自作にハマってる方々の記事を見ると、みなさんどんどん深みに
ハマってくみたいです。私もしっかりハマってしまいました。
前回の改良で音質は文句ないのですが、どうもこの回路方式は
ゲインが高くて、ボリュームが8時の位置でかなりの
音量になってしまうのです。
それで、もう一度回路を見直しました。
SRPPの下側のカソードにぶら下がってるバイパスコンデンサ
を排除してみることにしました。
そうすることにより、かなりゲインが下がるとの事。
やってみると確かにゲインが下がって使いやすいレベルに
なりました。それで、歪率を測定すると0.2%となってしまい
ただ外しただけでは駄目でした。
さらに色々調べてみると、12AU7はある程度電流を流した
方が音がいいと云う記事をみつけ、抵抗値を下げて
電流を流すようにしてみました。でも、まだ歪率は下がりません。
それで、負荷に繋がっている抵抗値が今まで470Kをつけて
ありましたが、これで歪率が変わるとのことでしたので
カットアンドトライで色々試したところ、15Kにしたところ
歪率が極端に改善され、0.012%という値になりました。
これで決定。音質は、悪くはないですがやはりパスコンを
外した影響か、低域がちょっと物足りなくなりました。
それで、出力に入れてあるカップリングコンデンサを
1uFから1.5uFに変更。これにより低域もしっかり出るように
なりました。
これで、とりあえずは満足いくレベルになりましたので
しばらく使ってみたいと思います。
またアレコレ手を入れたくなるのでしょうか。
※SRPPで遭遇する問題点と対処方法を少し記しておきます。
・ゲインが高すぎて困る場合
1)最終出力から下側のグリッドに帰還をかける
但し、入力ボリュームが有る場合、インピーダンスが変化してしまうので
何らかの対応が必要。(入力に47K程度の抵抗を入れる等)
このまま帰還をかけると、電源をいれなくてもある程度ボリュームを
あげると音がでてしまいます。
2)バイパスコンデンサを外す
この際、出力の抵抗値を見直す必要があります。
・時折キーンキーンというノイズ(球鳴き)が出る
1)ヒーターバイアスが適正でないと、出る場合があるみたいです
このアンプの場合は60V程度で治まりました。だいたいB電圧の
1/4程度がいいみたいですが、やってみないわかりません。
2)上側カソード電圧を100V以下にすると治まる場合があります。
ただし動作点が変わるので、ロードライン等見直す必要が
あります。
・ヒーターの片側を直接アースに落とすと、ヒーター・カソード間の
耐圧次第では 真空管を破損してしまいます。
B電圧が200V以上に設定している場合は、上側カソードに約100V以上の
電圧がかかっています。ヒーター・カソード間の耐圧が100Vの場合
絶縁破壊が起きてしまいます。これを回避するのに、ヒーターバイアス
をかけるのが一般的みたいです。目安はB電圧/4程度だそうです。
私もド素人なので、詳しく解説されたページが沢山ありますので
そちらを参考にしてください。
ハマってくみたいです。私もしっかりハマってしまいました。
前回の改良で音質は文句ないのですが、どうもこの回路方式は
ゲインが高くて、ボリュームが8時の位置でかなりの
音量になってしまうのです。
それで、もう一度回路を見直しました。
SRPPの下側のカソードにぶら下がってるバイパスコンデンサ
を排除してみることにしました。
そうすることにより、かなりゲインが下がるとの事。
やってみると確かにゲインが下がって使いやすいレベルに
なりました。それで、歪率を測定すると0.2%となってしまい
ただ外しただけでは駄目でした。
さらに色々調べてみると、12AU7はある程度電流を流した
方が音がいいと云う記事をみつけ、抵抗値を下げて
電流を流すようにしてみました。でも、まだ歪率は下がりません。
それで、負荷に繋がっている抵抗値が今まで470Kをつけて
ありましたが、これで歪率が変わるとのことでしたので
カットアンドトライで色々試したところ、15Kにしたところ
歪率が極端に改善され、0.012%という値になりました。
これで決定。音質は、悪くはないですがやはりパスコンを
外した影響か、低域がちょっと物足りなくなりました。
それで、出力に入れてあるカップリングコンデンサを
1uFから1.5uFに変更。これにより低域もしっかり出るように
なりました。
これで、とりあえずは満足いくレベルになりましたので
しばらく使ってみたいと思います。
またアレコレ手を入れたくなるのでしょうか。
※SRPPで遭遇する問題点と対処方法を少し記しておきます。
・ゲインが高すぎて困る場合
1)最終出力から下側のグリッドに帰還をかける
但し、入力ボリュームが有る場合、インピーダンスが変化してしまうので
何らかの対応が必要。(入力に47K程度の抵抗を入れる等)
このまま帰還をかけると、電源をいれなくてもある程度ボリュームを
あげると音がでてしまいます。
2)バイパスコンデンサを外す
この際、出力の抵抗値を見直す必要があります。
・時折キーンキーンというノイズ(球鳴き)が出る
1)ヒーターバイアスが適正でないと、出る場合があるみたいです
このアンプの場合は60V程度で治まりました。だいたいB電圧の
1/4程度がいいみたいですが、やってみないわかりません。
2)上側カソード電圧を100V以下にすると治まる場合があります。
ただし動作点が変わるので、ロードライン等見直す必要が
あります。
・ヒーターの片側を直接アースに落とすと、ヒーター・カソード間の
耐圧次第では 真空管を破損してしまいます。
B電圧が200V以上に設定している場合は、上側カソードに約100V以上の
電圧がかかっています。ヒーター・カソード間の耐圧が100Vの場合
絶縁破壊が起きてしまいます。これを回避するのに、ヒーターバイアス
をかけるのが一般的みたいです。目安はB電圧/4程度だそうです。
私もド素人なので、詳しく解説されたページが沢山ありますので
そちらを参考にしてください。