リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

初鯉2

2023年01月05日 | 櫛田川
 前回は新年初釣りということで,何とか初鯉を喰わせることができましたが,これからの季節は,鯉の動きも少なく,中々簡単には喰ってくれませんが,そんな鯉を喰わせることが,一つの楽しみでもあり,そこに寒鯉釣りの醍醐味があると思います.餌を撒いたからといって,それにすぐ反応して鯉が喰ってくることは少なく,鯉が餌を探しに来るコースや時間帯をより意識する必要があると思います.したがって,ポイントからそのコースや喰ってきそうな時間帯を読んでいくことが大切になります.それにはやはり経験が必要かもしれませんが,データを駆使することは経験値をカバーすることになると思います.
 さて,前回に引き続き,今年の鯉釣りを始動させて,今日から本格的な釣行をと考えました.まずは,前回の初鯉からのサイズアップを身近な目標にして,前回のポイントに入りました.前回1本釣ってから,すぐに納竿して,その後,フィーディングして今回に備えたのですが,あまりたくさんフィーディングすると逆効果になるので,ボイリーを一掴み程度,今回のポイントに.
 気持ちを変えて,今回は車も変え,アウトランダーです.この時期は寒さ対策でも,軽バンより有利なので,再度,荷物を入れ替えての釣行です.案の定,忘れ物があり,最近使っているバイトアラームのATTの受信機を軽バンに忘れてきてしまって,久しぶりにデルキムを使うことになりました.デルキムのアタリを知らせるアラームが如何にも慌てさせられる感じで,最近はATTを主に使っていましたが,忘れて来ては仕方ありません.
 今日は前回より幾分寒く,時々雨も降ってきたりと変化の大きい一日でしたが,期待してもお昼になってもアタリはありません.
 私的には,前回は朝8時に投げて,12時過ぎに当りという展開は少し時間的にも早く喰ってきた感じに思っていましたので,今回は12時過ぎてもアタリがなくても,じっくり喰って来るまで待つか,という気持ちです.じっくりと車中泊しながらとも考えていたので,あまり焦る気持ちもなく,その時を待っていました.
 ちょうど15時になった時に,待望のデルキムのアタリを知らせるアラーム音です.撮影用に,スマホスタンドにスマホをセットして,検寸台とマットを抱えて,釣り座へ向かいます.堤防のコンクリートは滑るので,スパイク付きのゴム長に履き替え,堤防の斜面をゆっくり降りて,その後は,泥の中を足を取られながら歩いて,その間40m程です.途中でバイトアラームの音が途絶え,かかりに入られたかなと不安を覚えながら釣り座へ.釣り座に着く直前にまたバイトアラームの音がし始め,リールのスプールが回転して,糸が出て行っています.
 前回の当りのあったところよりは,5m程上でしたが,一直線に対岸の深場に向けて鯉が走っています.釣り座からの距離は100mはありそうです.竿を持ち,かかりに入られていないことをその感触から分かり,ゆっくりポンピングを繰り返しながらの寄せに入ります.ネットインさせる場所を意識して,慎重にやり取りしながら,何とか主導権を取りながら,寄せてきます.しかし,タモを準備する際に茨の枝にネットをひっかけてしまって,それを外すのに気を取られ,なかなかスムーズに寄せられません.引きも強いので,80cm以上はあると直感的にはわかるのですが,何とか90台をと思いながらのやり取りです.
 前回よりは時間もかかりましたが,何とか思ったところへ寄せて,ネットイン.マットの上にのせて,針を外し,検寸台を置いて長さを測ります.何とか前回からのサイズアップです.

86cmのきれいな鯉で櫛田川のこのポイントらしい鯉の姿で,十分満足です.場荒れを少なくするために,車中泊しながらの釣行は取りやめ,10粒ほどフィーディングして,納竿.明日の朝,再アタックです.

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