gooブログはじめました!散歩写真の達人 石ちゃんのフォトエッセイ ーーー30年の私写真散歩 少しずつお見せしましょう。

「東京原色図鑑」散歩とスナップ写真1万点。
80年代の東京も。大好きな写真家に、濱谷浩、石元泰博、森山大道氏等。

カメ漫だらだら石ちゃん散歩 ジャズを好きになったのは、児山紀芳さんのお蔭。

2019年12月23日 | 散歩 余暇 趣味 健康 デジカメ
今年も、いろんな方がお亡くなりに。
宮澤賢治の関係の方でも、残念ながらお亡くなりになった方がいらっしゃいます。
春にはお会いすることになっていたのですが・・・
最高に楽しみにしていたのですが。

急でした。

来春の1周忌の前に、お墓参りに行くつもりでおります。

それに、ぼくがモダンジャズを大好きになった、その影響を受けた方がやはり今年お亡くなりになりました。児山紀芳さんです。

雑誌はまあチラホラとみる程度だったのですが、なんといっても、新宿西口の山水のショールームスタジオでやっていた、会が良かったですねえ。児山さんという人間の優しさが、ちょっとした一言に出ているんでしたねえ。

実はその後、80年代後半にニュウヨークの街中で、たしかセントラルパークのすぐ前の道でお見かけし、お声をかけたのです。一人の若者の、40になる前でしたからぼくも若くって無遠慮でした、・・・あっ、児山さんだ、とばかりにお声をかけたのですね。きちんと応じていただきまして、ほんとに失礼な奴だったのですね、ぼくは。マイルスの、ラウンドミッドナイトの曲で始まる、某放送局の番組も本当に良かった。三輪洋子をゲストに招いた時など、舞い上がって喜びましたもの。

ああ、そう、作家の橋本治氏も、お亡くなりになったのは今年ですか。バカでした、読んでみて素晴らしい本を何冊も、何冊も書かれていらっしゃったのですね。まったくバカでした。どうも、東大闘争後の、学園祭のポスターのコピーが頭にあって、・・・ものすごい優秀な作家を失いましたね、日本の言論界は。

冒頭に書いた、賢治関係の方とは、ここにお名前を書けないのが残念なのですが、素晴らしく笑顔が素敵な方でした。年賀状欠礼の挨拶が舞い込みまして、愕然といたしました。会いたかった。
嗚呼、なんということでしょう。

どうか、安らかにお眠りください。

写真・文 石郷岡まさを