先週日曜日の夜、祖母から「遊びにおいで」と言われました。
祖母からすればどこかに出かける機会が少なくなったので誰かとしゃべりたいらしいです。
結局、今日行くと約束して行ってきました。
実家の稼業では、例年なら8月20〜25日頃は僅かな端境期&給料日前で直売所は少し空くはずなのに…大忙しでした。
※直売所…厳密には庭先販売(にわさきはんばい)という販売方法。
今年の直売所の忙しさにはいくつかの理由があるのですが、1番大きな理由は天候不順で、近隣直売所が軒並み収穫量が減ってしまったことだそうです。
一方で私の実家は現行販売品種はそれほど収穫量の減少がないことです。
ただし来月収穫予定の品種の中では、極端に収穫量が少ないものもあるそうです。
それでも実家は、多品目栽培をしているので、主力農産物以外でも収穫があることが幸いしているようです。
さて、祖母は古い写真を見せてくれました。
私が生まれる前に実家周辺は区画整理事業がありました。
今の畑の地形しか知らない私には、その頃の様子はイマイチわかりません。
これまでの会話から、畑の中に道路を通したとか、畑を削って谷戸を埋めたとかは、なんとなく知っていました。
祖母が持っている写真から、昭和40年代以前の地形がよく分かりました。
とくに見たことがない作業小屋が写っていました。
祖母によると、農具を置いてあったり、近くに瓶を埋めて雨水を溜めて水やりに使っていたとか。
見たことがない風景と知っている風景が混在していて、とても興味深かったです。
そして祖母の子供時代の話も少し。
祖母は横浜市北部の杉山に囲まれた農村で育ちました。
現在、祖母の実家は移転しましたが、祖母が過ごした実家があった場所は鴨池公園という公園の一部になっています。
私の祖母は、92歳ですがとても元気で農作業こそ軽作業しかしませんが、家事もやっているし、やるべきことがたくさんあります。
手芸も好きで、今は沖縄県に住むひ孫(0歳、私の従弟の子供)のために千羽鶴を折っています。
実家近くに子育て地蔵がありまして、そこに千羽鶴を奉納する予定です。
祖母がいつまでも元気に過ごせることを望んでいます。