ギター弾きのひとり言

ギターと音楽が趣味の私のひとり言を気が向くままに書いています。

毎日修理・・・

2008-02-27 | オーディオルーム
私の使用しているオーディオ機器は古いものが多いので、ここに来てあちらこちら
不具合が出始め、毎晩色々と修理をしております。決して嫌ではございません。
楽しんでやっております。先日のVT-63(46)PPアンプのメンテナンスから始まって
一昨日は、アナログプレーヤー(DENON DP-3000)のSTOPスイッチがチャタリングを
起こして、リレーがカチカチッとなり、うまく停止できない事が有ったので、接点を
磨いて修理しました。
昨晩は、CDプレーヤー(マランツ CD-94Limited)の駆動ベルトが滑り、ローディングが
できなくなったので以前このブログでもご紹介しましたが、ベルトを少し切って
ゴム用瞬間接着剤で繋ぐ方法でうまく復活できました。
また、先日改造したLUXKIT A3032のTUNER入力に先程修理したCDプレーヤーを接続
したところ、右チャンネルから音がでなくて、これも修理しました。
テスターで調べてみると、配線は間違っていませんでした。それからプリント基板
の半田などを見ていくと、有りました。セレクターの足が半田でショートしていま
した。このプリアンプを組立た方は、大量に半田を使用しており、山盛りになって
おります。半田吸い取り機でセレクター部のすべての半田を吸い上げて、再度半田
をやり直しました。今までTUNER端子は使ってなかったので、気が付かないまま
使っておりましたが、今回の事で、他の端子も全て点検し異常がない事が確認できて
良かったです。

作業中は私は必ず好きなJAZZを流しております。静かな状態で作業すると気持ちが
先行して意外とミスをしてしまいます。通電しながら調整や修理を行う時はもちろん
BGMは流しません。こうして、平日会社勤めの後、好きな事をやってストレス発散
をしております。

■作業中に流したBGM
ケニードリュー/ファンタジア

1. フライト・オブ・ファンシー
2. いつか王子様が
3. ウィッシング=ホーピング
4. 星に願いを
5. ファンタジア
6. ドリーム
7. ポルカ・ドッツ・アンド・ムーンビームス
8. チルドレンズ・ダンス

真空管アンプ、半年に一度は・・・

2008-02-25 | オーディオルーム
昨日久しぶりにVT-63(46)PPに灯を入れて、来生たかおの古いベストアルバムを
聞きはじめたところ、どうも右側に音が片寄っている感じがして、きちんと
リスニングポイントに座って聞いたら、やはり右に偏ってました。あれ?故障かな?
と、左チャンネル用のドライバー管(76)の袴を持って少し動かしたら、ザザッという
ノイズと共に音が大きくなったり小さくなったり。。。これは真空管のピンとソケット
で接触不良が起きてるなと思い、電源を切って真空管が冷えるまで待ちました。
そう言えば、最近このアンプは手入れをしてないなぁと思い、メンテナンスを兼ねて
裏蓋を開けて中の埃を掃ったり、異常がないか点検しました。何気なく目に飛び込んだ
のは、黄色いコンデンサです。TOWAのフィルムコンデンサ?0.22uFが4個ついていま
した。先日Shizukiの0.22uFを間違えて買ってしまったのが使えます。少しホッと
しました。ただ、現状のこのアンプの音も気に入っているので、直接音に影響する
部品なので、今回は交換するのを止めました。他の部品に異常は無いか確認して
続いて、真空管ソケットの清掃です。やり方は、丸いヤスリの細かいタイプを使用し、
軽く2~3回上下させる程度です。強く擦ったりすると削り過ぎてしまうので、あくまで
も軽くです。本当は専用のブラシが市販されているので、それを使うのが望ましい
です。このアンプは10本も使っているので、結構根気が要ります。また、真空管の
足はティッシュペーパーに接点復活剤を塗布し、それでピンを清掃します。

接点復活剤は決して、真空管ソケットや真空管の足に直接吹き付けてはいけません。
真空管アンプは電圧が数百ボルトと高圧ですので、場合によっては接点復活剤が
導通を引き起こし、思わぬ事故や故障に繋がる事があります。

