ギター弾きのひとり言

ギターと音楽が趣味の私のひとり言を気が向くままに書いています。

現在のアンプたち

2021-04-21 | オーディオルーム
しばらくオーディオから離れておりましたが、昨年よりまた復活しました。
一昨年、オーディオ機器の整理をして、アンプなどを放出してしまいました。
現在手元にあるのは、写真の通りです。



エレキットのTU-879S、VT-63PPは知人宅へ、その他は売却しました。
現在我が家で活躍してくれているアンプは、どれも私のお気に入りです。
そして、我が家で最古となるのは、ジャンク同然にバラバラに分解されていたのを組み上げて、さらにパーツもレストアしたソフトン Model1-300B(写真下)です。昨年、突然煙とともに昇天してしまいましたが、自分で組み直した経験から、少し時間はかかりましたが、復活させる事が出来、今現在も我が家の長老としていい音を鳴らしてくれています。
エレキットの新しく仲間に加わった TU-8100、TU-8200R。こちらも其れぞれに特徴が有り、アンプを変えながら音楽鑑賞を楽しんでおります。こちらのレビューはまたそのうちできたらと思います。

Beagle Bone Black でMPD

2013-09-01 | オーディオルーム
手のひらサイズのコンピュータ Beagle Bone BlackでMPD!



以前にも古いノートパソコンでMPDを構築する記事を書きましたが、今回は
手のひらサイズのコンピュータ、Beagle Bone Blackを使いMPDを構築してみました。
別売のケースも有りますが、私は名刺ケースを利用しました。
こんな感じで格納できて、蓋はBlackの保護シートを張り付けてみました。





OSはMPDでは定評のArch Linuxを使用してみました。
このコンピュータはmicroSDカードにOSをインストールすることによって、その
MicroSDを交換するだけで、OSを変える事ができます。ちなみに、debianで
MPDを構築しましたが、Arch linuxは非常に高解像度の音を楽しめます。

※MPD=Music Player Daemonの略。単に音楽を再生するだけのデーモンです。
 HDDに保存してある楽曲をスマフォなどで選曲してオーディオシステムで
 再生できます。

ちなみにこのパソコン、Amazonで4980円でした。
CPU ARM Cortex A8 1GHz
RAM 512MB DDR-3
10-100 LAN / USB2.0 x1 /uHDMI 搭載
※Ubuntu も動作します。

私のPCオーディオ環境

2013-04-02 | オーディオルーム
今年1月に友人から頂いたONKYO USBデジタルオーディオプロセッサーSE-U55GXがきっかけで、しばらく眠っていたオーディオの趣味が目を覚ましてしまいました。そこで、色々なサイトを参考にしながら、構築してみました。

先ず、PCオーディオに使用するパソコンはなるべく簡素なものが良い。CPUはマルチコアよりシングルコアというのがどうやら鉄則みたいです。
ということで、当初 Core2Duo P8600を使用したノートパソコンを使用してましたが、もう本当に使わなくて押入れで廃棄を待っていたCompaq Evo N410cを使用してみました。
確かに色んな方が言ってるように、最近のパソコンより遥かに音が良いです。
ただ、ファンの音が若干気になるので、扉付きのオーディオラックに入れてしまいました。電源のON/OFFはスマートフォンのアプリでできるので、普段はパソコンに触れることはありません。ノートパソコンのディスプレイは熱がこもらないように少し開けてあります。
CDからのリッピングはExact Audio Copyを使用。これも当初はWav形式でリッピングしてましたが、使い勝手の関係(曲名、アーティスト名、カバーデータ表示など)で可逆圧縮のflac形式にしました。毎日コツコツとリッピングしています。

使用機器紹介
 ・Compaq Evo N410c PentiumⅢ1.2GHz 512MB RAM 20GB-HDD
  ※HDDは保管してあった中から一番静かなのを選びました。ただパソコン本体のHDDはOSが起動してしまえば、殆ど動作しません。
 ・OS Voyage LinuxをMPDに特化した VoyageMPDを使用
 ・Android端末 NEC N-04c(昨年P-06Dに機種変更して全く使用してませんでしたが、これをWiFi接続で使用することにより、MPDクライアントとして十分使用できます)
 ・MPDクライアント
  Windows用 Gnome Music Player Client
  Android用 MPDroid + WOLDroid(WOLにてパソコンを起動する為のアプリ)
 ・USBデジタルオーディオプロセッサ ONKYO SE-U55GX 96KHz/24bit

