出先で30分ほどポッカリと空き時間ができてしまいました。
近くに喫茶店があればよかったのですが、園芸店とコンビニがあるくらい。
スマホで地図を見たら、5分くらいのところに緑地か公園みたいな敷地がありそうなので歩いて行くことにしました。
左側のコンクリート構造物は、横浜市営地下鉄ブルーライン。
「地下鉄?地上にも建物があるの?」と思われた方、横浜市都筑区あたりは地下鉄といえどもほぼ地上しか走っていないのです。
それとこれまで車窓から見ていて気がつかなかったのですが、道の真ん中あたりに白い柵(右側の柵)があって、どこまでが車道でどこまでが歩道なのかイマチイ分からず。
そもそもここ、車道?という具合。
角を曲がってもやっぱり謎の白い柵が道路の真ん中にあります。
この辺りを歩いていたら、左側の土手の上からタイ語?ベトナム語?と思うような外国語が聞こえてきました。
地図アプリで見た緑地か公園はこの土手辺りだったので、よく見ると防球ネットっぽいモノが見えたので、グランドでもあるのかな?
敷地の入り口を探しました。
この通りの先の左側に敷地の入り口を発見。
しかしここは「横浜ドイツ学園 関係者以外立入禁止」との表示。
え?学校?こんな場所に??
ここで慌てて地図アプリで確認。
すると本当に東京横浜ドイツ学園というドイツ人学校でした。
その敷地に隣接して公園があったみたいです。
公園の入り口は学校の敷地を迂回する必要があるので、呆気にとられながらトボトボと来た道を戻りました。
15分くらいしか時間をやり過ごせませんでしたが、今まで近くには何度も来ていてもまったく興味を持っていなかった地域の散歩となりました。
私の祖母はこの近くの生まれなのと、実家の仕事でこの近くには何度も連れて来られていました。
当時はどこも山道で軽トラックでないと通過できないような道、道路もアスファルト舗装なんて殆どなかった地域でした。
この辺りは茅ヶ崎(ちがさき)という古い地名があります。
祖母との会話の中でたまに「茅ヶ崎」という地名が出てきていたのですが、子ども時代の私には、湘南の茅ヶ崎?でも祖母の話ぶりでは山道が出てくるのだけれど…とチンプンカンプンでした。
そんなことを思い出しながら歩いていたら、なんだか知らない道に…。
曲がるべき道を曲がらず真っ直ぐ来てしまったみたい…。
そして曲がる道がどの道か分からない!
慌てて地図アプリで現在地を確認して、最初にいた場所に戻りました。
この周辺の横浜市営地下鉄は開業から29年。
開業前から知っている地域なので、昔の多摩丘陵の里山を知っていると、国土開発っていろいろな意味でスゴいとしか思えません。
そして同じような街区ばかりで道に迷いやすい…と思ってしまいました。