最後に、真空管のガラスも柔らかい布で軽く乾拭きしてメンテナンス終了です。

メンテナンスが終わり、再び電源を入れました。真空管が温まるまでしばらく
待って、先程の来生たかおのCDを再生しました。今度は、ヴォーカルがバッチリ
センターに定位しております。そればかりか、音の厚みが増し、レンジも更に広がり
更に解像度も良くなりました。試しに、ノイズの出たドライバー管(76)を動かしても
今度はザザッというノイズは全く発生しませんでした。

真空管のソケット、ピンのクリーニングは少なくとも半年に1回程度は行うと
良いと思います。また、簡単に済ませたい場合は、真空管を少し持ち上げで
差し込むという動作を2~3回するだけでも効果はあります。
※その際、MT管以外の袴(ベース)がついたタイプはかならずベースをもって
行ってください。ガラス部分を持って上下させると、接着材がはがれて空気が入って
高価な真空管が使い物にならなくなる事があります。また、必ず上下に動かすように
してください。ガイドピンのある物ですとガイドピンが折れてしまう事があります。
心配であれば、オーディオショップ等に依頼すると良いでしょう。

■来生たかおのCD
来生さんの歌声を是非真空管アンプで聞いてみてください。
あのエレガンスな歌声が、より艶やかにまた温かく聞こえてきます。
しかもここにご紹介するアルバムに収められている曲は40~50代の方でしたら、
殆どご存知の曲ばかりではないでしょうか。懐かしい曲ばかりです。
(最近では徳永英明さんがこの中の何曲かをヴォーカリストと言うアルバムに
収録しております。こちらもお勧めです)

◎アルバムタイトル
 Goodbye Day~タカオキスギ・グレイテスト・ヒッツ

1. 浅い夢
2. 夢の途中
3. セカンド・ラヴ
4. マイ・ラグジュアリー・ナイト
5. 灼けた夏
6. 白いラビリンス(迷い)
7. ねじれたハートで(デュエット:桃井かおり)
8. 気分は逆光線
9. 楽園のドア
10. シルエット・ロマンス
11. はぐれそうな天使
12. サイレント・メモリー
13. オラシオン~祈り(デュエット:斎藤由貴)
14. 語りつぐ愛に
15. グッバイ・デイ

LUXKIT A3032 改造完了!

2008-02-23 | オーディオルーム
LUXKIT A3032 の改造が終わりました。
早速音だし。。。やはりカップリングコンデンサの交換は音が激変します。
いままでとは全く違い、レンジがグーンと広がり、スッキリとしてベールが
一枚剥がれた感じです。また解像度も良くなり、今までのプリアンプ不要という
自論はすっかり無くなりました。
Shizuki(指月)のメタライズドポリエステルコンデンサは、賛否両論ありますが
値段が安くて、音も好きな傾向ですので結構気に入ってます。もう少し上の音を
必要とする場合はASCかアムトランスあたりを使います。

ここで今回の失敗談(笑)
実は、部品を発注する時に規格を間違えて発注してしまいました。
いざ交換しようと部品を外したら、アレ?やけに大きさが。。。
0.02uFの筈が0.2uF。。。注文書を見たら0.2uFを発注していました。
0.02uFは一番数が多くて6個使ってありました。
翌日再発注しようとしたのですが、Shizukiのメタライズドシリーズ
には0.02uFは見当たりません。仕方ないので、今回はMMCのメタライズド
ポリエステルを使いました。そんな関係で完了までに日数がかかってしまいました。

部品交換が終わった事でひと段落。
じっくり聞いているうちに、ふと以前から気になっている部分を思い出しました。
普段滅多にやらないから忘れてましたが、このプリアンプはボリュームが半分
以上になると、ジーーーというノイズが出るのです。
今回の作業でその部分が改善されていればいいなあと、ボリュームを上げてみると
ジーーーという音が聞こえてきました。残念ながら改善されていませんでした。
それから、本腰入れてこの問題を解決することにしました。
落ち着いて、内部を眺めてみます。まずはアースに関係する部分に半田ごてを
当てて補正を行いました。続いて、フラットアンプ、バッファアンプ関係の
電源部の電解コンデンサを交換しました。交換と言っても手持ちがないので
ちょっと遠いですが松本市にある部品屋さんまで買いに行って来ました。

