この日も摘果のお手伝い。
作業は両親、兄、私の4人。私は朝7時半から昼まで。
丘の上の果樹園での作業。
予報通りの強風で、脚立の上に立って作業していると、風で身体が揺れて、手元の葉っぱや果実がなびいてしまい、非常に作業しづらい!
さて、今回は以前から何度か文章では登場している脚立について。
これが実家の果樹園で使っている脚立。
たぶん10年くらいは使っているタイプで、写真の脚立は6~7年前に購入した改良型だそうです。
安定性バツグン。
従来の折り畳み式で二方向から使える脚立は、地面が平らなところで使うもの。
丘陵地の果樹園は地面が傾斜していますから、従来の脚立を使うと、場合によっては地面に転がり落ちてしまい、怪我のもと。
でもこの脚立なら天辺に登っても安定性がいいし、傾斜地でも使えます。
少しの移動なら従来品とは違って脚立をいちいち降りて移動しなくても届きます。
この脚立は傾斜地の果樹園が多い山梨県で開発されたモノだそうです。
さすが果物王国の山梨県!
何よりもちょっとした休憩で脚立の上に腰掛けるのもラクラク。
アルミニウム製なので軽くて丈夫。
私でも肩に引っ掛けて持ち運べます。
本当に使い勝手がいい脚立ですが、両親や兄に言わせると「折り畳み式ならもっと楽に運べるのに」なのだとか。
確かに折り畳み式ならもっといいのですが、強度や安全性を考慮するとそれはちょっと難しいかな?
それよりも私は折り畳めなくてもいいから、フックをつけて欲しいなぁ。
そうすればちょっとした小荷物を引っ掛けておけるのに。
果樹園の地面は雑草生なので、時として草が濡れていてモノを置いておくことができません。
S字フックで脚立に下げていたとしても、果樹園の中でS字フックを無くすと、地面が雑草生のせいでほぼ見つからない上に、草刈り機を使う時に跳ね上げてしまうと危険ですから。
この脚立もそういう意味では、男性が使うことを前提にしているンでしょうね。
平均身長の女性である私には、天板の下に肩をくぐらせて引っ掛けて1脚を持ち上げて運びます。
身長180センチを超える兄は片手に1つずつ持って、2脚いっぺんに運べるので、兄の体力が羨ましいです。
この日は強風過ぎて、私は午前中だけの作業としましたが、両親や兄は午後も降雨までは農作業に従事します。
私は今年から生産作業のお手伝いをしているので、体力にはイマイチ自信がないことと、気圧の大きな変化で古傷が傷む(痺れる)ので、ムリせずお手伝い主義です。
次回も楽しくお手伝いしたいです。
☆おまけ☆
畑の端に植えてあるビワの木。
実がなっていました。収穫は6月の梅雨の頃です。
これは親戚、ご近所さんにお配りしているだけかと思ったら、農産物自販機で販売もしているそうです。
ビワは専業で作っているワケではないので、ちょっと野趣溢れる食味ですが、父が言うにはそこそこ人気がある農産物だそうです。