今朝、会社の更衣室で同僚ちゃんから「今の時期って、富士山登れるんですね-」と話しかけてきた。
私は冬でも富士山に登れることは知っているので「初心者が行くような山じゃないけれど、登れるよ~」とのんきに話す。
私が山歩きを趣味にしていることを知っているからこそ話しかけてきたのだけれど、私だって雪山は登っていません。
ノースノーマウンテンしか行きませんので。
それにしても、空撮の映像だけ見ていると、そんなに雪深い訳ではない。
事故発生の時間帯だって昼間だったので、ガチガチに凍った登山道という訳ではなさそうだ。
それにこの時期に富士山登頂に挑戦するのであれば、「初めての山歩き」という訳でもないだろう。
滑落事故なので、これは自己責任の範疇になるだろう。
山歩きと趣味とするのであれば、何事も自己責任になってくる。
そのためにたくさんのガイドブックと地図が市販されているのだから。
それに登山保険だって存在する。
たとえば、人気の低山「高尾山」。この山に登るために登山保険に加入する人はほとんどいないだろう。
でも、高尾山だって滑落するような崖もあるし、登山道に柵があるとは限らない。
ケガなく無事に下山して帰宅するまでが山行なのだ。
よく遠足の帰りに校長先生が「おうちに帰るまでが遠足です」なんて言っていたけれど、山行に関してもじつは同じこと。
ケガなく無事に帰って、元の生活に戻る。これが山行なのだ。
今回の事故は不慮の事故ではあるけれど、自分の体力と技術、そして最適のギアと的確な判断力があれば、結果が違っていたかもしれない。
私は先日、シダンゴ山山行の際に、山行中に初めて登山道で滑ってしまった。
これまで滑りそうになったことはあっても、滑ったのは初めてだったからショックを受けてしまった。
それと同時にケガしなくてよかったと。
何事もなれてきた頃がケガをしやすいという。
私も気持ちを引き締めて楽しく山行したい。
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