さて、電源を入れてみます。しばらくしてボリュームを最大にした時、あれ?
パワーアンプの入力ボリュームが絞ってあるのかな?と思い確認してみると
最大になってます。治ったぁ・・・と言う思いより、もしかして音が出ないのではと、
CDを再生してみます。ちゃんと音がでました。。。それからCDを止めて何度も
ボリュームを最大にしたりしましたが、最大時にかすかにハム音が聞こえる
程度で、とても静かになりました。

これでLUXKIT A3032の改造と修理は無事終了です。
あとは、部品がエージングされれば、もう少し音が良くなるではと期待してます。

さて、次は何しよう・・・

LUXKIT A3032 改造開始

2008-02-20 | オーディオルーム
プリアンプ LUXKIT A3032の改造を始めました。どんな音になるか楽しみです。

今回の改造は、古いフィルムコンデンサをメタライズドポリエステルフィルム
コンデンサ(おなじみ、指月の黄色いのです)への交換です。
真空管ソケットの清掃とプリント基板のヤニ取り清掃。
それから、兎に角半田の量が半端じゃないので、できれば半田をいったん吸い取って
再度はんだ付けしようかなとも思ってますが、かなり根気の要る作業になりそうなので
どうしようか迷ってます。

昨晩は、真空管ソケットを半田吸い取り器と、半田吸い上げ線を使用し
すべて取り外しました。それから、ソケット内部を細いヤスリで少し磨きました。
真空管ソケットの接触不良は意外とノイズの発生源にもなるみたいです。

前回、この部分は半田をやり直したのですが、30年以上前のしろものなので
当時の半田が良くなかったのか、ヤニが湧いてきて汚くなっていたので、
思い切ってソケットを取り外してプリントパターンに付着したヤニ取りを
する事にしました。専用のクリーナーを注文してあり、明日届く予定です。

それで、真空管を取り外す時に気がついたのですが、プリントパターンが
剥がれてソケットの足がぐらついているのが何か所か見つかったので、その修復も
しなくてはならなくなりました。

今回は腰を据えてじっくりとやる覚悟ですので、昨晩はこれで作業終了です。

本日、コンデンサが届いたので、コンデンサの交換を行おうと思います。

組み合わせ次第で・・・

2008-02-13 | オーディオルーム
LUX-KIT A3032のセレクターが接触不良となり、ノイズが出始めたので思い切って
メンテナンスを行いました。余り使いたくないけど、セレクタースイッチを分解する
のも面倒でしたので、簡単に接点復活剤を使用しました。
しばらく、中身を眺めてコンデンサ類を変えればもっと良くなるかなあなどと
思いながら蓋を閉めました。

テストを兼ねていつもはこんな使い方はしないんですが、300B(Model1-300B)に繋げてみ
ました。A3032にCDのみ接続して、音がちゃんと出るかどうかの確認をするだけの予定
でしたが音が出た途端、おっ・・・なかなかいい音してるじゃないと思い、セレクター
の接触が治ってるかどうかの確認も忘れて聞き入ってしまいました。
今まで余りこれと言って良い音がするプリだとは思わなかったのですが、接触が
良くなったのか、それともこの組み合わせが良いのか、深みがあり、変な癖もなく
全体に音の厚みが増して何とも心地よいのです。そうなると、また色々とやって
みたくなって、今度はTU-875のRECOUTをA3032のAUXに入れて、レコードを再生
してみました。この組み合わせもまた良くて、A3032に内蔵のフォノを使うより
遥かに良いのです。やはりTU-875のフォノイコライザーはただものでは無いと
思いました。

あと、ボリューム調整ですが、色々やってみましたが、300Bアンプのボリュームは全開
にしておいて、A3032で調整するのが最も良い感じです。当たり前かw

私はプリアンプは余り使いたくない主義だったので(フラットアンプだの
バッファアンプだの回路が複雑になればそれだけ信号が劣化するような気がして)
Model1-300Bのような入力ボリュームが付いているアンプにプリを繋ぐなんてことは
全く考えてもおりませんでした。ところが、今回この組み合わせをしたことにより、
今まで物足りなかったパワー感もしっかり出るようになり、Model1-300Bの不満な点
をこのプリとの組み合わせで解決できました。

