そんなにバラの香りする?」と返しました。
バラの甘い香りというよりは、地植えのちょっと控えめの香りのバラのフレッシュな香りに似ているかな。
それにしても普段香りとかに鈍感気味なMIFさんが気がつくなんて…。
あれ?私は鼻炎なのかしら?
ちなみにバラの香りは突き詰めると、牛糞堆肥のニオイなんですって。
バラの芳香は、肥料によるもので牛糞堆肥が1番いい香りになるそうです。
言われてみれば、バラ科の落葉果樹はニオイがキツイ堆肥を使うことで美味しい果実になるので、納得せざるを得ません。
オリジナル品種は甘いのですが少々食味が柔らかでした。
そうなるとバリバリと噛みごたえのあるラリムの方が美味しいようにも感じますが、どちらも甲乙付けがたい美味しさでした。
果樹園では「商品にならないから持っていって」と、少し傷んだネクタリンを1ついただきました。
ばんとうというタイプのネクタリンです。
ばんとうは、日本では育てるのがとても難しい平べったい桃で、私も30年くらい前に新宿高野本店で1度だけ見たことがあります。
ネクタリンタイプのばんとうは初めて見ました。
ちなみにイタリアでは、一般的な桃なので気候の違いだそうです。
これがまた、酸っぱくて甘くて、果肉はマンゴーみたいな食感ですが、しっかりネクタリンです。
結局、果物を食べすぎるくらい食べてしまいました。
至福だわ〜。