いいねえ・・・

　娘とウオーキングをしていて、パーカーを着ているにも関わらず、風が肌をさすように思え、「ひやいねえ～」と思わず口に出た。
そう。　冷たいんじゃなく、「ひやい」。

　夜、足元が冷えて靴下をはく。　しかもヒートテックだとかをはき、思わず「温いよねえ」と言う。　そうなのだ。　あったかいじゃなくて、「温い（ぬくい）」なのだ。

　実に的を得た上手な表現だ。　方言なのだろうが素晴らしいなあと思う。

　若い時分にはあまり使わなかった気がするような言葉を最近使っているようで、家族に指摘されることがしばしばある。　「えっ？　使った？　そんな言葉言ってないよ。」とか言いつつ、やはりどうも使用しているようだ。　可笑しなもので、亡き祖父母や両親が使っていた言葉が本人は気付かないうちに口をついて出ている様子。　何も意図しているわけでもなく・・・。　年取ると幼少期に戻る？？？　

　でも何だかほっこりするような言葉が多い気がする・・・。　ああこれも加齢のせい？


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現実は・・・

　脳ドックの結果を受けて、今日はＣＴ検査へ行ってきた。　予約は１０時１５分なので１０時に放射線科の受付をした。するとすぐに看護師さんが出てきて、「点滴ですよ」とひと言。あっという間に血管に針を刺し、「これを持ってあの部屋に入ってください」とのこと。もの凄い手際の良さと言うか何と言うか驚くほどのスピードであっという間に、検査台に乗せられ、「頭を固定しますからねえ。　動かないでくださいね。　造影剤が入るので気分が悪いようなら言ってくださいねえ。」

　夢の中のような感じであった。　造影剤はたしかに全身がカーッと熱くなるようで、今までに経験のない気分だった。　「わっ本当に熱いんだあ。　いやだなあ・・・。」そうこう思っていたら「はい終了ですよ」と声をかけられ、あっという間に廊下に。　若い男性の看護師さんたちが実テキパキとした動きをする。

　私の不安な気持ちを感じてだろうか、「点滴の中は何ですか」「はい精製水のようなものですよ」　「造影剤はどうやって入れたんですか」「あっ、それはこの部分から別のチューブで入れたんですよ。　ここで点滴が終わり気分が落ち着くまで休んでから、脳神経外科へ行ってくださいね」とのこと。

　何だかベルトコンベア状態であれこれ感じいる暇などなく、あっという間に次へ。

　待つこと１０分程度で、診察室へ呼ばれた。　この検査を受けることになってからずっと嫌な気分でいたが、現実のものとなった。
画像を見ながらの説明に愕然。　３．１ミリの動脈瘤がある。　はっきり見えた。　５ミリ以上なら手術をするが、さまざまなリスクを考えると経過観察をするとのこと。　３ヶ月後にＭＲＩ検査をするということになった。

　特に注意することはという質問に、

　＊　血圧が急激に変化するような場所への出入りは危ない

　＊　特に食べ物に関してはアドバイスはない

　＊　急激な今までに経験のない頭の痛みがおきたら、救急車を呼んで「脳動脈瘤があると診断されている」と伝えること　

ああとても怖いことになったなあ。　これが現実・・・。　しっかり受け止めて、もしもの時に少しでも対応が早くしてもらえるように、説明を受けた時の動脈瘤の場所を書いた紙を常に持参しておこうかと思ったり・・・。


今朝は造影剤を入れるために絶食。お腹がすいたあ・・・。


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寒いんだけれど

　今日はこの秋一番の冷え込み。　少し寒くて早朝に目覚めてしまった。　夏場なら早く起きたら起きたで、パタパタ大掃除ならぬ小掃除の幅を広げるところだが・・・。　寒いなあと思いつつお布団の中で、起きてからやりたいと思うことを考える。　

　一気に起き上がり動き始めて、まずはおみそ汁の準備。　コンロに掛けて、方やお弁当を４つ詰める。　買えば楽なのに・・・と思いつつついつい毎朝作る。　買っても美味しくないので、残りものでもいいかなあ・・・で作っている。　冷凍食品が値上がると昨夜テレビで見たが、わが家はあまりいやほとんど影響なし。　まあヨーグルトに入れるブルーベリーが困るかな。

