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人々の善意に頼る「迷子ロボット・プロジェクト」(動画)
2009年4月14日WIRED VISION
2009年4月14日WIRED VISION
もしあなたが「迷子になったロボット」に遭遇したら、道を見つけるのを助けてあげるだろうか? 正しい方向へと押し出し、その道を進んでいくのを見届けるだろうか。あるいは見てみぬふりをするだけだろうか?
Kacie Kinzer氏は、『Tweenbot』プロジェクトの第1ミッションとして、こうした実験をニューヨーク市のワシントン・スクエア公園で実施した。このプロジェクトについては、Kinzer氏自身の説明が最適だろう。
Tweenbotは人間の助けを必要とするロボットで、彼らが出会った歩行者の手を借りて移動する。
一定の速度で一直線に進むTweenbotは、行き先が書かれた旗を掲げており、この旗に書かれた
行き先を出会った人々が読んで、その目的地にたどり着けるよう、Tweenbotを正しい方向に向けて
くれることに依存している。
Kinzer氏が[隠しカメラで]撮影した動画(以下)では、多くの人たちがTweenbotに手を貸したり、
単に興味深く眺めていたりする様子が映し出されている。
http://blip.tv/file/1703477
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人は本来、優しさに満ち溢れた生き物なんですね。この動画を見るとそう思います
この迷子ロボット君、サイズといい、見た目といい、シンプルだけど可愛いですね。
人間も含め、動物等の赤ちゃんが可愛らしいのは、接触する相手(動物界では弱肉強食ですから、ちょっとアレですが…)に敵意を持たれないため、とかなんとか、なにかで聞いた憶えがあります。
この実験でもそうしたことを意識してロボットをデザインしたのかもしれませんね。
まあなんにせよ、ユーモア(?)を解す心の余裕は持っていたいものです。
可愛くて弱いものに対して、どんな生き物でも守ってあげたいと思う持って生まれた本能が働くんでしょうね。可愛いと、ついつい放っておけなくなりますからね