ギター弾きのひとり言

ギターと音楽が趣味の私のひとり言を気が向くままに書いています。

CD94 Limited

2010-06-22 | オーディオルーム
古いものついでに・・・


CD94Limited (Marantz-1987年) まだまだ完璧に動作しています

DAC     16ビット4倍オーバーサンプリング L/R独立2DAC
      フィリップスTDA1541マルチビットDAC
フィルター 3次ベッセルフィルター
周波数特性 2Hz~20KHz
ダイナミックレンジ 96db
S/N比    104db

私が初めて買ったCDプレーヤーは同じくMarantzの CD-34でした。
この機種も知る人ぞ知る名器で、価格は当時59,800円だったと思いますが
アルミダイカストボディーを採用し、この価格からは考えられない
作りの良さでした。ただ一つ、LINE出力ケーブルが直出しの
RCAピンコードというお粗末な物でした。
ですので、当時CD-34を購入した方はこのケーブルを太いケーブルに
交換したり、ボディーを改造して、ピンジャックを取り付けたり
したのではないでしょうか。実は私も当時流行ったLC-OFC(直線結晶無酸素銅)
に交換して使用していました。
その後、何機種か発売されましたが、CD-34のコストパフォーマンスに
叶う機種は無かったと思います。
その後、高級志向で登場したのが、このCD-94Limitedです。
DACにフィリップスTDA1541マルチビットDACを採用し、マルチビット
ならではの元気の良いサウンドを聞かせてくれます。

昨年まで、ベルトが滑ったりしてそのベルトを切り詰めて
補修しながら使用しておりましたが、最近オークションでCD-94用の駆動ベルト
セットが出品されているのを知り、早速取り寄せて交換。
完璧に動作しております。

この機種には光と同軸のデジタル出力が備わっているので、
DACの違いによる音の違いも楽しんでいます。

CDプレーヤーはもう一台 DENONのDCD-SA500(SACD対応)も使っていますが
こちらは若干回転音がしたり、トレイの開閉が遅かったり、
また再生までのタイムラグがあったりと、音はいいのですが操作感が
いまいち。それに比べると、CD-94はトレイもサッと開きサッと閉じて
読み込みもほぼ瞬時で、すぐに再生できてとても軽快なため
メインで活躍しています。




P-L10 (Victor Laboratoryシリーズ)

2010-06-11 | オーディオルーム
前回の記事に登場した、ビクターのラボラトリシリーズのプリアンプ
P-L10(1981年製、当時定価25万円)です。

光沢のあるウッドキャビネットが高級感を更に高めます。
このアンプの特徴は、ビクターが開発した独自のGmプロセッサーにあります。トランジスター
本来の特性である電流増幅機能を生かした電流増幅回路で、信号電圧を電流に変換して
増幅し、再度電圧化して送り出すという原理になっているそうです。

PHONO入力は2系統で、片側はハイゲインMC、もう片側はローゲインMCカートリッジに対応
インピーダンスも三段階で設定可能で、まだレコードが主流だった頃としては
贅沢な機能になっています。

音は本当に素直で癖があまりない、上品な音がします。
電源もちゃんと入りました。多少ボリュームにガリが有りましたが、まだまだ十分に
使えるアンプです。


ウッドコーンスピーカー

2010-06-08 | オーディオルーム
先日、ヤマダ電機に行った時店内をぶらぶらしていて
ふと目に止まったのが、ウッドコーンスピーカでした。
以前からどんな音がするんだろうと、気になっていたので、早速試聴させて
もらいました。9cmフルレンジと小ぶりなスピーカからは想像できない
豊かな低音にまずはびっくりしました。
そしてこれは潜在意識かも知れませんが、ギターやピアノ、ヴァイオリン等の
音がとてもリアルでした。もちろん管楽器やヴォーカルなどの表現力も
素晴らしいです。
中の吸音材もメイプルを使うなど、木への拘りがこのスピーカから出る音に
感じられました。一台有ってもいいかなぁと、欲しくなってしまいましたが
財政難の為、ぐっと堪えて帰ってきました。

ビクターはかつてはJBLのユニットを使用するなど、なかなか良いスピーカー
を発売していましたし、今は無くなってしまいましたが、
ビクターラボラトリーという高級オーディオの専門会社もありました。
私は真空管アンプにハマる前は、ビクターラボラトリーのP-L10というプリアンプを
使用しておりました(今はラックの中で眠っていますが)。とても上品な音のする
プリアンプでした。特にピアノの音が良かったです。
たまには、電源入れてあげなくちゃ(^^ゞ

またレコードやCDのソフト面でもビクター(JVC)レーベルの音作りは
結構ファンだったりします。K2シリーズのCDも結構集めました。
今はK2HDになっていますが、残念ながらまたK2HDのCDはまだ一枚も
持っていません。一度聞いてみたいです。
CDも最近は他にもHQCDやSHM-CDなど通常のCDプレーヤーで再生できる
高音質CDが続々と出てきています。