カラー を楽しもう!

視覚が刺激されたもの、私のお気に入り、お知らせしたい事などなど。

黒色のお話

2013-06-28 18:02:40 | 仕事
昨日、友人との会話の中で「昔スペインで黒が流行った」という話から始まり、何時から黒という色が使われたのかという話になりました。

今日読んだ「色の名前で読み解く日本史」によると原始的な色料は土だったそうです。
万葉集に色として出ています。黒土から黛が作られたそうです。その後黒炭、煤を使った墨も出てきます。
沼などに沈殿している黒い土も涅色(くりいろ)という黒の仲間の色です。
 
古代、黒は忌嫌う色で603年の冠位十二階では黒は一番したの色でした。どんぐりなどで染められた茶を含んだ皁色(くろいろ)はの色だったそうです。
その後仏教の伝来により黒(玄)は「何色にも染まらぬ不動の色」とされイメージも変わったようです。

源氏絵巻では黒っぽい直衣が描かれているけど実際の色が判りません。深い縹色かもしれません。黒の歴史もう少したどってみたいと思います。

やっと仕上がった!

2013-06-27 20:44:09 | 雑記帳
何かとうまくいかない事が多かった小風呂敷が先生に助けられてやっと仕上がりました。なかなか生地の特徴が判らず大変でしたがいい勉強になりました。
お会いしてないけど、たぶんキュートであろう方にお返しで差し上げる予定で作成していましたので、どうにかアラが隠せて良かったです。ホッ・・




昨日、今日は2013年のファッション分類で一日が終わりました。

2013-06-17 16:53:03 | 仕事
2013年春夏は様々なタイプがあるけど質感の固いものが少ないからトラディショナルやダンディー系の人は探すのが大変ね。

今、アドバンスコース対応の方々の勉強に合わせてイエローとブルーベースにしました。これからサイズ調整してタイトルつけます。
皆さん、頑張って仕上げてほしいな~。




金子 みすずの詩

2013-06-15 22:17:16 | 仕事
昨日、「ジョン・レノンはなぜ神道に惹かれたのか」というオノ・ヨーコさんの従兄さんが書いた本を読みました。
その中に掲載されていた詩です。ユーモラスで哀しい無常感があって映像が見えるようで心に残りました。

「鯨法會」

鯨法會は春のくれ、
海に飛魚採れるころ。

浜のお寺で鳴る鐘が、
ゆれて水面をわたるとき、

村の漁夫が羽織着て、
濱のお寺に急ぐとき、

沖で鯨の子がひとり、
その鳴る鐘をききながら、

死んだ父tさま、母さまを、
こいし、こいしと泣いてます。

海のおもてを鐘の音は、
海のどこまで、ひびくやら。

素敵なカジュアルな男性発見しました。

2013-06-11 23:28:12 | 仕事
今日、新宿駅丸の内線がある通路に向かう途中、右手にあるセレクトショップの店員さん、とても素敵な着こなしでした。

写真撮らせてもらえばよかったわ。
文化服装出身ということでした。柄のジャケットにがらのシャツとパンツにキャスケットのような帽子に黒い大きな靴といういでたち。
色は少しずつ違うブルーのドミナントです。

ドイツ、イタリア、ベルギー、フランス、日本の商品がおいてありました。

染色家上原三千さんとのコラボ楽しく終わりました。

2013-06-07 17:31:04 | 仕事
私がパーソナルカラーを診断し、ストールと合わせる服に似合いそうな色を指定し、上原先生に染めてもらいその時間内で持ち帰りという企画でした。

色ってやっぱり面白いと実感しました。
生地の質感でかなり変わるし、染める時間でも発色が違う。

こんな色が欲しいと思ってもなかなか売っていない。染めるって古典的だけど最終的に個人に早く対応出来て、最も新しい個々に繋がっている。




6月4日の昼食会もいろいろエ~っと思う事が事前や当日ありましたが皆様のご協力で楽しく過ごせました。
良かったです。

写真は皆様とても素敵ですがアップできません(残念!!)なので後日、個々にお渡ししますね。