　早々に朝食準備もできて、今朝は神の間の掃除だ。　何となく木曜日にするという習慣になった。　月曜日にはこれをして火曜日にはこれをして・・・、なんとはなしに自分の中で決まっている。　フルタイムで事務所には出るが、学校勤務当時とは比べものにならない。　それでも可笑しなもので毎日の「しなきゃいけないこと、しなきゃ気分がスッキリしないこと」がある。　達成感と言うか何と言うか、実に些細なことだが、自身の中での満足感がある。　

　今からの季節は、寒いけれど有難いこともある。　それはお料理を作り置きできると言うこと。　主婦にとっては実に有難い。　毎日３回の食事作りは大変。　暑い季節には毎食作っては食事をする。　朝、夕食の下ごしらえをして出勤もできない。　即刻すべて冷蔵庫行きだし、すぐ食べなければいけない。　すぐに腐ってしまう。

　でも寒くなれば作っておいて、温めなおして食べることも可能だ。　しかも時間をおいた方が美味しいものもある。　

　早朝の身が引き締まるような冷たさが心地よい季節。　吐く息も白くなる・・・。


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働く際にはありがたいんだが・・・

　厚生労働省によると、学童保育（放課後児童クラブ）の受け入れ施設が過去最多になったと新聞で読んだ。　

　娘たちもお世話になったシステムだ。　まだ出来て間のないもので、珍しかったはず・・・。　当時は小学校３年時まではお願いできた。　わが家は共働き家庭で、保育園には1歳足らずからお世話になった。　長女が小学校に入学時に、お昼くらいに帰宅する時期があると知り、一瞬どうしようかしらと思ったものだ。　保育園なら5時までは確実にみてもらえるが、小学校に入ってすぐの慣れない時期に、子供が帰宅して一人で自宅にいると言うことの不安。　

　今でも忘れることができないのが家庭訪問で初めて来られた小学校1年の時の担任の一言である。　「おじいちゃんおばあちゃんがおられないんですね。　だから放課後教室に行かれるんですねえ。」　単純に確認の意味でいわれた一言だったのだろうが、ぐさっと胸に突き刺さった。　はるか昔の思い出である。　まず幼稚園ではなく保育園に幼い子供を預けなければならない現実・・・。　言うに言えない辛いものであった。　あの一番可愛い盛りのわが子をずっと眺めていられない・・・。　今でも時々後悔することがある・・・。

　放課後教室があると知った時には、心底有難いと思ったものだ。　小学校から、放課後教室に「ただいま～」と言って帰るのだそうだ。　そこでおやつをいただき、宿題を済ませて、外で遊んだり、部屋の中で縫物や編み物なども習う。　休みには極力子供と付き合ったが、放課後教室で教えていただいたことは今でも話題にのぼったりする。　

　中３を担任し進路指導するさなか、自宅で長女が本読みの確認をしてほしいと言い、食卓でお豆さんの下ごしらえをしながら聞いてやることがあった。　「百回読みなんよ。」と言う。　必至で読んで聞かせる娘を見つめ、「こんな毎日が専業主婦なら当たり前なんだろうなあ・・・」などと思ったりしたものだ。　

　子供が熱を出しても休みが取れず、友人宅に預けて仕事へ行った。　そんなことが何度あったろう。　仕事をしていても心ここにあらず・・・。　いけないけれど心配で心配で堪らなかったなあ・・・。　

　贅沢を願ったからでもなく、普通に仕事を続けた。　あたりまえだと思って続けた。　少々熱を出しても預かってくれる人がいたから続けられたと思う。　具合が悪くて病院に連れて行ってもらったこともある。　

　受け入れ施設は増えたが、希望しても定員オーバーで利用できない「待機児童」が増えているそうだ。　何とかならないものだろうか。　まだまだしっかりしたお年寄りは増えている・・・。　　旨くかみ合わないかあ・・・。　「生きる知恵」を教えてもらえるように思うのだがなあ・・・。

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もしかして、やっぱり・・・？！

　6月終わりころに、ウオーキング途中友人宅を訪ねて、背中や足を虫に刺されたらしい。　その後、もの凄いかぶれとかゆみに耐えられず、いつもお世話になっている病院で相談し、塗り薬をいただいて塗ったのだが、すねは依然として完治していない。　その後背中が変で、ずっとかさつき始め、あれやこれやためしていたがおもわしくない状態だった。　もちろんひところに比べたらとても良い状態だが・・・。

　そこで思いついたのが、ずいぶん遅かったのだが、服を洗う洗剤！！だ。　もう随分前になるが、長女が一人暮らしを始めて、「首が痒いの」と言う。　病院へ行ったらどうも洗剤かぶれだろうとのこと。　「わあ、そう言うこともあるんだあ」と驚いたことがあったのだ。