Voyage MPDの設定でアップサンプリングを設定してあります。
これにより、44.1KHz音源も一段と高音質になります。(好みもありますが、私はこの音が好きです。特に低域が素晴らしい)

廃棄寸前のパソコンやスマートフォンがこのような形で復活できたのが何よりです。更に私の持っているCDプレーヤーより良い音で再生できる。いちいち聴きたいCDをラックから探さなくてもいい、連続再生ができるといいことずくめのPCオーディオです。
最近話題のハイレゾ音源も少し入手してますが、これは兎に角素晴らしいです。こうなるとUSB DACも192KHzに対応したものも欲しくなってしまいます。

ローレイテンシーカーネルで更に高音質化

2013-02-05 | オーディオルーム
あれから、PCオーディオで毎日音楽を聴いてますが、Linuxで更に高音質化をしてみました。私の使用しているPearLinuxはUbuntuから派生したものです。
UbuntuにはUbuntu Studioという音楽に特化したものも有りますが、今回はPearLinuxで高音質化をしてみました。

やったこと…

1.ローレイテンシーカーネルの採用
2.Jackサーバーの使用
3.PulseAudioの削除

この中で、jackサーバーの設定(qjackctl)の設定が少し難物でした。
起動させるのにあれこれ設定をいじって、やっと起動。
パソコンを再起動したらまたjackサーバーが起動せず。
なんて事に遭遇しました。
結局、すべて(OSも含めて)再インストールしたら、安定して起動するようになりました。
それで結果は…

更に解像度が上がり、臨場感、空気感がよりリアルに聞き取れるようになりました。

ただここまでやると、更に欲が出てファンレスPCだの、高価なDACだの欲しくなってしまうので、これ以上色々やるのは止めて、あとは実際に音楽を聴く事にします。

Windows8とPCオーディオ

2013-01-29 | オーディオルーム
最近会社の後輩から、ONKYO SE-U55GXと言うUSBオーディオプロセッサーを頂きました。

以前、このブログでも紹介したEDIROL UA-5をメインで使って居たのですが、Windows8
をインストール後UA-5のドライバーが無くて使えなくなってしまい(アドバンスモードで
なければ標準ドライバーで使用できます)、他のDACを探してました。
ネットで見てるうちに、このSE-U55GXも動作するらしいと言う事で、早速繋いでみました。
確かに読み込まれないドライバーがありすが、どうやら録音再生には問題なさそうなので
そのデバイスは無効にしておきました。
早速以前取り込んだファイルを再生してみますと、見事に鳴りました(^_^)
確かによく聞くと、色んな方が書いてるように、小さな音でプチっプチっと言ってます。
それで、何かで見たら、USBハブを介せば良いと言う事を見て、早速やってみました。
効果は大ですが、まだ時折出ます。諦めてUA-5の標準ドライバーに戻しました。

数日後…
UA-5のWindows7のドライバーで何とかならないかと、やってみるとやはりそのままでは
このOSには対応していないと蹴られてしまいます。
それで、ファイルの中身をちょっといじってみますが、これまたやはり蹴られてしまい
インストールできません。でも、もう少しファイルの中身を修正して、更にドライバーの
署名を無視するモードでWindows8を立ち上げて、インストールしたら上手くいきました。
でもって、Windows8Pro64ビットでUA-5のアドバンスモードが使用可能になりました。

※色々と問題となる為、ここにはドライバーの修正方法は記しません。悪しからずm(__)m

さて、そうなると折角頂いた ONKYO SE-U55GXが要らなくなってしまいます(^_^;)
でも、WindowsXPでの動作は問題ない、また音質面も評価が高いこの機種、何とかならない
かと思い。試しにLinuxで使ったらどうだろうと、とても古い10年前のパソコンにLinux Mint
がインストールしてあるので、それに繋いでみました。

