ギター弾きのひとり言

ギターと音楽が趣味の私のひとり言を気が向くままに書いています。

音・音質表現の難しさ

2008-01-31 | オーディオルーム
音、音質などを文字や言葉で表現するのって結構難しいですね。
ブログを書いていて、いつも苦労するのがそれを文章に変えることです。

良く使われる音質や音の表現を列挙してみました。

硬い音、柔らかい音、透き通った音、暖かい音、厚み
解像度、ハイスピード、押し出す・・・その他まだ沢山あります。

さて、これらは実際どんな使われ方をするのでしょう。一例をあげてみます。
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CDの音はノイズや歪も少なくて「透き通った音」で良いのですが、反面「硬い音」で
長時間聞いていると疲れます。それに比べるとレコードはトレースノイズなどが
ありますが「暖かくて」「柔らかい音」で何時間聞いていても疲れないから
いいですね。また真空管アンプも「柔らかい音」でそれでいて、意外と
「ハイスピード」で「解像度」も高く、定位もしっかりとしていて、
とても良いです。中低域は「厚み」がありヴォーカルなど前に「押し出して」
きます・・・
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と、こんな感じに使っております。では・・・

硬い音ってどんな音?
柔らかい音って?
透き通った音って?
・・・・

残念ながら私には詳細に説明はできません。
ただ感覚として何だかわかったような気になっているだけです。
さらに、感じ方は人それぞれ違うという事も忘れてはいけません。
自分はこのアンプの音が大変気に入っているから、人も同じだとは限らないのです。
ですから、自分の使ってる機器を人には絶対にごり押しは致しません。
私のブログによく登場する友人には、実際に聞いてもらって、お勧めしているのです。

音や音質を文章で表現するというのは、本当に難しいものです。

3台目のTU-875

2008-01-29 | オーディオルーム
トーンアームがツインアームになった関係で、フォノ入力を考えなければならなく
なりました。今まではTU-875をフォノイコとして使用しておりましたが、TU-875には
フォノ入力が1つしか有りません。繋ぎ変えては聞いてみましたがどうにも
面倒で仕方ないのと、何度も繰り返すうちにピンコードの断線という事態にもなり
兼ねないのであまりこの方法は良くないなと思いました。また、フォノのような
微弱な信号はセレクタを使う気になれません。それで、LUXKIT A3032にもフォノ入力
があるので、それを使う事にしました。A3032はMM型しか対応していないので、TU-875
をMC用にしました。ところが・・・どうもA3032を通すとイマイチ。悪くは無いけど
TU-875のような空間の豊かさと、立体感が湧き出て来ないのです。これはダメだと
思い、A3032のフォノ入力は諦める事にしました。

それで、フォノイコの良さそうなのを探してみました。以前から東京サウンドの
PE-50というのが気になってまして・・・というのはフォノでは音が良いとされる
CR型なのです。フォノイコはNF型とCR型の二種類がありますが、フォノはCR型に限る
なんて言う人も居るくらいなので、CR型がどんな音なのか聞いて見たかったのです。
しかし、それも冒険になってしまいます。PE-50の音を実際に聞ければいいのですが
知り合いも持っていないし、いきつけのオーディオ店にも置いてありません。ですから
どうしてもネット上での評価に頼らざるをえません。ところがネットで検索しても
なかなか使用レポートみたいな物が無いのです。
それで思案した結果、TU-875が気に入っているのであれば、TU-875をもう一台
作ろうと決心しました。TU-875は部品点数が多いので、それを考えると
ちょっと面倒だなぁと思いましたが、いつも部品買ってる店に1台売れずにあるのを
知っていたので、待つことができない私の性格は、すぐに入手できる環境があると
弱いんです。

という事で、土曜日の午後買いに行って来ました。帰る途中、車を走らせながら、
帰ったら早速製作にとりかかるぞっ!と意気込んで帰ってきましたが、部屋に入って
置場がない事に気付きました。なので先ずは置場を作るところから始めました。
置き場ができたら何だか疲れてしまって一休み。。。それから夕飯食べたら今度は
眠くなって、一眠り。。。TU-875を開梱したのは、夜9時ちょっと前でした。
A基盤が完成したところで、その日は寝ました。翌日もなかなか作業にとりかかれ
なくて、夕方ようやく半田ゴテに火が入りました。2時間程で完成!今回でTU-875の
組み立ては3台目なので慣れたものです。。。とは言えこの慣れが大失敗に繋がるの
で、ひとつひとつ慎重に作業を行いました。それでもトータル4時間程で完成。
早速音出しをしてみました。おお、やっぱりTU-875のフォノはいい!
音に表情があります、演奏している様子が見えるようです。ただ出来立てなので
粗さが目立ちますが、それがいかにも出来たて~という感じでいいのです。
エージングが進んで成長していくのも楽しみです。

と言う訳で、TU-875を2台使用しツインアームを楽しむ事ができるようになりました。
※TU-875はフォノイコライザー専用機ではありません。プリアンプですのでお間違えないように!