　ここのところ、行った先で何気なく購入した洗剤を使用していることに気付いた。　「ウン。たしかに・・・」合点！！　ず～と使用してきたものとは違うのだ。　それで一昨昨日から従来使っていたものに換えてみた。　すると嘘のように背中のかゆみが消えた。　あれこれ塗り薬をとっかえひっかえして使用してみたが、結果洗剤なのではないだろうかと思えてきた。　加齢とともに脂分が減り、痒くなるという情報ばかりが先走り。　テレビのコマーシャルなどで見る商品をあれやこれや購入しては塗ってみた。　香りや白さを求めていたのがこんな結果になったように思える。　

　家族の他のものは何も感じないらしいので、やはり私の変化ではあるのだろうが、それにしても私だけでよかった。　赤ちゃんでもいて、痒ければ気持ちを伝える方法がないから、ぐずるだろうが、大の大人。　よかった。　これは娘たちに良い教訓となるだろう。　これも生活の知恵。


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免疫力低下・・・

　何とも情けないのだが、身体の中で何かが変化していると思う。　友人たち先輩たちからのアドバイスで、「身体が変化する時だよ」ということはかなり言われているため、意識しているつもりだが、それにしても・・・。　　今年の初めから何だか変！！　

　虫に刺されたあとが未だに治らなかったり、背中中が痒かったり、少し風邪気味だと思ったら、のどのリンパが思い切り痛かったり・・・。　唇にヘルペスができたり、妙な病気ではないかと心配になるほど変な症状が続く。　人間ドックではあれこれひっかかり、再検査だ。　まあそれでも再検査の結果、何もないから良いようなものの・・・である。

　４０才の山を超える際に体調の変化を経験。　そして５０歳の山、そして今度は・・・。　自身ではまったくと言ってよい程自覚していないが・・・大きな山のようだ。　かなり免疫力が低下しているとのこと。　１日１時間程度のウオーキング、そして食べ物も気を付けて・・・まあその程度しか対策もないなあ。　あとはストレスを貯めないように・・・かな。


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癒しのご褒美

　今日は久しぶりに美術館へ行ってきた。　広島県立美術館でのポーラ美術館コレクション「モネ、ルノワールからピカソまで」である。　主人が忙しくて一緒に行けないと言うので、次女と二人、７時５３分の高速バスに乗って行ってきた。

　９月中旬から実は今日までと言う企画展なので、どうしても今日行かなければいけなかったのだ。　バスが到着して、雨の中まずは美術館へ。　じっくりゆっくり絵を眺め、特別な心境になる。　私の大好きな画家、ルノワールの作品が見たかったのだ。　印象派の巨匠として知られているが、特に人物像や花が大好きだ。　肌の量感、質感・・・とっても透明感があり、柔らかい色使いが好きである。　今日は「レースの帽子の少女」が注目した作品、そして「アネモネ」もよかった。

　その他、モネの「睡蓮」、点描画のポール・シニヤック、独特な画風のマリー・ローランサン・・・。　どれも大好きだ。　
それぞれの作品が描かれた折の画家の心境なども考えたり・・・、じっくり見入っては作品を楽しんだ。　油絵を描きたくなるが、なかなか・・・。


　その後、美味しい料理をたっぷり食べてショッピング。　娘とのプチ旅で癒され、たいせつな時間を過ごした。　ああ幸せ・・・。

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じわじわ・・・

　何となく１１月と言うと気ぜわしさがある。　１２月になると寒くて動きたくなくなり、自宅はともかく事務所は早々に大掃除をしておきたい気分に。　　でもあまり早くにするとまた汚れる気がするので、新しい年を迎えるための表面的な掃除以外をじわじわしたいと思う今日この頃。

　一番手ごわいのが事務所表の大きなブラインドだ。　大きな脚立を使って、毎年このブラインドと格闘する。　さてその段取りは・・・。

　①スプレー用の入れ物
　②重曹（大さじ１杯）
　③水（１５０ML)
　④ビニル手袋
　⑤軍手

　汚れがひどいようなら重曹を多少多めに入れるとよい。　クエン酸同様、重曹は実に重宝である。　　
　
　スプレー式の容器に重曹、水を入れて混ぜ、ブラインドの下に液体がこぼれてもいいようにシート（ビニル袋などを使用）敷いておくとよい。）を敷き、スプレーして少し時間をおいて汚れを浮き上がらせる。