まぁ…

いとも簡単に認識するではないですか。。。唖然
早速Bansheeというプレーヤーで大好きなジャズを再生
これまた…唖然
今までPCでは聞いたことの無い臨場感、解像度で鳴るではないですか。
折角なので、我が愛用の300B真空管アンプ+スターリングで再度聞いてみる事に。
さすがにこのセットだと違いは出てしまいますが、それでも十分聞けるレベルです。

そこで…

遊んでいるB5サイズのノートパソコン HP 2510pに Pearlinux6.1をインストールして
更に遊んでる2.5インチ320G HDDをUSBケースに入れて、それにお気に入りのCDを
無圧縮(WAV形式)で入れてしまうことにしました。これなら、聞きたい時にCD探さなくて
済むし、CDの入れ替え無しで聞けるので楽チンです(^_^)

遊んでるHDDはまだ有るので、ジャンル別に分けておいてもいいかなぁって思います。

今、時間があればどんどんCDからWAVファイルに変換しています。

※MP3でも320kで取り込めばそんなに劣化は無いみたいですが、やはりここは無圧縮に
 拘ってみました。

CD94 Limited

2010-06-22 | オーディオルーム
古いものついでに・・・


CD94Limited (Marantz-1987年) まだまだ完璧に動作しています

DAC     16ビット4倍オーバーサンプリング L/R独立2DAC
      フィリップスTDA1541マルチビットDAC
フィルター 3次ベッセルフィルター
周波数特性 2Hz~20KHz
ダイナミックレンジ 96db
S/N比    104db

私が初めて買ったCDプレーヤーは同じくMarantzの CD-34でした。
この機種も知る人ぞ知る名器で、価格は当時59,800円だったと思いますが
アルミダイカストボディーを採用し、この価格からは考えられない
作りの良さでした。ただ一つ、LINE出力ケーブルが直出しの
RCAピンコードというお粗末な物でした。
ですので、当時CD-34を購入した方はこのケーブルを太いケーブルに
交換したり、ボディーを改造して、ピンジャックを取り付けたり
したのではないでしょうか。実は私も当時流行ったLC-OFC(直線結晶無酸素銅)
に交換して使用していました。
その後、何機種か発売されましたが、CD-34のコストパフォーマンスに
叶う機種は無かったと思います。
その後、高級志向で登場したのが、このCD-94Limitedです。
DACにフィリップスTDA1541マルチビットDACを採用し、マルチビット
ならではの元気の良いサウンドを聞かせてくれます。

昨年まで、ベルトが滑ったりしてそのベルトを切り詰めて
補修しながら使用しておりましたが、最近オークションでCD-94用の駆動ベルト
セットが出品されているのを知り、早速取り寄せて交換。
完璧に動作しております。

この機種には光と同軸のデジタル出力が備わっているので、
DACの違いによる音の違いも楽しんでいます。

CDプレーヤーはもう一台 DENONのDCD-SA500(SACD対応)も使っていますが
こちらは若干回転音がしたり、トレイの開閉が遅かったり、
また再生までのタイムラグがあったりと、音はいいのですが操作感が
いまいち。それに比べると、CD-94はトレイもサッと開きサッと閉じて
読み込みもほぼ瞬時で、すぐに再生できてとても軽快なため
メインで活躍しています。




P-L10 (Victor Laboratoryシリーズ)

2010-06-11 | オーディオルーム
前回の記事に登場した、ビクターのラボラトリシリーズのプリアンプ
P-L10(1981年製、当時定価25万円)です。

光沢のあるウッドキャビネットが高級感を更に高めます。
このアンプの特徴は、ビクターが開発した独自のGmプロセッサーにあります。トランジスター
本来の特性である電流増幅機能を生かした電流増幅回路で、信号電圧を電流に変換して
増幅し、再度電圧化して送り出すという原理になっているそうです。

PHONO入力は2系統で、片側はハイゲインMC、もう片側はローゲインMCカートリッジに対応
インピーダンスも三段階で設定可能で、まだレコードが主流だった頃としては
贅沢な機能になっています。

