令辰(れいしん)という言葉を昨日、初めて知りました。
「めでたき日」という意味だそうです。
昨朝、MIFさんと買い物に行ったら、途中で交番に日の丸が掲揚されているのを見かけました。
当初は意味が分からず、お互いに「何だろうね?」と話していたら、はたと思い出しました。
「今日は11時から立皇嗣の礼があるよね、だから旗日だね」と納得。
帰宅して、11時から立皇嗣の礼のテレビ中継も観ました。
4月に予定していた儀式よりもとても簡素化されたそうで、それは残念でなりません。
天皇家の儀式は、まさに絵巻物のような儀礼と衣装が登場します。
現代版ですから、令和絵巻と言えそうですね。
伝統的衣装もいいですが、女性皇族方のお長服も素敵です。
朝見の儀では、天皇陛下や皇嗣殿下よりは、皇后陛下や皇嗣妃殿下のローブモンタントとティアラの方が私には目が行ってしまいます。
こういった自国の皇室の儀礼や衣装を、お茶の間でテレビ中継で見られるだなんてすごいな、と感じています。
アメリカや中国はいかに大国でも王室がないし、イギリスには王室があっても束帯装束や十二単のような1000年以上も続く衣装はありませんから。
昨日で皇位継承関連行事はすべて終了だそうです。
昭和から平成の皇位継承とは全く違う雰囲気だったな、と思い返した各種行事でした。