gooブログはじめました!散歩写真の達人 石ちゃんのフォトエッセイ ーーー30年の私写真散歩 少しずつお見せしましょう。

「東京原色図鑑」散歩とスナップ写真1万点。
80年代の東京も。大好きな写真家に、濱谷浩、石元泰博、森山大道氏等。

カメまんだらだら石ちゃん散歩 青春の歌といえば、……

2016年03月06日 | 散歩 余暇 趣味 健康 デジカメ
青春を彩った歌といえば、色々挙げられますが、

中学生の頃なら、

1960年台前半、

ちょうど日本にアメリカのポップスが大量に入ってきた頃で、
いくらでも曲名を挙げられるでしょう。

でも、アメリカのモノマネは、やがて長じるにつけ、飽きてしまい

今は懐かしの音楽として記憶されるだけで、バーイ。

何事も、創成期はモノマネから始まるの例えに忠実な60年代J ポップス。

一人アーテイストを挙げよと言われれば、中尾ミエさんでしょうか?
可愛かった、キュートなんていう言葉があったでしょうか?


ぼくが初めて買ったアルバムは、高校生の頃かなあ、
アニマルズ でしたね。

朝日のあたる家、他。

ジャケットのフォトを今でもはっきり覚えております。

ボーカルの人の最近の音楽活動をネットで見て、
ううむ、複雑な気持ちでしたね。年を重ねるごとに
声が出なくなるのは仕方がないのでしょうが、
ファンは、オリジナルをいつまでも覚えているものです。


森山加代子さんという歌手がいて、今この人の曲を聴くと、
良いんですねえ、不思議です。オリジナリティにあふれているような
伸びやかな歌いぶり、とっても良いです、好きです。
懐かしのメロデイに出てきてほしい歌手の方ですね。

さて、高校生の頃は、あまり音楽を聴いていなかったような気がします。

街で、本屋さんがレコードも売っていて、そのレコード売り場に可愛い少女が一人いて
勝手に懸想していたように思います。もちろん振られたけれども。

1960年台後半、まさに日本に歌謡曲が大ブレイクするマグマが噴出していた頃です。

北原謙二という歌手が懐かしいですね。日本で唯一のノンブレッシング歌手、
妙に心が惹かれる歌い方でした。もうお亡くなりになっているようです。

エレキギターブームが巻き起こり、ベンチャーズ、加山雄三などに聴き入った思い出。
加山若大将は、いい曲が幾つかありましたよね。今なら考えられないけれど、
市川染五郎という歌手もいて、いい歌を作っていたなあ、……

でも、音楽をはっきりと対象化したのは、大学生になってからでしょうか。

初めて、森山良子の 『禁じられた恋』という曲でしたか、あの高音の美しさには参りましたね。
フォークソングはどちらかといえば好きではなかったと思いますが、
当時フォークゲリラ という反戦運動が全国をあっという間に席巻し、その中で、
岡林信康を知って、この人には大いに影響を受けましたね~~
第一に強いメッセージの歌手だと理解しますが、そんなことを超えて歌の上手い人という印象でしたかねえ。


音楽の上では、面白い時期を通り過ぎてきたことと思います。
有難う、と言いたい気持ちでいっぱいです。




写真・文 石郷岡 まさを