音は本当に素直で癖があまりない、上品な音がします。
電源もちゃんと入りました。多少ボリュームにガリが有りましたが、まだまだ十分に
使えるアンプです。


ウッドコーンスピーカー

2010-06-08 | オーディオルーム
先日、ヤマダ電機に行った時店内をぶらぶらしていて
ふと目に止まったのが、ウッドコーンスピーカでした。
以前からどんな音がするんだろうと、気になっていたので、早速試聴させて
もらいました。9cmフルレンジと小ぶりなスピーカからは想像できない
豊かな低音にまずはびっくりしました。
そしてこれは潜在意識かも知れませんが、ギターやピアノ、ヴァイオリン等の
音がとてもリアルでした。もちろん管楽器やヴォーカルなどの表現力も
素晴らしいです。
中の吸音材もメイプルを使うなど、木への拘りがこのスピーカから出る音に
感じられました。一台有ってもいいかなぁと、欲しくなってしまいましたが
財政難の為、ぐっと堪えて帰ってきました。

ビクターはかつてはJBLのユニットを使用するなど、なかなか良いスピーカー
を発売していましたし、今は無くなってしまいましたが、
ビクターラボラトリーという高級オーディオの専門会社もありました。
私は真空管アンプにハマる前は、ビクターラボラトリーのP-L10というプリアンプを
使用しておりました(今はラックの中で眠っていますが)。とても上品な音のする
プリアンプでした。特にピアノの音が良かったです。
たまには、電源入れてあげなくちゃ(^^ゞ

またレコードやCDのソフト面でもビクター(JVC)レーベルの音作りは
結構ファンだったりします。K2シリーズのCDも結構集めました。
今はK2HDになっていますが、残念ながらまたK2HDのCDはまだ一枚も
持っていません。一度聞いてみたいです。
CDも最近は他にもHQCDやSHM-CDなど通常のCDプレーヤーで再生できる
高音質CDが続々と出てきています。


自作 12AU7(5963)ラインアンプ

2009-12-07 | オーディオルーム
昨年製作した、12AU7(5963)ラインアンプですが、改良の度に
穴の数が増えていきました。それで、目隠しにLEADのケースを
かぶせて(単なる載せているだけ)いたのですが、改良も
一段落したのをきっかけに、目隠しを兼ねてパネルを作って
みました。それと、のっぺらぼうのフロント部に、POWERや
VOLUMEと言った表示をしてみました。



本当は木で作りたかったのですが、考えてみたら自分には
木工技術が無いのを思い出しました(笑)


※回路図は、自作プリ公開の記事をご覧ください。


やってきた6CA7

2009-11-21 | オーディオルーム
これがEF800を使ってある6CA7パワーアンプです。
これは以前ブログで書きましたが、まだ画像は掲載してなかったので
掲載しました。

EF800が来て、右チャンネルの音量が小さかったのをソケット交換
にて治った記事は先日書きましたが、その後もうひとつ問題が
発生しました。右チャンネルから不定期にボソッ・・・ボソッ、
ブツッ・・・ブツッというノイズが、電源入れて十数分経つと出てくるのです。

この手のノイズは真空管かコンデンサが不良になっていると考え
られます。

まずは、各段の真空管左右入れ替えをしました。
でも、ノイズは右チャンネルからで、入れ替えても変わりません。
という事は、コンデンサかなと、ふたを開けて中を見回しました。
外見では駅漏れや、パンクしている様子は見当たりません。
でも感じとして、初段(EF800)のカソードにぶら下がっている
コンデンサがどうにも怪しかったので、取り外してみました。
コンデンサの足元をよく見ると、色が変わって膨らんでました。
テスターで計ると容量がまったくありませんでした。

コンデンサを取り替えて、無事修理成功!
それから数時間聞いてますが、全く問題なし。

このアンプ、以前も書きましたが私のプッシュプルに対する
悪いイメージを払拭したアンプです。
シングルのような分解能+プッシュプルらしい押し出し感
本当に凄いアンプです。