世間は、GWで10連休ですが、私の現在の仕事は、土日と水曜が休みの週休3日であり、普段と変わりないものです。
そんな訳で、金曜は仕事が夕方6時に終わり,名古屋を6時半の列車で帰ると、三重の松阪には夜8時前に着き、駅から自宅迄、車で帰ると,結局家に着くのは、夜の8時半になります。
その時点で,かなり疲れているので,遠征は無理かなと,今回は地元の櫛田川で,未だ姿を見せぬ、主を狙っての釣行になりました。
この時期,喰ってくる時間帯は早朝が一番可能性があり,その次は夜になる感じなので,金曜の夜、一息ついて、夜10時半に家を出ました。釣り場迄は,車で、10分程で足場も良く,車を止めるのは,堤防で、釣り人は私一人で、殆ど車もなく,早朝に散歩する人に2、3人合う程度の環境で、ゆっくり落ち着いて竿が出せます。
今回の釣り座は、右岸側のスロープのある所で,前回この岸近くを鯉が餌を食みながら、移動していく姿を目撃していたからです。
セットし終わったのが,夜の帳も降りた、午後11時頃で、さすがに疲れが溜まっていたので、シュラフに包まり、車中泊。
明るくなり始めた、早朝の5時前に当たりを知らせるデルキムのアラームに目が覚め、読み通りの時間帯の当たりです。雨も降っていないので,堤防のコンクリートの斜面も滑る心配もないので,落ち着いてやり取りできます。産卵明けのこの時期の鯉ですが,さすがに川の鯉らしく,引きは強く、なかなか頭を上げてくれません。10分程クイックドラッグを操作しながら、竿の曲がりとテンションを目と腕で感じながらのネットイン。産卵の形跡を体に残した、87cmの鯉でした。
打ち返して、朝の時間帯なので,期待しながら待つと,8時にもう一本の竿に当たりがあり、沈んでいる木に道糸が絡んでゴリゴリした感触を感じながら、落ち着いてやり取りする中で、木を外して、これも10分程でネットイン。83cm。
昼近くになり,当たりは期待できないので,一先ず納竿して、自宅に帰り,一休みします。
地元であるので,こうしたことができます。夕方迄,支度をし直し,再度夕方6時過ぎに、
再チャレンジ。
明るいうちに、ゆっくり竿の準備をして、暗くなる7時頃にはセット完了です。今回は,プレッシャーをかけないように,午後は竿を上げ,夜に備え、フィーディングだけをしておきました。
夜に期待をしていたものの、当たりはなく、拍子抜けでしたが,定刻の朝5時にまた当たりを知らせるデルキムに起こされます。同じような手応えの感じですが,川の鯉の引きを堪能できるので、気持ちよくネットインです。82cm。
その後,また8時くらいに期待をしていたのですが,定刻になっても当たりが来ない中で,そろそろ納竿しようかと考え始めた10時に当たりを知らせるデルキムにほっとしながらのやり取り開始です。大きさ的には、たいしたことない鯉でしたが,この鯉が一番引きも強く、堪能させてくれました。82cm。
午前中で納竿して、ゆっくり自宅に帰って,一息つきながら、このブログを書いています。
今回も残念ながら主を上げることはできませんでしたが,釣り人が誰もいないポイントで,よくも悪くも釣果は自分に原因があるような状況で竿が出せることは、そこに面白さを見つけることができます。
情報が手に入りやすいこの時代に、自分の眼と行動と試行錯誤や読みを頼りに、鯉釣りができる環境に感謝しています。
GW明けに遠征を考えています。大型狙いもまた楽しみですね。