念願のツインアーム

2008-01-23 | オーディオルーム
先日いきつけのオーディオショップから電話が有り、今年はまだ一度も顔を出して
くれてませんね~。DP-3000用のキャビネットが有るし、トーンアームが有るから
との事。たまたまその日は新年会で一杯やってる最中だったので、今日は行けません
と断りました。後日出かけてみると、キャビネットは既に売れてしまったとの事。
トーンアームは残っていて、それがこのDA-305です。7千円で購入しました。
念願のツインアームが完成しました。



穴を開けるにあたって、なるべくならカートリッジのオーバーハング調整をしなくて
済ませたいと、スケールでFR-54で調整済のカートリッジを実際に取り付けて位置出し
をしました。ただ、そんなに神経質にやった訳ではなく、まあ、狂ってれば合わせれば
いいやと言う軽い気持ちで穴を開けました。取り付けてゲージにあわせてみたら
ドンピシャ!我ながらビックリです。これでオーバーハング調整を気にする事なく
FR-54とDA-305に好きなカートリッジを取り付けて楽しめます。
最終的には、DA-305にはDL-102(モノラル)を付けておこうと思っております。

パソコンのトラブル症例

2008-01-22 | コンピュータ
今日は少しパソコンのことについて書いてみたいと思います。
今年は年明け4日から、パソコントラブルが相次いで20日の日曜日までほぼ
毎日メンテナンスや修理に追われてオーディオやギターを楽しむどころでは
なかったです。今月4日に最初の依頼が有った時、正月早々だと今年は修理に
明け暮れる年になるんじゃないかと言う予感が頭の中をよぎりました。なんだか
的中!といった感じです。
パソコンのメンテは本業ではないので、会社の休みの日や夜に行っていたので
体が休まる間が無くて、とうとう風邪をひいてしまいました。熱は無いので
まだ良いですが、喉の調子が良くないのと、咳が出るので、今日は会社を休んで、
のんびりオーディオでも聞きながら寝ていようと思ってます。

前置きが長くなりましたが、今回一番多かった症例について、少しご紹介しようと
思います。今回一番多かったのが、パソコンの起動や動作が遅くなってしまった!
という症例です。
5件ありましたが、5件とも同じ原因でした。

主な原因
1.OSが WindowsXP SP1もしくはそれ以前のものを、SP2にアップデートした。
  SP2をそこそこ動作させるには、メモリーは最低512MB以上は必要と思われますが
  256MBしか実装されていませんでした。

2.1.の環境で更にウィルスバスター2007がインストールされていました。
  1件のみAvastが入っていましたが、これもこまめに設定しないと動作が
  インターネットやメールの送受信が極端に遅くなってしまいます。

3.何かのアプリケーションをインストールする際、内容を良く確認しないまま
  もしくは、簡単インストールなどを選択した挙句、不要な常駐ソフトを
  インストールされてしまい、メモリーを圧迫されていた。
  一番多かったのが、Yahooかんたんパソコン設定。これについて聞いてみると
  全員の人から、知らない。入れた覚えもないとの事でした。


対処方法
1.可能な場合はメモリーを512MB以上に増設することをお勧めします。
  その場合、以下の対策は必ずしも必要ありません。やればそれなりに
  メモリー空間が広がりますが。。。

2.ウィルスバスターを2007から2008にアップデート。
  ※メモリーが256MBの状態ですと、インストール時に規定のスペックを満足
   していない為、パソコンの動作が遅くる旨の警告がでますが、それでも
   続行すればインストールできます。2007よりメモリーが少なくても2008
   の方が多少なりとも軽く動作します。

3.不要な常駐アプリケーションはアンインストールするか、もしくはタスクバーに
  常駐しない設定をする。

以上の処置でかなり動作速度は改善されます。
まだどうしても動作が遅い場合は、ハードディスクの最適化も行ってみてください。

レコードプレーヤーの調整

2008-01-14 | オーディオルーム
レコードプレーヤーの調整は大きく次の3つがあります。

1.プレーヤーを水平に設置する
2.針圧の調整
3.オーバーハング量の調整

中でもオーバーハングの調整はちょっと面倒ですね。
オーバーハング量とは、トーンアームをターンテーブルの
中心(スピンドルの真上)に移動させた時に、針先を何ミリ
外側に出すかという量の事です。
しかし、なかなかトーンアームの許容移動量が決まっていて
その場所にもってこれなかったり、仮に持ってこれても
スピンドルのセンターと針先までの距離をどう測定したら
良いのか、頭を悩ませます。
そもそも、オーバーハング量というのは常にレコードの中心
対して直角に針先が置かれる事が望ましいのですが、回転
半径の関係によりズレてしまいます。これをトラッキング
エラーと言いますが、このズレを最小にする為に指定された
量のことを言います。これはトーンアームによって様々ですので
お使いのトーンアームの取説等をご確認ください。
ちなみに、私の使用しているFR-54は15mmです。

