ギター弾きのひとり言

ギターと音楽が趣味の私のひとり言を気が向くままに書いています。

プレーヤーの修理

2007-08-31 | オーディオルーム
アナログプレーヤー(DENON DP-80 + DK-2000 + FR45)を昨年暮れに
購入しました。以前は DENON DP-1200更にその前は Technics
SL-1200MK2 等を使用しておりましたが、それらのプレーヤーとは
全く違う、大袈裟に言えば、全く異次元の物と思うほどの違いが
ありました。それ以来、レコードの魅力にとりつかれてしまった訳で
あります。
それまでは、静電気なのでしょうか、レコード特有のプチプチ、
バチバチと言ったノイズばかりが気になって、演奏を楽しむ
どころではなかったのです。
ところが、DP-80では殆どそういったノイズが出ないのです。
なので、演奏やヴォーカルが見事に浮き立って、歌っている表情や
演奏者の様子などが、目に見えるようになり、CDでは味わえない
空間が表現されるようになりました。
レコードが未だすたれず、愛聴者が多くおられる理由が分かるような
気がします。。

さて、そのDP-80ですが、このターンテーブルは二重構造というのが
うたい文句になっておりますが、購入時にはその部分は無く、代わりに
砲金のかなり重いテーブルに変えられておりました。
ところが、しばらく使用しているうちに、回転異常が発生するように
なり、ガッカリしてしまいました。
回転速度を検知するヘッドの調整などをすると、しばらくは
安定して回るのですが、数日するとすぐに回転異常がでます。
回転ムラというより、瞬間的にサーボのロックが外れる感じです。

メカ的な調整を何度かしながら、使用しておりましたが、ピアノの
音がふらついたり、急に回転が落ちるので、とても気持ち悪くて
以前から気になっていたDP-3000をオークションで見つけついに
購入してしまいました。
これが、回転数OKと云ううたい文句でしたので、安心して
落札しました。
品物が届いて、さっそくターンテーブルを取り替えて、聴いて
見たところ、これもまたノイズは無く、DP-80は砲金ターンテーブル
になっていたせいか、音は明るめでしたが、DP-3000はずっしりと
感じで、その素晴らしさに感激しました。さすが名機ですね。

DP-3000は、現在は電気的な故障であればDENONで修理を受け付けて
おります。

さて、そのDP-3000なのですが、LPを一枚聴いたところで、一旦
入浴の為に電源をOFF。さっぱりした所で、今度はゆっくりと
聴こうとしたところ、ターンテーブルが物凄い速さで回転してしまい
わぁ。。。これもハズレかぁ。やられたーとガッカリしました。
DP-3000は先にも書いた通り、メーカーで修理ができるので
最悪はメーカーで修理してもらえばと思いながら、Webを検索
したところ同様の症状の修理した人のホームページがみつかり
そこには、トランジスタ 2SC458は経年劣化でノイズがでると
書いてあり、そのトランジスタを交換したら治ったとありました。
(その人記事にもありましたが、30年後にノイズが出るなど
予想もつかないもので、メーカーさんは悪くありません)

もう時間は夜だったので、部品屋さんは閉まっているので
翌日にと思いましたが、DP-80にも使ってるのではと、早速
分解。有りました!良さそうなのを数本外し、今度はDP-3000を
分解。見ると、2SC458(日立)の足は何本か腐食していて、
それらを一本ずつ交換しながら、動作チェックしていったら
4本目のトランジスタを交換した所で、見事回転が正常にもどりました。

それから、部品購入の為に部品表を作成し、一旦組み立て、
それから何枚かLPを聴きました。
ヴォーカルものから、クラシックなど。。。名機の音をしっかり
満喫しました。

次の日、作成した部品表を持って、部品屋さんへ行き、
まずは2SC458があるかと探したら、沢山有ってラッキー。
その中から、特にリード(足)が綺麗なのを選んで購入。
ついでにDP-80の部品も購入し、帰って早速DP-3000から部品交換。
中には無い部品もあるので、それは交換しませんでしたが
特にトランジスタ、コンデンサを中心に交換しました。
DP-3000を組み立てて、レコードを聴きながら、今度はDP-80
を部品交換。DP-80はダメモトでやってましたが、やはり
例のトランジスタが悪かったのか、それ以来回転異常が
出なくなりました。