最終的に・・・こんな使い方になりました。
A3032にTU-875を2台入力、片方のTU-875のプリアウトはTU-879Sにもう一台の
TU-875の出力は46プッシュプルアンプに、A3032のプリアウトをModel1-300BとE130L
プッシュプルにA3032のRECOUTを2台のTU-875に。。。但し、気をつけて操作しないと
ループしてとんでもない事になるので要注意です。

8417(GE)とKT66(GEC)

2008-02-08 | オーディオルーム
たまには気分転換と思い、TU-879Sの8417をGEC製KT66に交換してみました。
電源投入後30分程してから、聞き始めましたが、中高域が綺麗だなぁと思いながら
聞いてました。そのうちに、どうも疲れてしまうんです。ソースがCDのせい?
いやぁ、いつもの8417ではそんな風に感じた事はありません。何だろうと思って
よくよく聞いてみると、中高域が明るいのはいいのですが、ちょっと硬めなんです。
これはエージングをしないとダメかなぁと思いながら、再び8417に変えてみました。
同じCDを再生すると、違いがハッキリとわかります。中低域の押し出してくる感じが
何とも言えず、中高域は若干艶が乗りますが、悪くはなくて、しばらく聞いてましたが
疲れる処か、聞き入っていました。8417と東芝6B-B8を比較してみますと、私は
8417の音の方が好きです。
そう言えば、6L6GCの音をしっかり聞いた事が無いので、いつか6L6GCもしっかり
エージングしてから、聞いてみたいと思います。

久し振りにバンド練習

2008-02-05 | ひとり言
立春を過ぎたというのに、毎日寒い日が続いています。
また3日の節分の日は久し振りに大雪になり、朝から雪かきに追われました。
午後は雪がまだ降り続いていましたが、そんな中バンドの練習が予定されて
いたので、出かけてきました。

バンド名は特にありませんが、たまには集まって音を出しております。
このバンド、私以外は全員30代ということで、長時間になってくると一人だけ
体力がもたなくなってきています。
バンド構成はギター×2、ベース、ウィンドという4人です。
ただ、私ともう一人のギターはドラムを担当する時もあります。

私とベース(最近入ってきました。なかなかのテクニシャンです。)はそこそこ
譜面を追えるので、数回合わせれば弾けるのですが、他の二人は初心者なので
事前にしっかり個人練習をしているみたいです。

今回渡された譜面は、GreenDayと言うグループのPoprocks & Cokeという
曲でした。ヴォーカルの代わりにウィンドがメロを担当してます。
ドラムは打ち込みです。家ではもっぱらジャズ、ブルースが中心なので
たまにはこういう毛色の違った曲も楽しいですね~。
バンドはしばらくはGreenDayをやる事になるのかな?

XP SP3(RC版) Vista SP1(RC版)について

2008-02-01 | コンピュータ
WindowsXPのSP3(RC版)およびWindowsVista SP1(RC版)が公開されています。
私のホームページのコンピュータメニューにリンクが張ってあります。

MaruchaWorld

WindowsXP SP3(RC版)をインストールしてみました。
10%速度が向上するらしいのですが、実際にサクサク感があります。
何故今頃?とも思いますが、WindowsXP SP3の正式リリースは
Windows Vista SP1の正式版がリリースされてから3ヶ月後らしい?です。

■ウィルスバスター2008でのトラブル
WindowsXP SP3(RC版)をインストールすると、ウィルスバスター2008の初期の
バージョンがインストールされていると、ウィルスバスター2008が起動しなくなります。
現在、トレンドマイクロ社にて暫定版バージョン16.05.1015が出てますので
アップデートすることで、起動するようになりますが、パーソナルファイヤー
ウォール、無線LAN監視、不正変更の監視機能が使えなくまります。
これは、WindowsVistaSP1(RC版)でも同様ですが、WindowsVistaSP1の正式版
リリース時に完全対応させるとの事です。

詳しくは
トレンドマイクロの発表