今年の輪抜けは7月18日(日)ということでその準備を進めていた。
茅の輪作成に必要なチガヤ入手が困難になったためカヤを使用している。
カヤは5月上旬に地域の自治会役員により下刈りがなされた。
7月17日(土)地域の役員とボランティアで輪と支柱を包み込むカヤを刈り取った。
事前に輪の頂点が下がらないようにつりさげるための竹1本とカヤを縛るシュロの葉を採取している。
シュロ(棕櫚)は4、5日前に切り取り、葉を割いて使用する。
工場で生産される化学繊維の紐とかロープの類は使っていません。
棕櫚の葉は使ってみるとかなり丈夫で、茅の輪づくりに使う程度の材料は見つかります。
竹と飾り用の笹竹も裏山から採取しています。
カヤを巻いた支柱を立て竹も設置。
輪を取り付けます。
これで完成です。
左手の狛犬の裏側からも一枚撮りました。
以前は、輪っかも支柱も芯は竹で作ったので材料はすべて裏山から調達。
現在の輪の芯はエスロン製から金属に更新しています。
上の人型の人形を肌につけ(我が家は敷布団の下に敷いて一晩寝ましたが)輪抜けの日に神社にお参りして所定の場所に置いて帰りました。
夏の風物詩、準備完了です。