現在は、気が向くとDP-80とDP-3000を取り替えて聴いて
楽しんでます。
そのうち、キャビネットとアームを購入しようかなとも
思ってますが、置き場が無いのが現状です。

DP-3000もDP-80もまだまだがんばって貰えそうです。


私のオーディオ紹介

2007-08-30 | オーディオルーム
去年の春から夢中になっている、オーディオですが
ここで、私のシステムをちょっと紹介しようと思います。

・アナログプレーヤー
 DENON DP-3000 / DP-80 キャビネット DK-2000
 ※DP-80は改造品で、砲金のターンテーブルシート(かなり重い)
  が乗せてあります。
 トーンアームは FR-45 DK-2000ツインアーム仕様なので
 できればロングアームを一本欲しいところですが、金銭的余裕が無くて
 いずれ手に入れようと思ってます。
 キャビネットが1つしかないので、DP-3000とDP-80を乗せ変えて使ってますが
 現在はDP-3000がメインになっています。

・使用カートリッジ
 DENON DL-103(MC型)
 DENON DL-102(MC型モノラルカートリッジ)
 CORAL MC-8(MC型)
 AudioTechnica AT-F3(MC型)
 Stanton 681EEEⅢ
 SHURE Me75ED
B&O MMC 20E

・オープンテープデッキ
 AKAI GX-400D Pro 2Tr38 10号リール GXヘッド

・CDプレーヤー
 DENON DCD-QSA500(SACD対応)
 Maranz CD-94Limited

・プリアンプ
 エレキット TU-875 (フォノアンプとして使用)
 LuxKit A3032
 ビクターラボラトリ P-L10 ※現在休眠中

・真空管パワーアンプ
 E130L プッシュプル(サウンドパーツ製)
 VT-63(46) プッシュプル(自作)
 TU-879S 8417(6GB8)シングル(ELEKIT製)改造品

・真空管プリメインアンプ
 300B シングル (ICL(現ソフトン) 1-300Bを改造)

・トランジスタパワーアンプ
 TORIO(KENWOOD) L-08Mモノラルアンプ
 ※現在休眠中

・トランジスタプリメインアンプ
 サンスイ AU-D607X ※故障中

・スピーカ
 TANNOY STiRLiNG TWW
KEF RDM-two

CDが出た時は、その澄んだクリアな音に感激し、
持っていたレコードは売って、CDに変えてしまいました。
今になって、なんと馬鹿な事をしたと後悔しております。
今では名盤となって、価格も高騰している盤も当時は
何枚か持っていたのに、残念で仕方ありません。
現在は中古レコードの販売があれば、出かけて行って
当時売ってしまった盤や名盤などを買い集めています。
ようやく200枚ほど溜まってきました。

当時は高くて買えなかった、プレーヤーも手に入り
改めて聴いてみると、やはり高級プレーヤーや名機
と言われる物は凄かった~。まったく別のレコードを
聴いている様です。ノイズがほとんど出ないし、
全く表情が違う音に出会えて、またまた感激。

私のオーディオの紹介はこんな所ですが、
プレーヤーやアンプは、それなりに手を入れてまして
その苦労したところなどを、少しずつ紹介してみたいと
思います。
現在はデジタルアンプなるものが主流みたいですが、
真空管アンプ(私としてはシングルをお勧め)
とレコードの組み合わせを楽しんでおります。
何十年も時代を逆戻りした感じですが、レコードは
現在も少量ですが製作されています。最近では、
矢野沙織さんのレコードを買いました。
また復刻版で、ヘレンメリルを一枚購入しました。
針も種類はだいぶ減りましたが、DL-103などは現在も
作られております。しばらくは、アナログの世界に
どっぷりと浸るつもりです。