なつかしの歌謡曲、大好きなのん。
いつもパソコンに入れてある音楽を、ふとした弾みからヘッドフォーンで聴いてみたら・・・
わたしゃぁ嬉しさのあまり藤圭子、一晩中音楽を聴いて過ごしましたよん。
北島三郎、森進一、藤圭子、八代亜紀、
ムカシ過ぎて分からんと言う人の為に、若手で言うと 島津亜矢、この人上手いねえ。
なに、島津亜矢も分からんですと?
ううむ、それでは、都はるみ、おっともっと前の時代の人でしたか・・・
とにかく音楽という趣味に関しては、ひたすらぼくは30年前は当たり前、
下手すると40年前の歌が大好きなんですねえ。
青春時代には、音楽なんてそんなに聴いてこなかったのに・・・
むしろ流行歌とか、歌謡曲、演歌の類は莫迦にして聴かなかったような気がします。
それが年取って、30年、40年後にぼくの中で甦ってくるのですね。
この心の働きってなんなのでショー?
森進一、港町ブルース
ある時に、You Tubeで聴いていたら、若い人の感想に、これ、ブルースじゃん・・・
みたいな書き込みがあって、嬉しかったなあ。
そうなんですよ、ぼくら西洋の音楽にあまりにも価値を置きすぎて、青年時代のぼくが
そうだったようにか、シカゴブルースやらロックやらあちらの音楽には一目置くけれども
それぞれの民族には、それぞれの音楽があるという当たり前のことに気がついた・・・
ぼくなのでした。
だから、ぼくは、フォークシンガーの岡林信康だって、昔から大好きだったし、今でも尊敬していますよ。
それと同じくらい、北島三郎だって、胸に沁みるうたを歌っているなあと思うこともあるん
です。一例を挙げると、『漁歌』という歌を聴いたこと、ありますか。
大好きな歌はそんなわけでいっぱいあるんです。
そしてそれらを外に出るときは、ちっちゃな携帯音楽プレイヤーに入れまして、イヤーフォンで聴くことが多かったのです。それをある日、大きなヘッドフォーンで聴いてみたら、なんとびっくり、ホントに驚きましたん、ものすごい音になるんですよ。
其れで、PCの中の音楽をヘッドフォーンで聴いてみよう、と思い立ったわけなんですね。
しばらく、暇つぶしは音楽で・・・行こう。
40年以上前の音楽にも、
子供の頃ちょっぴり聴いた記憶がある音楽にも すばらしい音楽がいっぱいあるのですね。
三橋美智也、「東京五輪音頭」を最初に天皇陛下の前で歌ったのも、三橋美智也さんだったらしいんですね。化粧コテコテの三波某さんの歌かと思っておりました。それからもう少し前の・・・とにかくあの頃、昭和の時代には歌手というかたがたがビックバンドを従えて綺羅星のように国民の心をしっかり捉えていたんですねえ、歌で。
いいなあ、音楽が国民の暮らしにしっかり息付いていたんだなあ。
そんな時代をちょっぴりと経験したぼくは、30~40年前の音楽を聴くことは、自分の歩いてきた道を思い起こすことでもあるんだなあと今さらながら思う2016年の秋なのでした。
フォト・文 石郷岡まさを