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撮像素子(CCD)の大きさの違い

2012年06月10日 | パソコン&カメラ

           

      ※必ずしも正確なサイズを表示していないと思われますので

        あくまでもご参考程度にお考えくださいね^^;


撮像素子の大きさの比較について、以前にもマイブログに投稿したことがあるのですが
あらためて再度、投稿してみました

左側の一番大きいサイズが(23.5×15.7mm) いわゆる APS-Cサイズ。
概ねデジタル一眼レフの撮像素子(CCD)サイズがこれにあたります。

真ん中のサイズが1型(13.2×8.8mm) 今回SONYのDSC-RX100に採用されました。

一番小さいサイズが1/2.33型 CCDサイズ(6.2×4.6mm)
コンパクトデジタルカメラの今日では標準サイズ。

CCDでもこれだけサイズが違います。
他にフォーサーズやキヤノンが採用するCCD等、違うサイズもあるのですが
撮像素子(CCD)って昔のフィルムに相当する部分です。

ではなぜ、撮像素子の大きさにこだわるかと言えば、たとえば
大きいサイズに1200万画素詰め込むか、小さいサイズに同じ画素数を
無理やり詰め込むか・・・と、考えれば自ずと結論は見えてきます。

ちなみに、コンデジでは、これだけ小さい撮像素子(CCD)の中に1200万画素も
詰め込んでる訳です。それはそれでスゴイ技術力です!

ただし、小さいCCDに無理やり沢山の画素を詰め込んでも1画素あたりの
面積が小さくなって1画素が受ける事の出来る光の量は少なくなります。

たとえるならば光を水、一画素をコップに置き換えてみると分かり易いのですが
小さな容器に沢山コップを敷き詰めてもコップ自体が小さくなるので
コップ1つに入る水=光の絶対量が少なくなり大量の水が入れば、すぐに
溢れ出て隣のコップに流入する。これを繰り返すうちに画像全体が段々と
飽和し汚れていって高画質から程遠い画像になってしまいます。

では何故、そんな無理をするのかと言うと、ここにメーカーの戦略がある訳です。
撮像素子(CCD)自体、高価なのでメーカーは一時期、コストダウンの為に
より小さいCCDサイズにして、その分、画素数を増やす事でなんとか画質を
落とさずカバーしようとした結果なんですね。
したがって一般的には高画素数=高画質とはいかないんですよね。

有名な通販の社長さんが、高画素数だから高画質とおっしゃってますが
けっしてそのようにはいかないところに、カメラの面白さがあると思うのです

そんな中にあって今回、SONY はDSC-RX100の撮像素子を
一般的な1/2.33型から1型へと、サイズアップを施してきたわけです。
この点についてはSONYに限らず、NIKONPENTAX含め他のメーカーも
最近では足並みを揃えてきているようで、この撮像素子のサイズアップ
カメラ好きな人間には、たまらない話なんです





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2 コメント

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sai10さん こんばんは^^ (jintan)
2012-06-11 23:42:24
各社ともコンデジの利益率は低いですからね
センサーサイズのダウンサイジングは仕方ないのですが
この先、どういう展開が図られるか楽しみですね^^


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Unknown (sai10)
2012-06-11 00:26:33
jintanさん、こんばんは、
CCDの大きさは、各社方針があるみたいで難しいですね。
個人的に、1/2.33型は少し小さすぎる気がしますが、
この大きさでも、評判が良いカメラもあるので、良く分からないですね。
ひとつ言えるのが、昔のフィルムの時はザラザラ感(今はノイズと言うね)
は普通に有ったような気がするので、十分フィルムよりは、画質が良くなっている
のかもしれませんね。。
各メーカーは、何処でカメラの小型化とCCDの大きさを妥協するか
ですね。。。。
返信する

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