組織と正当性
正当性は組織においてとても重要な要素である。正当性は血統やそれまで就いていたポスト、カリスマ性などの表面的要素やそれまでの実績などで決まる。中にはやむを得ずして(積極的にいえば、うまく時流を掴んで)ポストに就いた者もいる。私は当時置かれた状況からやむを得ずしてサークルの会長になった。正当性の有無はその運営組織のまとまり(司令部)の強度に影響を与える。正当性のある集団は団結力がある。逆に正当性のない集団はまとまりがないため、決断力に欠ける。私は後者だった。正当性を得ようと、多くの部員から意見を聞いた。そして、あらゆる努力を惜しまなかった。結果的には正当性のようなものを得ることができた。正当性を得るためには「部員からの信頼」「同期からの信頼」「自己に対する自信」を目に見える形で実現することが必要である。部員や同期から自発的に協力させることである。そして、自己に対しては気を抜かずリラックスする(=適度に緊張感を持つ)ことが必要である。私はもう少し自分に自身を持つべきだったと考える。
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