ベランダで刈り取った稲を乾燥して2週間くらいが過ぎました。
いよいよ脱穀です。といっても、手作業です。
脱穀には硬質プラスチックが良いと知ったので、円筒になった味付けのりの入れ物を利用しました。
先ず、稲の穂先をのりの入れ物に逆さまに入れてフタでしごく方法です。
これはモミが飛び散ることもなく、でも、効率が悪い。
そのうち、穂先だけしごきやすい長さに切って…これは、束ねたわらがばらばらにならないので、正解。だけどすすまない~。
しごき方もふたの方の力の入れ具合で、もみがきれいにとれなかったり、穂先が途中でプッツンと切れたりします。
そして、稲を筒に入れずにフタだけでしごくのが楽であることを発見。
このようにいろいろ研究して?しごき方のコツがわかってくると、きれいにしごけるようになりました。
そのためには稲穂の乾燥がとても重要だということにも気づきました。
今日は、赤米だけでしごくのは止め。
同じ姿勢で、腰が痛くなってきました。
無理をしてつらい思いをしたくないですものね。
苗を植えてお米にするまでには、ほんとに長い時間と手間がかかっていたんですね。
コンバインのような便利な機械もない昔のお百姓さんは、本当に大変だったんだなーと、改めてつくづく痛感。
そして、祖母が「ご飯粒を無駄にすると目がつぶれるよ」と言っていた言葉が、昨日の事のように思い出されました。