　ビニル手袋を先ずして、その上に軍手をして、汚れをふき取る。　向こうの景色が見えるようにブラインドを開けておいてブラインドの間に４本指を入れて拭く。　同時に綺麗になる。

　仕上げに不要になったストッキングを適当に切って、拭く。

　明日は段取りよく作業したいもの。　帰宅して準備しておこうと思う。　じわじわ・・・。　じわじわ・・・。


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今でしょ！ か

　料理教室のメンバー１０人の一番上、長女が先日お煮しめとお花を届けて下さった。　そのお煮しめの美味しいこと。　もちろん４人でいただくのだからあっという間になくなったが、亡き母を思い出す味だった。

　ちょうど母くらいの年齢。　とても広い庭の手入れをしたり、草花を育てたり・・・もちろんお料理は格別。　料理教室でも長女として、長年培ったあれやこれや知恵をたくさん教えて下さっている。　見習わなきゃと思うことが多々ある。　

　お料理もそれぞれ個性はあるが、教えてもらって、是非マスターしたいと思う味がこのお煮しめの味。　亡き母や祖母が昔作ってくれて「美味しい！」と思ったその味を再現をしてくれる人はほとんどいない。　お元気なうちに習っておきたいと思う。　秋から春にかけての寒い時期、特にお正月には必ず作ってくれていた。　

　祖母も母も健在だった頃に、習っておきたいと思うことが山ほどあった。　今もしも元気にしていたら教えてもらうのに・・・と思うがもう遅い。　教えて貰いたいなあと思った
時期には自身が忙しく、時間も心のゆとりもなかったなあ。　

　昨年か一昨年前か、はやり言葉に「いつするの。　今でしょ！」と言うような言葉があったが、まさにそうだ。　もう悠長に構えている暇はない。　あれこれ身近な人に習いたいと思うことは習い、聞きたいと思うことは聞いておかなきゃ。


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脳ドックの結果を受けて・・・

　いわゆる国病・岩国医療センターへ行ってきた。　ネットで調べて、新患受け付けは火・木となっていたためだ。　医師会病院で脳ドックを受けての紹介である。　紹介状のあて先が何と「脳神経外科」と言うので本人的にはとても怖く、一体どのようなことになろうかとドキドキ。

　国病・岩国医療センターが建て替わって初めて行った。　８時半が受け付け開始時間なので８時２０分ごろに到着。　開始を待った。　８時半になってすぐに紹介状とＣＤ資料を提出すると、「ご予約はされていますか」と質問されてびっくり。　「はあ？」まったくもって何の事やらと思いこちらが質問。　どうやら話しを聞いてみると、紹介状を出してくれた病院が患者の都合を聞いて国立病院に予約を入れてくれるらしいのだ。　私がそのような仕組みになっているとは知らず「１１月初めごろに行きたいです」と言ったため、予約が入っていなかったらしい。　なるほどなるほど。　そんな仕組みになっているんだあ。　すぐにメモを始めた。　こんなことは滅多にありはしないが、あっても困るが、この仕組みを知っているかどうかで随分待つ時間も違ってくると言うものだ。　

　こんな話は初耳なのだ。　今日は早めに受け付けてもらい順番もそれほど遅くにならなったから良いようなものの、脳神経外科前で待っていると続々と患者が増えて来て驚いた。　たまたま混雑している日に外来にやって来ていたら大変だった。

　まあそれでも血圧を自分で測り脳神経外科前で待つこと２０分。　その後画像を映し出した画面を示しながら説明を受けた。　「右目側奥の脳に動脈瘤（２～３ミリ程度）らしきものがある」とのこと。　でも「ちょうど血管が曲ったあたりなので、映し出した角度で影に見える可能性もある。　そのため造影剤を入れてＣＴ検査をする方がよいだろう。」との診断。
　
　造影剤を入れるには腎臓に悪いところがあるといけないらしく血液検査。　いろいろ勉強になる。　そんな関係があるんだあ。

　と言うことで血液検査をして、また担当医によるお話。　「腎臓に問題ないので、ＣＴ検査の予約をしておきましょう。」と言うことに。　診察を終えて、階下に降りてびっくり。　もの凄い人・人・人。　いつの間にこんなに増えたの？　と言うくらい人であふれていた。　

　いつも通勤時に車中から眺める国病はひっそりして見えるが、こんなに患者であふれているんだあ・・・。　


　さてと、今日の診察にかかわるメモをしっかりまとめておこうと思う。　これが自作の自身を知るための「カルテ」になる。


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