このオーバーハング量が極端にずれていると、音が
歪んでしまいます。特にレコードの内周に行くほど顕著に
現れますので、この調整は必要です。
(※リニアトラッキング方式のプレーヤーやレーザーターンテーブル
 は除外します)



要は針先が常にレコードの中心に対して直角に位置すれば
良いので、わたしはこのようなゲージを自作してみました。
トーンアームによっては、こういったゲージが付属してくる
ものもあります。

中心から60mmと120mmの位置に赤い線を置き、スピンドルの中心から
伸びる線の交点に針先が来るようにカートリッジを前後させて
調整するのですが、この時気をつけなければならないのが
シェルとゲージの何本か引いてある線に対して水平になるように
置かないと意味がありません。
また、一方を正確に合わせると、もう片方はズレてしまいます。
私は中心の線を中心に60mm、120mmの位置でほぼ±で同量に
調整しております。

自作リードワイヤー

2008-01-09 | オーディオルーム
今年最初の工作をしました。

これは、シェルリードワイヤーです。
上は通常のステレオカートリッジ用
真ん中は、DL-102モノラルカートリッジ用
下は、フジクラ MC-QEF6。この中のケーブルを使用しました。
何故リードワイヤーを製作したかと言いますと、友人がオークション
で、個人の製作したリードワイヤーを購入したのがきっかけです。
私はリードワイヤーは今まで、オーディオテクニカのAT-6101(PC-OCC)を
使用しておりました。(オーディオショップにこれしか置いてない為)
友人はリードワイヤーを替えた事で、音が格段に変わってまるで
違うカートリッジになったみたいだと話しておりました。
私は、リードワイヤーを自作するなど全く眼中に無かったのですが
それなら、私の愛用しているフジクラのMC-QEF6(無酸素銅)で作ったら
どんな音になるかと実験してみました。
最初はリードチップが無いので、シェルに付属してきたリードワイヤー
のチップだけを使い作ってみました。
早速SHURE M97xEに取り付けてみました。このケーブルはラインケーブル
の時もそうでしたが、交換直後はオヤ?なんだこの音は・・・と思うの
ですが、15分くらい聞いて少し休んで再度聞きなおすと、以後全く
違う素晴らしい音になるのです。要はエージングが必要と言う事で
しょうけど。。。
その15分後の音は、今までのPCOCCとは全く違い、空間がより広がり
高域はより繊細で解像度が上がり、ライドシンバルにスティック
が当たる音がハッキリと聞き取れるようになりました。ピアノの音も
より生々しく再現されます。また中低域に厚みが増し、女性ヴォーカルは
程よい艶が乗りとても良い感じになりました。ウッドベースの爪弾く
音なども聞き取れるようになりました。更に、音圧がアップした感じで
リードワイヤーの線材を変えるだけでこんなにも変わる物かと驚きました。

そうなると、きちんとした物を作りたくなりまして、リードチップなどの部品
は何処で入手できるのかと、インターネットで調べましたら、オヤイデ電気さん
で扱っている事が判り、早速注文しました。
(色別の熱収縮チューブも扱っております)

年明け早々で7日の出荷との事でしたが、5日に発送してくださり、
日曜日には部品が届きました。3セットを作り、うち1セットを友人に渡しましたが
友人もこのリードワイヤーも中々なので、もう3セット欲しいとの事になり7日に
再度部品を注文し、昨日届き昨夜は6セット製作しました。あと数セット製作する
予定です。また他のケーブルでも作って見ようと思います。

いつもそうですが、何かを作っていると嫌な事など忘れてやるので
体は疲れる事もありますが、ストレス解消には持って来いですね。
ただしウマく行った場合ですが(笑)

尚、ハンダは、オーディオ用で定評の和光テクニカル銅入銀半田 SR-4NCu
を使用しました。


新年のごあいさつ

2008-01-02 | ひとり言
あけましておめでとうございます。
このブログを見てくだっております皆様に、
新年のご挨拶を申し上げます。

ここしばらくは、ギターに関する記事はご無沙汰
しております。ただ、ギターを止めているのではありません。
壁にぶちあたってまして、なかなか乗り越えられずに
おります。今年も頑張ってジャズギターに挑戦して
行きたいと思っております。

オーディオに関しては、昨年、一昨年と真空管アンプ
を中心に、アナログオーディオの世界に足を踏み入れて
おります。オーディオも一生の趣味のひとつとして
これからも楽しんでいきたいと思っております。

気まぐれなブログになっておりますが、今年も頑張って
更新して行こうと思います。
また、このブログを見て下さってる皆様、よろしければ
コメントなど頂けると、ありがたいです。

この一年が、皆様にとって素晴らしい一年でありますように
心からお祈り申し上げます。